| 2003年01月18日(土) |
旅の土産、昔懐かしい「汽車土瓶茶」を復刻販売 |
台風第1号が発生 マリアナ諸島 サクラ咲く 沖縄・八重岳の寒緋桜、満開は1月下旬 流氷観光船「おーろら」今年初めて流氷帯へ 網走沖 NASAが「原子力ロケット」開発へ 火星探査を念頭に パリ・ダカ、増岡2位を維持 首位との差詰める 清水寺の秘仏、243年ぶり公開へ 3月から9カ月間(asahi.com) 瓶を開けるタコ(AFP=時事) #これはタコを飼っている人が以前アバンティ@FM東京でも言っていた
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のらくら。病院へ行く予定も中止。読書。
柴田よしき「ふたたびの虹」(2003-003) 祥伝社(平成13年9月初版 ISBN:4396631987)
東京、丸の内で「ばんさい屋」という小料理屋を切り盛りする女将 吉永さんと、常連客、古道具屋の清水さんが季節の京のおばんさいを食べながら色々な謎を解決したりする連作集。美味いものが沢山でてきてお腹が空いた。みんな色々あるけど幸せになるといいよね。私は柴田さんのこういうところが好きだ。
□聖夜の憂鬱;長崎真由美のクリスマスの思い出 青菜の煮浸し、かぼちゃの煮物、日本酒(菊姫)
□桜夢;八木浩美の祖母の「緑の桜」、塚本の事件 桜飯(軽く塩出しして細かく刻んだ塩漬けの桜の花びらと、針のように細く切った昆布の佃煮を炊きたての白い飯にさっと混ぜ込むだけの簡単なもの)、菜の花漬け、茹でた土筆の頭をふたつ浮かべた吸物、塩サバ、ブリの照り焼き、小芋とイカの煮たやつ、ひじき、ビール、日本酒
□愛で殺して;河田正一郎と婚約者の塚田万理、アンティークの指輪 ビール(この話はほとんど店の外なので料理が出ないのだ)
□思い出ふた色;玉川幾子の姪の「パンダのお茶碗」 松茸の土瓶蒸し(ハモの出汁)、松茸ご飯、茄子の漬物、きのこの和え物、鯖鮨、焼き松茸、秋刀魚、冷酒、小芋、丹波黒豆の枝豆
□たんぽぽの言葉;斉藤と幼馴染のタンコ、タンコの母の事件 さくらんぼのゼリー、鰹の佃煮、明太子、タンポポの根のきんぴら、タンポポの花の天ぷら、あざみの根の糠漬け、筍と若布の炊き合わせ、ビール
□ふたたびの虹;糸川ナミ、アンティークのガラスのブローチ、オルゴール ハモを梅肉で、ビール、冷や酒(天狗舞)、きゅうりとジャコの酢の物、かぼちゃ
□あなたといられるなら;千太郎、坪井と同僚の事件、ナミと雪弥 そば茶、ゆべし、栗のおこわ(はしりの山栗)、ヤマボウシの葛仕立て、冷や酒、ビール
柴田よしき「桜さがし」(2003-004) 集英社(2000年5月初版 ISBN:4087744604)
猫探偵正太郎シリーズの「柚木野山荘の惨劇」に登場した、京都の山奥に住む浅間寺竜之介とサスケが登場。でも主人公は浅間寺が教師だった頃に教えた4人の男女の生活と、スポットの事件。浅間寺が時々美味いものを作る。
□一夜だけ 山栗飯、ナラタケの味噌汁、スギヒラタケ入りの猪鍋、ササクレヒトヨタケ(茹でてマヨネーズで食べる)
□金色の花びら かぼちゃをさっと下茹でしバターをたっぷりと種が入っていたくぼみに載せてアルミホイルで包んでオーブンに入れる、きゅうりのピクルス、ブナハリタケの炊き込みご飯ときのこ汁、ヤマブドウを絞って、ジンとソーダで割って飲む、たくわん、小魚の佃煮
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