昨日の家人帰宅後の打明け話によると、本当は携帯を忘れたのに気づいて家に取りに戻ってたらしい。家には誰もいなくて携帯もなくて可哀想だった。
雨が止んだら散歩に行こうと思ったが1日雨で、散歩中止。ケロも退屈らしく「遊べ〜」と迫られるので、ままごとベビーカーにケロを乗せて押したり、一緒に歌ったり、ケロのおもちゃで楽しそうに遊んでみたり。 手遊び歌「とんとんとんひげじいさん」、この間読んだ本に出てきたのでやってあげたら気に入ったらしく、「めがねさん」のところでめがねを作る代わりにぐーで目を押さえていた。 入れ子タワーを積み上げるのもやっているが、少しでもうまくいかないと「ええいうちこわしじゃ」と壊している。
雨が止んだら図書館へ行こうと思っていたので、必死で読書。別に期限が迫ってない本もあったのに。
ミス・リード「村の学校」「村の日記」「村のあらし」(2005-006〜8) 角川文庫マイディアストーリー(1990年12月)
第二次大戦後、石炭ストーブがあり、中古の車なら教師の収入で買え、原子力研究所で働く人が多い、そんな時代のイギリスの架空の村フェアエーカーの小学校の校長、ミス・リードを主人公とした話。角川の赤いギンガムチェックの例のシリーズ(って絶版ですけどね→日向房(星雲社)からハードカバー新訳で再販)。
小説を書きなれていなかったせいか、三人称の視点がころころ変わるのでやや読みにくかったが、イギリスの田園生活とその苦楽、麦藁で作る人形、肉の缶詰など楽しく読んだ。 ただいま育児中のため、ミス・リードの「昔の子どもは小さな大人として振舞うことを期待され、厳しく躾けられていたが、今の子どもは小さい頃から優しく褒められて育つので、いざ学校で学び始めると賞賛を得るために非常に大きい努力が必要でやる気をなくしやすい」という話と、「豆を一粒いれた壜がお気に入りの子ども」なども印象に残った。続きがハードカバーで図書館にあるので読んでみよう。でもイギリスでは30冊以上出てるそうだが、全部翻訳されるとは思えないんだよなぁ。
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