2002年10月13日(日) |
観艦式 “軍艦”65隻が東京湾に集結 海自創設50周年 |
#日本での開催は初めて。記念切手が出るんだよ確か。 (「かんかんしき?」と皆で首を傾げた@会社。読み方合ってるのかしら。) 国会図書館 関西館の利用者は9343人 オープンから6日で(毎日新聞社) 秋の風物詩「イナゴ取り」 群馬(TBS Newsi) #食用。 ガンダムの敵役、パリ・現代美術館で展示 #赤いのもいた。 「千と千尋」を野外上映 湯屋のヒント得た銭湯横で レストランなど避けるよう バリ島爆弾テロで外務省(asahi.com) #バリには行ったことないからよく分からないけど・・・ 屋台で食えと?
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今日1日としてはのんびりと幸せな一日。人生においてはこれでいいのかとちょっと考えてしまう一日。
「まるぴ別館」を「いいことあった別館」に改め。よく考えたら日記に連動した別館だからこっちの方が内容に正確。猫やザリガニや赤ちゃんに会うと「いいことあった」と思うから、そういう意味でも。 「別館」昨日はハード的な障害にてダウンしていた様子。無料で借りてるから文句は言えない。写真を預かってくれるだけで御の字。
Pちゃんがメールで「猫もザリガニも赤ちゃんも、ちっちゃいものとしては共通ですよね。」と。なるほど。やっぱり私はちっちゃいものが好きなのね。でも猫とザリガニと同列にしたことを知ったら友人Cは愉快ではないかもしれないからやっぱり秘密にしておこう。 #でも子供には好かれません、Pちゃんと違って。 Pちゃんは本当は『子供つかい』なんじゃないかと思う私(^^)
読書。 #今日から☆をやめることにした。
池上永一「風車祭(カジマヤー)」(2002-138) 文春文庫
面白かったが、かなーりスラップスティックな小説。舞台は石垣島で、オバァや巫女、妖怪豚、マブイを落とした人達が登場する。沖縄の習慣にうとい私でもそれなりに読めた。(全部ほんとうの習慣だと信じてしまいそうだけど、本当?本当?) 元はどこかから入った風習でも皆が信じて続ければ霊的な意味が伴うということか。 「だからよー」「だっからよ」の用法についてなど、これを読んでから『ちゅらさん』を観たらもっと面白かったかも? 最後は「そう来たか」。うんうん。
でもねー、でもねー。 私、実は豚がそんなに好きじゃないみたいなの。(食べるのは好きだけど。) 映画のベイブは本当に可愛かったんだけど、子犬も同じ位に可愛かったしね、石川好「南海の稲妻 大和の虹」でも豚の出てくる箇所はちょっとゲーだったし。 でもそれでは沖縄文学が読めないではないか>自分。
あと、あんまり我侭な人間が好きじゃないんだなー。愛すべき性格との境界線はどこにあるのであろうか。
夢枕獏「陰陽師(おんみょうじ)」(2002-139) 文春文庫
面白かった。やっぱり小説の方が面白いなぁ。いや、『想像の余地』があるでしょう。映画もTV(NHKの)も漫画も見てみたけれど、小説が一番。それは私が本読みだからか。漫画は「別の作品として」面白かったけれどね。 ということで、いちいちの話のオチは分かっているけど、風情を楽しみながら読めた。作者も楽しみながら書いていたらしい。よしよし。
「呪(しゅ)」や、「生命がなくても、ものには魂が宿る」という話などは、素直に「そうかも」と思ってしまったり。いや小説家の書いてることだけれども。
柴田よしき「フォー・ディア・ライフ」(2002-140) 講談社文庫
新宿二丁目で無認可保育所を営む花咲慎一郎、副業は探偵。いい話だ。 ハードボイルドというには登場人物がみんなウェットだし、描写もウェットだけど、柴田さんの書く話、好きだなぁ。借りて読んでばっかりだけど。(できることなら、なるべく殺人の話などは手許に置きたくない私。だから宮部みゆきちゃんも買わないの。) あ、あと登場人物がいつもうまそーなものを食ってるというのもポイント高し。
裏表紙のあらすじで「無認可だが最高にあったかい保育所」とあるのは?認可うけてないとモグリみたいな書き方ですな。私も子供いないからよく知らないけど、そういうもんじゃないらしいよ。
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