いいことあった
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2004年07月20日(火) 東京都心、史上最高の39.5度 千葉・市原40.2度

三宅村、来年2月に避難指示を解除 村長が帰島宣言
DNAチップで体内時刻の乱れ測定 山之内製薬研究所(asahi.com)
交番警官が失態認める 草加駅前の集団暴行事件(共同通信)

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室内では温度計が30度だったので扇風機回して頑張っていたが、2時過ぎに光化学スモッグ注意報が出てエアコンを入れた。見たらケロの首にあせもができていたが、これは昨夜起きなくてシャワーしなかったせいか。

ケロがカタカタを押しながらずりばいしている姿に「これが見られるのも歩くまで」と思いビデオを回し、「1時間ケロが遊んでいるだけ」という普通の人がみると大変つまらないビデオを撮った。

さすがに胃丈夫な私もチョコを食べる気にはならず、間食に朝食用のグラノラを食べた。(カリカリ言って気になるのかケロがじーっと見る。)

鶴見良行「ナマコの眼(2004-081)
ちくま学芸文庫(1993年6月)

久々の100冊本(あと何冊残ってるんだっけ?)。読みにくくて捗らなかったけど面白い本だった。読みにくかったのは、前半の太平洋の島々・オーストラリア沿岸・東インド諸島で出てくる地名が頭の中の地図に入っていなかったため。この本で言っているとおり、普通の地図では別の何かを中心にしてその端の方に載るような地域のため、つながりが分かりにくい。日本の話ではペースが上がった。
これを何の本と言うのか、もちろんナマコの本だけど、自家製ホシナマコからナマコ加工輸出の歴史、日本が俵物三品(日本史でやった)を輸出した事情から各地に残るナマコ関連のお祭り、中国で何故ナマコが喜ばれるか、等々の話題の裏に流れる「土地占有だけが歴史ではない」「歴史になるまでに何があったのか」というようなテーマ。静かにエキサイティングな本だった。


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