保育園、ケロは今日も張り切って30分早く登園。私は図書館の開館を待って図書館へ。児童書コーナーで座って1冊読了。
その後、外で昼を食べた後から「そういえば某身内に布地をいっぱい貰ったんだった」と裁縫本を借りにまた図書館へ舞い戻り。ケロのお姫様ドレスの作り方も色々見たけど、実用性に傾くか、コスチュームとして思いっきりフリフリにするか、まだ心が決まらない。この前GAP KIDSで見たワンピースの、裏地にチュールをつけてスカートをふくらませるアイデアは頂きっ、と思っているんだけど。通りすがりのラブ&ベリーが着てた3段フリルの縁に白レースのドレスっていうのも(ゴテゴテするけど)ケロは喜ぶかもしれない。うーん。
ノエル・ストレトフィールド「バレエ・シューズ」(2006-127)
昔読んだ本だと思ったら違った。(ルーマー・ゴッテン「トウシューズ」と混同。)ロンドンのクロムウェル・ロードにある大きな家で化石を集めるガムが、化石の代わりに次々と収集してきたのが赤ちゃん。ということで3姉妹となった赤ちゃん達が、フォッシル(化石)という苗字を名乗って自分達の名を歴史に残そうと奮闘。 バレエはお金もかかるけど、この前読んだルーマー・ゴッテンの「バレエ・ダンサー」でもこの本でも、役がつけば12歳から(この本当時?)お給料が支払われて労働として認められるというのがみそ。家族のために働く姉妹達なのでした。 原作者は貧しい牧師の娘として苦労してきたらしいので、一部は自分がこうやって家族を支えたかったという願望なのかもしれないが、昇華されたこの作品は楽しいものになっている。ネズビットの「宝さがしの子供たち」もそうだけど、イギリス児童文学では「貧乏」「自活」がうまく扱われているなぁと感心。 あと、オーディションに備えて毎回絹布を何ヤールも買ってきてドレスを仕立てるところは胸躍った。
フリッツ・ライバー「妻という名の魔女たち」(2006-128)
Y/Gさんお勧めのFT。主人公の揺れ動く気持ちが、「隣のアボリジニ」のエピソード同様のゆらぎで読ませる。私はうといけど、魔法を使っているかどうかはともかくとしても妻たちが何かしているのは一部の社会では間違いないんだが。
|