某身内から電話がきて、ケロが色々喋って長電話。電話の途中でケロがいきなり「びぇぇぇっ」と鳴きだしたので「めーめーさん(山羊)の真似?」ときくと「べべべんちょ(七面鳥)」という。保育園の移動動物園で七面鳥に追いかけられた体験があるためか非常にリアル。面白いので何度もやらせてたら自分でも途中で笑い出してた。
ケロの集中力は長く続かないので電話の途中であっちこっち遊びに行ってしまうのだが、「ケロもしもしするー?」と訊くと「いま、おせんべ焼いてるの」と断られた。この間ケロハウスを解体して作ったワイヤーネットの棚の前に座って鉛筆を2本持っているのは、網の前で箸を持って焼いているごっこらしい。そういえばこの間TVで手焼きせんべい見た見た。
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ミニカーとえんぴつを持って「いま、(ケ)ちゃん直してるから」とか言うのを見て、今が開け時かと思い、隠しおもちゃの木製ツールセットを出してあげた。作業台にのこぎり、釘ととんかち、定規、直角定規、ペンチと穴の開いた板が数枚とボルトナット。全て木製。それはもう大喜びでしたとも。私も一緒に楽しませてもらった。こういうの子どもの頃に持ってたら楽しかっただろうな…ってケロのおもちゃは自分の中の子どもに買ってあげてる節があるな。
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小西行郎さんの本を何冊かまとめ読み。「赤ちゃんと脳科学」(2006-080)で「そうか、やっぱり早期教育はやめておこう」とか『赤ちゃんは右肩上がりの成長をすると信じることは出来ない子どもを受け入れないことに繋がる』という話に改めて気を引き締めたりしてたが、久保純子さんとの対談「親ごころ」(2006-081)では「意外と家では育児分担してなかったらしいぞ」とか「父親と母親の役割分担っていうのはずいぶん保守的な発言ですこと。父親だけとか母親だけとかの家庭では役割分担ありませんからっ!」とか思ったりもした。
また自分の着物熱が少し冷めると、子どもにあれしてあげたいこれしてあげたいっていう子ども熱が出る訳だな。いつもこうだとケロが大変だから、適当に着物熱も出たほうがいいのかもしれない。
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