いいことあった
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2002年09月21日(土) メル・ギブソン、監督最新作はラテン語で字幕なし

(表題ロイター)
ツムラ、漢方薬普及へ「投与基準」を作成へ
米国人の緊張ほぐす? 空港に「マッサージバー」
武豊騎手が中央競馬通算2000勝達成
光化学スモッグ、復活の兆し 別物質が原因の可能性も
証券と土地流通税制を見直す考え 塩川財務相表明(以上 asahi.com)
金鉱脈◇兄弟が発見した場所 心ない人に荒らされる 和歌山(毎日新聞社)
 #中1と小4の兄弟が夏休みの自由研究で発見したとか。すごいぞ和歌山。
  「心ない人探知機」とかあればいいのにね。(ドラえもん的発想。)

* * *

昨日書き忘れたこと。
残業してたら、先に帰った隣の会社の人が「遅くまで大変ですね、これ残業食。」ととても素敵な高級チョコレートを下さった。嬉しかった。

今朝の夢。家に誰か(女性)が遊びに来て、Qの写真を2台のデジカメを使い分けて撮っていた。「いつもそれだけ持ち歩くって凄い(重い)」と感心。Qを可愛いと誉められてご機嫌。
帰るというので「お茶飲んでいきなよ」とマンションの下のオープンカフェ(実際にはそんなものはない。夢の中の設定。)に案内する。
・・・オープンカフェの映像は、昨夜見ていた沖縄のホテルの写真からもって来たらしい>夢のロケーション

今日はガス屋さんが乾太くんを修理に来る日だった。
会社へ行こうと思ってたのに、朝「3時頃お伺いします」と電話。「もう少し早くなりませんか?」と聞いたら2時に来てくれた。

が、現象でず。中を開けたり色々してもらったが、原因が特定できないので部品の交換もできず。エラーの出る原因(排気の温度が上がり過ぎた時、吸気の速度が落ちた時)を聞いて洗濯物を減らしてみることに(心の中で)決め、
「現象がでないんじゃ仕方ないですよねー。もう少し様子を見てみます。」
と聞き分けのよい人になって、ガス屋さんにお帰り頂いた。

でも何だか半日ふいにして嫌になったので(自主)休日出勤サボリ。
会社のロッカーに入ってるO.S.カード「ゼノサイド」だけでも取りに行こうかと思ったけど、今日は中秋の名月。衣かつぎも食べたい作りたいし家で本読んだりして休業しよう。

今日は甘えたさんの猫が椅子の背もたれと背中の間に飛び乗ってびっくりした。

午前中はガス屋さんが来るのを待つ間、エンピツの日記など読んでみた。

感想その1;
スクロールスクロールしないと読めない日記は大変に面倒臭い。(えーい、月単位で&rev=trueで開いて、メモ帳にコピペして、空白を置換で消してやるわーっ、キィーッ。)
感想その2;
押すと文字の変わる投票ボタン、たくさんついてるととてもうざったい。(まとめ読みするのがいかんのか。)だいたいアレi-modeだと読めないしね。
感想その3;
面白い日記の割合と、世の中の面白い人の割合は同じ位なのだろうか。(自分の日記は自分の為に役立つので−例えば去年は革ジャン解禁が9月25日だったとか、最近読んだ面白い短編はどの本にあったのかとか−内容は二の次ダッ。)

革ジャン解禁日を調べてたら、私の500円玉貯金が始まったのも去年の9月だったのを過去日記で知ったので、ちょっと数えてみよう。

・・・・・。

10枚x11列ちょうど。
暗算ができないのでWindowsのアクセサリの電卓に聞いてみた。55,000円だそうだ。50万円たまるにはあと8年か・・・。ふぅ。
意外にショボいわねー。でもやめるきっかけもないから、続けよう。

* * *

池波正太郎「鬼平犯科帳(十一)」(2002-125)☆☆☆☆

時代劇嫌いの家で育ったので「鬼平犯科帳」がゴールデンタイムに放送されていたTV時代劇だったとは初めて知った。(実は「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「遠山の金さん」も1回づつ位しか見たことない。)舞台の脚本も書いていた池波さんがチェックしていたというTVシリーズの脚本も、きっと良く出来ているのだろうけど、やっぱり本の方がいいよなぁ、きっと。
池波本は疲れている時などにこっそり読んで元気をもらうのが吉。

こちらの第12回なんかが参考になる。

小泉八雲「明治日本の面影(2002-126)☆☆☆☆

阿刀田高の「怪談」を読むまで、小泉八雲=ラフカディオ・ハーンのことは名前しか知らなかった。怖い関係(お化け関係)の人だとは知っていたので、著作を読む機会もないだろうと思っていた。・・・もったいないことだ。幸いにして、読めたけど。

これは、明治時代に来日したハーンが、日本についてリリカルに語った「知られぬ日本の面影」という本の後半部分と、他に発表した文章をまとめた本らしい。(講談社学術文庫 小泉八雲名作選集)
ハーンの語りの面白さもあるんだろうけれど(この人の書いたものを読むのはこれが初めてなので、語りの癖はまだ良く分からない)平成の世に暮す日本人としては明治の日本の様子がたいへん興味深かった。西洋的に物事の良し悪しを判断する今の日本人が同じ日本人と言えるかどうかは疑問。文化が違ってしまったからね。

思えば明治の成り立ちを知ったのもここ1年2年位の間の出来事で。(「静かな大地」効果。)
かつてとある会社に入社したときの志望動機で「明治という時代に日本○○という名前をつけた創業の精神にうんたら」と書いたような記憶がある。なーあにが「明治という時代」だか(^^ゞ 何も知らなかったくせに。

ということで、今となっては霧の向こうに失われた明治日本の面影をハーンの文章で美化されて知ることになったのだ。明治産まれのじーちゃんばーちゃんが生きてる内に話を聞いておけばよかったのー。


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