2002年07月31日(水) |
シドニー湾にクジラ接近、通勤フェリー妨害のアクシデントも |
幻の20ドル金貨、760万ドルの高値で落札(以上 ロイター) 小惑星 地球に激突せず NASAが声明発表 H2衛星切り離し失敗でNECに賠償請求へ 宇宙科学研 駅にイグアナの忘れ物 大阪・阪急電鉄十三駅(以上 毎日新聞) 日産が再生のシンボル、新型「フェアレディZ」を発売 #今日のニュースですが発売は昨日。 神戸・王子動物園の雄パンダ、繁殖能力低く“離縁” #メス疑惑のオスのその後。 古代ゾウの化石、江戸の儒学者には「竜の骨」 電車内で携帯電話OFFの人はわずか1割(以上 読売新聞)
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野菜責めパワーアップ。
忘れていたけど今日はまた水曜日。生協さんの宅配が届いた。美味しいものから食べたいのに兄貴(先にあった方)から食べないと追いつかないってどうよ。 ・・・何て贅沢な悩みなんでしょう!
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オークションで落札した図録が届いた。嬉しい(^^) 古書店に頼んだ方は音沙汰がない。早くこないかなー。 #・・・っていうか前払で振込済なんだけど(^^;
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備忘録:猫餌#2
今日はサンプルで頂戴したEukanuba(ユカヌバ)の餌をあげてみた。 お皿に入れたら、Qは「いやーっ(いにゃーんっ)」と一声強い声で鳴いた。気に入らないらしい。 仕方ないのでかつおぶしをトッピングしてみたら少し食べた。
彼はもともと食べ慣れない市販の餌(今食べてる餌だって最初は一粒も食べないので手に数粒づつ乗せては食べさせて慣らしたのだ)は嫌うので、しばらく続けてみようかとも思うが、家人に言わせると「自分があと10年しか生きられないとしたら、ちょっとぐらい体に悪くても好きなもの食べたいだろ」ということになるらしい。うーん。でも彼は持病(FUS)があるので基本的に治療食しか食べちゃいけないのだよ。
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川上弘美「椰子・椰子」(2002-089)☆☆☆☆
好きです。今まで読まなくてごめんなさい。
渋谷の青年の手紙にくらくらきた。ああっ。素敵。
中井貴恵「ピリカ コタン」(2002-090)☆☆☆
久々の100冊本。(他の本のリクエストがたまっておりましたのでね。) 北海道に住んだことも子供を育てたこともないので、読んでも残念ながら共感する材料がこちら側にない。星野道夫さんの章はちょっと辛い。
柴田よしき「RIKO −女神の永遠− 」(2002-091)☆☆☆うーん?
何だか女性作家ばかり並んでいるけど偶然です。
こんな月末に夜中の2時まで本を読まなくてもいいのになぁ・・・と思いつつ最後まで読んでしまったよ。 推理小説は最後まで一気に読まないと結末が気になるもの。言訳。
面白いと言って良いのかどうか。一晩寝て考えます。後日加筆。
(以下8月3日加筆)
この本を紹介された時に確か「性的に奔放な女性が駄目じゃなければ」という条件がついていたと思った。読んでみて納得。 「(本で読む分には)それぞれに納得できる感情または文化であればOK」というのが自分のスタンスであるようだ。が、この本の主人公 緑子(りこ)のそれぞれの相手との交渉(←婉曲な言い方)には私に(まだ?)理解できない感情があり、そこがもやもやする。・・・「私だったら絶対嫌」という相手が一人います、さあ誰でしょう(笑)。
タブーというのは文化によって異なるので、多夫多妻だろうと近親婚だろうと同性愛だろうとそれがその文化で認められているなら圏外の人間が口を出すことじゃないと思う。だいたい個人の嗜好について(相手に強制していないのなら)文化的に認められていなくても別に問題はないんじゃないかと思う。(法的な問題を除き。自分の好き嫌いはまた別だけど。) だから緑子が良いなら私がどう思おうと構わないのだが。
しかし、精神的なものでも肉体的なものでも他人からの強制は、自分が受けるのも人が受けるのを見るのも嫌。これがこの本を面白いと言って良いのか悩む理由。
柴田よしきさんの本を紹介されたのは、梨木香歩さんの「からくりからくさ」の感想から加納朋子さんの「いちばん初めにあった海」に言及したのに対してメールを頂いての出来事。柴田さんの本を2冊と短篇1篇を読んでみてその理由が分かる気がした。不利益も含めた属性としての「女性」を生きていくことに対して、加納さんの本の女性達より柴田さんの本の女性達の方がずっと真剣なのだ。そしてどうやら私は(紹介してくれたお友達も多分)そういう真剣さが好きなのだ。
ということでこの本の感想は「面白かったけど納得できない部分と嫌な部分がある」。柴田よしきさんについては「他の本も読んでみよう」。(猫探偵は外せないにゃん。←1Ny)
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