いいことあった
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2002年04月27日(土) 不思議に揺れる ハンカチノキ 埼玉・川口

GSで給油時に静電気で発火 首都圏で4件相次ぐ
 #セルフ式スタンドでは静電気体質の人注意!
みずほさん、支店のどちらか譲って 大気汚染対策で(以上asahi.com)
 #交差点に2つのみずほ。どちらかのビルを壊して緑地にする交渉。

◆晴れたらイイねッ!
 http://www.fujitv.co.jp/jp/haretara/index2.html

 今朝は東京三番瀬ウォークだった。私が密かに関心を寄せる場所。
 (密かに関心を寄せるとはつまり何もしていないに等しい。)
 いろんな生き物がいた。
 見てたら貝のお出汁のにがしょっぱい味が口に甦った。

◆ワイルドディスカバリー
 http://www.discovery-ch.co.jp/

 「巨大動物:クモとクマ」の後半クマ篇だけ見た。
 沿岸部のクマは内陸部に比べて栄養が良いので大きいそう。
 山と海の近い土地で育った友達が
 「高校に入ったら、海の方の町の中学出身の子は皆体格が良くて」
 といっていたのを思い出した。人もクマも一緒か。

 実は、熊は魚捕りが苦手だとか。(魚の体がうまくつかめない。)

 スピッツベルゲンの白熊を見て思い出したのは「黄金の羅針盤」。
 
◆今週の拾遺

 ・昼間と同じようにただ普通に仕事をしている夢を2回見た。
  トラブル、とかではなく。仕事モード延長だったのか。

 ・逢いたかった人に逢うちょっと幸せな夢も見た(^^)
  (でも実は仕事の夢と同じ日に見た。)

 ・今朝の夢は色んな人が出てきたけど、和食の店に食事に行った
  相手は誰だったんだろう?友人の誰だったか思い出せず。

 ・気付いたら通勤路に「今日は潮干狩りはありません」の幟。
  天気のいい日に潮汐表をにらんで午後休とるかぁ?(笑)

◆読書だ。

ようやく読書ウィーケンがやってきた。やっほー。
(私が受けたかどうかに係らず試験が終わったからだ。)



桐島洋子「大草原に潮騒が聴える」(2002-059)☆☆☆☆

 実は初読じゃないんだけど、絶版本だし宣伝のために紹介。

 「北京から蒙古を通ってモスクワへ行く汽車に乗る」
 それは、上海で育った作者が「大陸育ちの内なる刻印」という、
 「失われた地平線」を踏み越える旅なのだそうだ。

 パリで偶然知り合った古物商の男性に、アエロフロート機中で
 語った夢は、共同謀議となり更に膨らむ。
 「モスクワからオデッサへ向かい、黒海からイスタンブールの
 海峡を抜けてアドリア海へ」
 「海からしずしずと到着したヴェニスからはオリエント急行で
 ヨーロッパ大陸を横切ってロンドンへ」

 謎の古物商(勝見洋一氏)は半年後、強力な旅のパートナー兼、
 人生のパートナーにもなっていた。

 この旅行記は、前半の共産圏の鉄道旅行の部分が特に楽しい。
 美味いものが好きで旅が好きで苦行のような旅行を楽しむ気概が
 ある人に薦めたい。
 同行したうら若き桐島かれん嬢が、どんどん食欲がなくなって
 野菜しか食べない様子には苦笑しつつ同情。

 後半に出てくるオリエント急行の旅はあまり良くなかった様子。

 そして全ての備品を売物としてリストアップしたカタログが
 抜け目なく配られるのだ。
(本文より)

 というくだりを読んでしまうと、12年前に同じ列車の車掌に

 「ひとつだけ、カップだけでいいから欲しいんだけれど、頒けて
 いただけるかしら」
(「ヴェネツィアの宿」)

 とたずねた須賀敦子さんの逸話など、どこかへ吹っ飛んでしまう。
 時の流れは色々なものを変えるのだ。残念なことに。

 時々読みたくなる本なので、入手できて一安心。



原作/楠みちはる 作/スーパーガイド製作プロジェクト
 「湾岸MIDNIGHT DX」(2002-060)☆☆☆1/2

 運転はそんなに上手くないが「湾岸MIDNIGHT」は好きだ。
 で、ちょっと読んでしまった(笑)

 しかし本読みの私はカラーイラストや抜書きや作中の実車より、
 小説版を書いた清水草一のエッセイが楽しかった。
 この人はフェラーリのオーナーで楽しいエッセイを書いてるので
 それが楠氏の目にとまってご指名だったそうだ。
 で、実際の走行感覚の取材にRE雨宮の雨さんに電話をかける。

 「ディズニーコーナーは、どんな感じで入るんでしょうか?」
 「それはな、そんときで違うな」
 「進入はだいたい何キロくらいで」
 「そうだなぁ。なるたけ速くだな」


 私はここを読んだだけで、この本の価値があると思った(爆)



清水草一「フェラーリを買ふということ。」(2002-061)☆☆☆☆

 で、↑上の本つながりでこの本を読んだ。

 大変可笑しい。
 元々役に立たないものに実用性を求めてはいけないということが、
 大変よく分かる本だ。
 下記「スーパーカー的なものの呪縛」世代に該当する一部の方には
 お薦めはしないけど読んだら面白いかもねー。
 http://www.sorekika.com/dame.jsp?idx=309

 関係ないが最近私が注目しているTK氏(≠音楽プロデューサー)は
 フェラーリF355ベルリネッタに乗っている(いた?)ようだ。
 思わぬ本でつながりを見つけちゃったな。
 インタビューなどでは頑なに自分の車種名を挙げないご様子なので、
 「いったい何の車に乗ってるんだ?」と思っていたところ。


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