2002年08月04日(日) |
新型「フェアレディZ」、日産が50か国で販売へ |
(表題 読売新聞) なつかし友禅流し 繊維の町・桐生で復活 象牙の輸出解禁提案へ 南部アフリカ諸国(以上 asahi.com) 英国◆「高給」役員に批判強まる 「デブ猫」経営者追及に勢い 中国◆「万里の長城」の保存状態などの調査が始まる(以上 毎日新聞)
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ウルトラ美味い本日の夕飯「夏カレー」。
玉葱、オクラ、茄子、トマトにカレー粉と塩を振って炒め、熱湯を少々注いでルーも少々加えて完成。20分で出来る。お好みで肉または魚介類も加えてどうぞ。
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映画鑑賞。
「陰陽師」(2001年・日本)☆☆☆
野村萬斎さんという方の演技をはじめて拝見。もっと高い声なのかと思っていたが思ったよりずっと低くよく響く声。 ・・・読んでいないけどこれは原作の小説の方が面白いんじゃないかと思う(ごめんなさい)。 九字を聞くと景麒を思い出してしまうんだよぅ(涙)小野さん早く続き書いて下さい(←映画には全く関係ない)。
最後、エンディングのバックの「『陰陽師』の舞」というのは流石。
「ウォーターボーイズ」(2001年・日本)☆☆☆☆
いやー面白い映画だった(^o^) 水泳やったことがない筈の若者達がみんな水泳体形なのはちょっと笑ったけどね。 スポ根映画は好きだし、「男子校の水泳部」というキーワードに嵌ってしまう訳がある。なんだか鼻の奥に塩素の匂いがツンとくるような懐かしさを感じる映画。 竹中直人さんのあくの強さはちょっと強過ぎたような気もします。
ああ、「バタアシ金魚」と「お茶の間」読みたいなぁ(笑)。
「見出された時 『失われた時を求めて』より」(2001年・フランス)☆☆☆
・・・私はこの映画を見た原作を読んだことのない人に伺いたい。 「何の話だか分かりました?」
もともと私がこのビデオを借りたのは「どうまとめたのか」が見たかったのだけど・・・先日見た「モンテ・クリスト伯」は大作をおそろしく小さくまとめて映画にしていたけど、この「見出された時」はまとめようという試み自体ない。原作がもともと断片の積み重ねではあるのだが、さらにそれを断片化して・・・夢の中みたいな映画になっていた。あるいはプロモーションビデオ。 登場人物は名前だけで説明も一切なし。記憶の中を掘り起こして「あの人は誰だっけ・・・」と思い出すのも大変だったよ。色んな年代の登場人物が入れ替わり立ち代り出てくるし。 フランスでプルーストブームが起こったというのは、この映画の訳の分からなさに皆納得できなくて原作を読んでみたくなったんじゃあ(笑)。
・・・ということで、粗筋を知りたいと思う人がこの映画を観ても全く助けにはならないと思う。
原作を読んだ時は、「見出された時」の章で本当に感動があったのだ。 全てが失われたのではない、再び見出すことができるのだ、それはティユールに浸したマドレーヌの味や石畳の段差などによって甦り、確かにそこにある・・・というような作者の感動を読者も受けることができたのだ。
ということで、この映画より原作の方が面白かった。ドヌーブは本当に綺麗だったけどね。
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