いいことあった
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2005年09月01日(木)

東証、年初来高値を更新=4年2カ月ぶり水準 (共同通信)
一般道で時速80キロまでOK 全国初、宇都宮北道路 (共同通信)
採択率0・4%どまり つくる会中学歴史教科書 (共同通信)
クラゲ情報>北上の大型集団、秋田県沖に到達 水産庁発表 (毎日新聞社)

昨日のニュース
「毎日かあさん」論争、表現の自由か教育的配慮か(読売新聞)

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ケロがきらきら星の歌を「きいろきいろ」と歌っていたらしい。星は「きら」なんだけど。

ホテイアオイの花が咲いた。たまたまコンビニのレジの情報で「今日の花 ホテイアオイ」だと知った。あら偶然。

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家人がマンションの管理人さんに頼んで防犯ビデオを確認したら、茶髪のあんちゃんが早朝に自転車でやってきて、迷いもせずハサミでカギを回し、自転車を置いてノーヘルでバイクに乗っていく姿が映っていたそうだ。さらにあとで自転車も取りに来たらしい。ご近所の若者が夏休み最後の悪行を働いたんだろうか。

ビデオをダビングしてもらい、警察に持っていったら「これ見たら捨てていいですか?」と言われたらしい。証拠物件がなくなる警察の話がニュースになってたけど、こういうことか。バイク泥棒(しかも被害額低)程度でそんなにしてたらきりがないのかもしれないが、普段警察のお世話になる機会が少ないので結構ショックを受けるわね。町の安全のためにはもっとほかにやる事が色々あるってことか。

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松井るり子「七歳までは夢の中−親だからできる幼児期のシュタイナー教育−(2005-129)
学陽書房(1994年7月)

アメリカのシュタイナー幼稚園に1年子どもを通わせた人の体験談。まるで理想郷のような場所だわ、シュタイナー幼稚園。ネットではシュタイナー教育をパーツとして取り入れている家庭の話をいくつか読んだし(多いのはウォルドルフ人形を作った人の話だ)、シュタイナー教育で使うアイテムについてはいくつか知っていたけれど、実践の様子は興味深かった。まぁ家で取り入れるとしたらたくさん抱っこするくらいだが。

中山治「親だけが伸ばせる知力・学力・人間力−早期英才教育と小学教育で失敗しないために−(2005-130)

(p.65)
…立派な企業のトップや科学者、技術者のなかにさえこの種のオカルト妄想科学の伝道師がいるのですから、子どもたちの「理科系離れ」を嘆く前に、われわれ大人たちの脳ミソの「理科系離れ」が相当深刻な段階に来ていることをまず認識するべきでしょう。
 私は、前々から日本人は閉塞感に襲われると現実から目を背けオカルト妄想の世界に逃げ込む、という悪い癖があると思っています。「困ったときのオカルト頼み」です。

1996年の本だが、ドーマン、シュタイナー、七田、公文式等を批判しつつ(私側から見ると)まともなことが書いてある。シュタイナーについては「教育の皮をかぶった宗教である」とか、違った教義への非寛容さはオカルト・ファシズムであるとか。私がシュタイナーで気になっていたのは、ややトンデモがかった部分を「この辺はやや難解だけど、シュタイナーの言うことだから理解できなくても受け入れよう」という姿勢の信奉者が多いことだったので、膝を打つ。だから皆「水への伝言」とか(ry
私がシュタイナー教育でいいなと思ってるのはおもちゃの選び方なので、そのへんだけ追っかけておくよ。

私がぼんやり考えていた「子どもの可能性を伸ばすためにはある程度の学力があったほうがいいが、未就学児は遊ばせとけ、そしてまずは健康第一」というような考えを後押しする本だった。作者の子ども達の優秀さの紹介には「へーすごいわねー」と棒読みしてしまったが、考えてみたら書いている人の子どもについての情報開示がある方が親切だし信頼できるんだろう。(書いてないこともあるのかもしれないが。)

でもこの本では中学から私学がお勧めらしいが、自分が高校から私学だったから高校からでもいいんじゃないかと思ったりするの。

B・プルードラ「ズンデヴィト岬へ(2005-131)
森川弘子訳 未知谷(2004年12月)

夢の図書館さんで紹介していた本。主人公が8歳の男の子であるけど、最後まで主人公の気持ちで読んでいた。きっと皆そうじゃないかな(と書きつつそうでない人もいっぱいいるのは分かってるんだが)。

教訓くさくなく、素晴らしい児童書だと思った。


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