いいことあった
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2003年11月28日(金) 始皇帝陵の地下に巨大宮殿

(読売新聞)
SARS迅速検査キット、メーカーが厚労省に承認を申請
秋田・神岡で発見の石、鑑定は隕石 極地研
米の火星探査機、太陽活動の影響で故障
生活保護は1681億円削減 厚労省が提案(asahi.com)
 #もらうべき人に行き渡るのなら良いのですが。


* * *

ケロが6時半に起こしてくれたので、久しぶりにお弁当を作った。

最近のケロは「うえっく、うぇっく」と泣いて起こすのではなく、「ちゅっぱちゅっぱ…」と指を吸う音か「ふんっ、ふんっ…」と足をばたばたさせる(ために気合を入れている声)音で起こしてくれる。
よくこんな音で起きるもんだと自分でも驚くが、ケロが(私が起きる)どの位前から指しゃぶりしたり足をばたばたしているのか不明。

駐車場の解約に。右手親指の激痛のためベビービョルンの抱っこひもで外出。払込済の12月分と保証金を返してもらって終了。でも思わず「また何かありましたら宜しくお願いします。」とご挨拶。本当に、また何かで借りる時はここで借りたいと思ういい会社だったわ。

図書館へ。リクエストしてた本をもらってきた。結局「山尾悠子作品集成」は期限がきたので未読了のまま返却。「タイタス・グローン」も今のペースだと怪しいな。
備忘)本日リクエスト「くらのかみ」「あなたの人生の物語」「百年の恋」

スーパーで色々買物。その後コンビニも経由して帰宅。

帰宅途中にさらしの布巾を縫おうかとお裁縫の神様と相談した。「いちばん乾きやすいのは輪に縫って折り伏せ縫いだよな〜」と思ったけどふと怪しくなり調べてみたら、やっぱりそれは布おむつと同じ作り方だった。見る人が見ると嫌かも。ということで涙を飲んであきらめた。普通に縫おう。
お裁縫の神様との相談は、他に「ベビービョルンと一緒に使うチャップス」「ベビービョルンと一緒に使う防水マント」「長袖ボディと一緒に使うスパッツ」(全てケロ用)など多岐に及んだ。
しかし帰宅後、チャップス用にフリースを裁断して、スパッツ用に大人用のスパッツを切ったところでお裁縫の神様より強い読書の神様がやってきたので、お裁縫の神様は帰ってしまった。

築山桂「浪華の翔風(なにわのかぜ)」(2003-099)
鳥影社(1998年9月)

「鴻池小町事件帳」から読み始めた築山桂さんの、デビュー作。出版社在庫切れで、地元図書館でも所蔵がなくて取寄せてもらったのでこれを読むのが最後になってしまった。(ちなみに県立図書館にあった。地元図書館には何故か「北前船始末」のみ蔵書。)

うん、これはこの本から読みたかったなぁ。というのは〈在天別流〉シリーズの最初の話だから、最初の巻が一番説明が丁寧で謎の登場人物(レギュラー)が出て来たりするのよね。

最初の方を読んで「あら大塩平八郎っていい人?」とか単純に思ってしまったのだけど、単純に「いい人」「わるい人」で決められないそれぞれの立場が出てくるとまた「そうよねぇ」なんて頷いてしまうノンポリな私。
歴史学徒である築山さんは時の流れの中で「いい人」「わるい人」がひっくり返る所をたくさん見てきたんだろうな。
時代ミステリという通り、ちゃんと謎解きもあって面白かった。どれが史実でどれが創作か分からないけど「ほほう」と感心しながら読んだ。

ここからまた出版順に読みなおしてみよう。


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