いいことあった
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2005年07月02日(土)

シャンプーハット、使ってみたけど大泣きされた。泣く理由はないような気がするんだけどな。シャンプーで洗っている時は以前から泣き止んでたし、洗い流すところだけ苦手なんだと思うのだけど…。

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ケロはずっと風車に息を吹きかけて回せなくて、手で回していたのだけど、今日ようやくできるようになった。嬉しくてずっとふーふーしていた。

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通販で頼んでいたケロの木製レール、到着。完成写真を見ながら試行錯誤して組んだ。ケロは今までもおもちゃ屋さんで見つけると引き寄せられていたので、大喜びで遊んでいた。(が私も参加しないといけないらしい。)
今のところ列車をつなげて走らせることには興味ないみたいだが、橋やスロープの高低差でぴゅーっと走るのが楽しいらしい。よかったよかった。他のおもちゃの動物フィギュアを並べたら、鉄橋の上をキリンとかゾウが歩いてたが。

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昨夜から読んだ本。

安部公房「榎本武揚 改版(2005-103)
中公文庫(1990年2月)

以前にものすごく格好いい佐々木譲「武揚伝」を読んでいたので(あれは歴史小説というよりやっぱり冒険小説だったな)、こちらの榎本武揚は何かのメタファーのようだった。本人が当時のことを語らずに亡くなっているのでいかようにも解釈できるのだと思うが、榎本移民のことなど含めて想像するに、旧幕派の身のふりかたを真剣に考えていたのじゃないのかな。ただ先進的すぎて周囲には色々理解されなかったんじゃなかろうか。

三砂ちづる「オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す(2005-104)
光文社新書(2004年9月)

著者なりの危機感とか義務感とかがあって書き下ろしたものだろうし、言いたいことが分からなくもないんだが、いかんせんあまりにナイーブな発言が多すぎて(提言の内容がそもそもナイーブだし)、個人のブログならいいんだけどむにゃむにゃ。研究者というのは当然自分の勘を信じて研究をしていくのだろうし、そのひらめきは大切なんだろうと思うけど、「自分はそう思う」ということを書き連ねていくだけじゃなぁ。…話題になったことで著者の目的はある程度果たしたのかな、よかったですね。

でもこの本を読んだ後でディック・ブルーナの新作「うさこちゃんとあかちゃん」を読んだので、「オランダでは40%近くが自宅出産と書いてあったけど、きっとふわおくさんも自宅であかちゃんを産んだのね」なんて一人でほのぼのしてたのだった。余談。

宮部みゆき「レベル7(セブン)(2005-105)
新潮社(1990年9月)

ずいぶん古い作品だが、図書館で見かけて借りられた。伏線がたっくさんあって面白かったけど、精神科の治療の話はフィクションなんだかどうか心が重くなった。


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