2002年10月21日(月) |
バーミヤン石窟、人物壁画は残った 逆光で破壊免れる? |
産地表示なし「三輪」そうめんに適正表示指示 農水省(asahi.com)
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念願の歯医者へ。奥歯削られた。でも気になっていた前歯の着色(虫歯じゃなくて前の治療跡にコーヒーやお茶の色素が沈着してしまっていたの)を磨いて綺麗にしてもらってうれしー(^^) 無痛治療でお願いしているのだが、「麻酔の効いているうちに歯石取りとかできることがあれば一緒にやってください」とお願いしたら 「(1)歯石取りは痛いが6歳の少年もさっき我慢して受けた(から君も我慢しろ) (2)歯石取りで麻酔をかけろとはどの教科書にも書いていない (3)麻酔の効いている辺りに歯石はない」 ということで却下された。ぐすん。 私は痛みに敏感な体質だって中国鍼の先生のお墨付きなんだから。(ウール・カシミアが痒くて着られないのもきっと痛覚が敏感だからに違いない。)弱虫とかワガママじゃないんだから。痛いのが嫌で歯医者へ行かなくて虫歯が悪くなったら逆効果じゃないか。痛くなければ皆もっと気軽に歯医者へ行くに違いない。うー。
*業務連絡*
piyotaro@anet.ne.jpのアドレスからウィルスメールを受け取ったという連絡をもらいました。このアドレスは現在どこでも使っていないし無効なので、「なりすまし」と思われます。(「なりすまし」は「みずすまし」に似ている。) どこかの掲示板の過去ログからだと思いますが、もしも上記アドレスからメールを受け取っても破棄してください。
ここ数日の読書。
庄野潤三「プールサイド小景・静物」(2002-143) 新潮文庫
芥川賞受賞作「プールサイド小景」、未読だった。庄野潤三という人を小説家として認識していなかったせいもあるが。
舞踏;妻と夫、夫の恋人、デュフィの絵、パリ祭 プールサイド小景;青木氏、夫人、子供達、バァ 相客;朝鮮へ行く船の沢庵漬、お重のお菜とウィスキー 五人の男;祈る男、「愛媛」、冷凍植皮、自転車通勤のN氏、ガラガラ蛇の実験 イタリア風;アンジェリーニ氏とその家族 蟹;画家の名前の部屋、漁村の宿屋 静物;釣堀、あひるの卵、石工の映画、イノシシ、アユ・・・蓑虫
原田康子「風の砦(上・下)」(2002-144〜5) 講談社文庫
たいへん面白かった。最後まで読みたくて昨夜は夜更かししてしまった。 以前に読んだ「満月」は、この「風の砦」を書いてから書き足りなくて書いた話らしい。「満月」は主人公の性格(ありていに言ってしまえば見た目が変わると態度が変わるところ)に思うところがあり、ちょっとアレだったのだけど、ではこちらのお話は何故面白かったのかと聞かれると、主人公の真面目な性格が良かった? 「満月」との共通点は『添い遂げない恋愛』だろうか。
何が起こるという話でもないのだけど、私はチャンバラ小説が好きなのだ。
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