いいことあった
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2003年01月11日(土) 来た来た、流氷シーズン 網走気象台が「流氷初日」発表

クマさんウトウト「冬眠実験中」 東京・上野動物園
しっかりと落ちないように絵馬結ぶ 東京・湯島天満宮
増岡2位キープ、首位との差は広がる パリ・ダカ第9S
 #篠塚さんは事故でリタイア。残念。お大事に。
ビートルズの生テープ500本押収 海賊版グループ逮捕(asahi.com)
盗難 朱色の筒状郵便ポスト マニアの犯行か 長野・岡谷(毎日新聞)

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吉田健一の絶版文庫を10数冊買い込んだというのに、さらに追加。読んでもいない本を買い漁るとか、図書館に(書庫だけど)全集32巻があることを知っていてこんなことをするのは我ながら大変に珍しい。しかし今ならまだ手に入るんじゃないかと思うと気が焦るのだ。(まだ絶版じゃない本は買っていない。)で、あわてて文庫じゃない本まで買ってしまい、改めて文庫本をみつけて注文。
そんな大事な本だけど持ち歩いて読んでいる。私は蔵書家じゃなくて読書家(本の虫)だから。

で、買ったので安心して違う本を読了。

根本健「グランプリを走りたい(2003-002)
えい(木に世)文庫(平成14年11月初版 ISBN:4870997568)

根本健、通称ネモケン。と言っても知らない人の方が多い筈。雑誌「RIDERS CLUB」の元編集長で、'73年750ccクラス全日本チャンピオン、元WGPライダー。今は何をやっているというのだろう。モータージャーナリストというのかな。
彼とオートバイの関わりについて書いた自伝なのだけど、やはりメカニカルな話が多くて楽しい。当時メーカーの作ったオートバイをチューニングして走らせていた日本と、コンストラクターが殆ど別のものに仕立て上げていたヨーロッパの違いっていうのはモータースポーツの土壌が違うからだろうか、規制が違うからだろうか。何にせよ自由にできたほうが楽しい気がする。
サーキットで「『汚れた英雄』みたいだー」と自分で思った、という話が可笑しい。あなたこそ世界GPのライダーでしょう。

この人がバイクについて言うことは非常に具体的でロジカルで、体感で何故かそう感じるということを言葉にするのが上手い。どういう事を言うのかは、RIDERS CLUB WEB (http://www.riders-club.com/)のKEN'S TALK2のバックナンバー(「うまく乗れないから面白い」)など読んでみて下さい。
この通りに乗れたら上手くなるんだけどなー。はははは。


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