朝5時に目が覚めてまたメジャーを出してわるだくみ。ケロに6時過ぎにみつかって、朝からパワー全開で遊ばれてしまったが。
みじん切りにした生ピーマンとしらす干しとゴマを炊き上がったご飯に混ぜて蒸らしたらピーマンがちょっと甘くなって美味しかった。
金魚1匹、クチボソ1匹★
フィリパ・ピアス「幽霊を見た10の話」(2005-087) 高杉一郎訳 岩波書店(1984年7月)
「子どもに読んでほしい84冊」でとりあげられていたので、題名が怖いけど借りた。幸いどれも私が怖い話ではなかったので大丈夫。(ほっ。)原題は "The Shadow-Cage and Other Tales of the Supernatural" 。 「影の檻」「ミス・マウンテン」「あててみて」「水門で」「お父さんの屋根裏部屋」「ジョギングの道づれ」「手招きされて」「両手をポケットにつっこんだ小人」「犬がみんなやっつけてしまった」「アーサー・クックさんのおかしな病気」の十篇。ほとんどが人が思いを残す話なので何というかほろりとしたり切なかったり。前述の本で紹介されていたのはこの中の「水門で」で、結末が分かってしまっていたのが残念だったが、私が選ぶとしたら一番は「ミス・マウンテン」かなぁ。
エクトール・マロ「家なき娘(上・下)」(2005-088〜9) 二宮 フサ訳 偕成社文庫(2002年2月)
マルコアメデオの「家なき子」と同じ作者によるお話。「ペリーヌ物語」としてTVアニメにもなっている。赤木かん子さんの本に以前出てきて読んでみたいと思っていたものが偶然書棚にあったので借りてきた。 最初の方の可哀想さときたら一級で、「にんじん」「ああ無情」「岩窟王」とかフランスの話ってなんでこうなの?と私が幼かったら怒るくらいだ。でも皆が憧れたという鳥打小屋でエスパドリーユ作ったり空き缶で食器作ったりするあたりは子どもの頃に読みたかったな。
上橋菜穂子「蒼路の旅人」(2005-090) (2005年5月)
これいつもと違って一冊で完結してないのよー。異世界ファンタジーで先が読みたくて苦しむのは十二国記だけで十分なんですが。うわーん。 最初の頃はあんまり面白くないと言いつつ読んでた気がするけど、段々主人公達にも設定にも愛着が湧いて楽しくなってきた。
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