2004年09月23日(木) |
高齢化の影響、日本が深刻 IMF、移民受け入れ提言 |
羽田で国内線使用料徴収へ=来年4月から1人100円 「国に従う」わずか7府県=BSEで全国調査 (共同通信)
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朝、別の部屋で身支度していた家人がケロの宇宙語が「はいどうぞ」だと気付いた。遠くで聞く方が分かるらしい。
図書館で本返却。シュタイナー教育の本はトンデモちっくだった。
夜はケロを泣かせて栗むいて栗ごはん。ガスコンロのグリルで作る焼栗は部止まり悪し。
ローズマリー・サトクリフ「アネイリンの歌」(2004-126) 小峰書店(2002年12月)
ウェールズ語の古詩、初めてアーサー王が出てきた「ゴトウィン」を下敷きにしたもので、黒い母でちょっと第九軍団と辺境のオオカミと繋がる。 これでサトクリフの(オリジナル作品の)翻訳はコンプリートしたかな。原書で読むほど嵌っていないので未訳の本の翻訳を楽しみに待とう。
築山桂「蔵屋敷の遣い」(2004-127) 双葉文庫(2004年9月)
またまた幕末ちょっと前の大坂が舞台。こうなるだろうと思う結末はわざと書かなかったんだろうな。また読後の余韻の残るお話。
築山さんの作品は舞台が大坂、時代も同じ頃(彼女は日本近世史が専門)なので、他の話の主人公ともすれ違っているんじゃないかという思いをさせられる。この話のクライマックスも天王寺だし。もっとこれでもかと本が出ると、この時代が甦ってくるんじゃないかと楽しみだ。歴史小説の「縛り」は、充分な書込みがあれば面白くなるものね。
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