2002年04月06日(土) |
チューリップも開花早め 東京・羽村で20万本 |
レーザー光線で初期がん即診断 新型内視鏡を開発(以上asahi.com) 街頭防犯カメラで逮捕−警視庁(共同通信)
◆今日も人魚姫。
・・・だから「大丈夫?」って携帯に電話するのやめてね>該当者 喋れないんだってば。 熱は7度台まで下がったので、解熱剤を飲むのはやめた。
◆明日は天使。
明日は天使活動の予約が入った。気合入れていこう(笑) その流れで♪可愛い魚屋さんの歌詞を検索。 http://www.tag-chan.com/mai/sing-a-song/song02.html ここにあった。思いがけず長い歌だった。
◆読書
坂本直行「開墾の記」(2002-057)☆☆☆1/2
まえがきの日付が皇紀2602年。ちょうど60年前に出版された本。 この頃の人はみんなお正月に一つづつ年を取る。
本文1ページ目に「インジゴ」という言葉が突然出てくる。 読み進むと他にもそこここに、洋絵具の色名が出てきて、その度に 美術室の放課後のような「一房の葡萄」のような懐かしさがよぎる。
しかしこれは北海道の十勝平野で開拓者として酪農を始めた記録だ。 著者はインテリゲンチャなので、酪農をしながら、農業について、 農村について、文化について、自然について、などの考察をする。 (たぶん部落の他の人はそんな事はしていなかったと思う。)
もちろん実業もする。それがなかなか上手く進まない。
読んでいても気持ちが萎むような事が続くが、著者の妻ツルさんの 「復刻によせて」という文中では この本では大らかに語られていますが、現実はほんとうに厳しく と書かれている。想像できると思うのもおこがましい。
ちょっと楽しみにしていた老猟師の話は出てこなかった。 (「続 開墾の記」というのがあるので、そちらに出てるのかな?) しかしオヤジ(熊)に会ったジサマの話で笑った。
「ウンニャ小(ち)さいと言った処で、猫程でもねエけんど、 けんかした事(こ)ったら叶わねえな」
熊には会いたくないけど、この台詞はちょっと使ってみたい。
畑でトマトを作っていて、青いトマトは漬物にしていた。 ローラのお母さんが「長い冬」か「大草原の小さな町」でも作ってた。 こういうのは農業指南をしたお雇い外人さんが教えて帰ったんだろうか? アメリカ映画で「フライド・グリーン・トマト」っていうのもあったな。 ちっとも美味そうには見えなかったが。
六花亭の包装で著者坂本氏の絵が見られる。(お菓子もどれも美味しい。) http://www.rokkatei.co.jp/
フィリップ・プルマン「神秘の短剣」(2002-058)☆☆☆☆
ライラの冒険シリーズ2作目。 ここではおそらくもう一人の主人公らしき、ウィルという少年が登場。 #私の中ではウィル・スタントン@闇の戦いシリーズに繋がる良い名前(^^)
ある意味でずいぶんとタフな人生を送っているウィルの世界と、ライラの 世界とは微妙に似ていて、微妙にずれている。 もう一つチッタガーゼという世界を挟んで、人や人でないものが行き交い ますます謎が深まったところで話は3作目に続く。
う〜〜〜っ。面白い。
誰が敵だか味方だか、正だか邪だか、善だか悪だか分からない。
3作目は「琥珀の望遠鏡」。 2作目の中にこはく(アンバー)が鍵になる会話が出てくる。 ということは、3作目の望遠鏡も訳あって琥珀なんだな?
はやくリクエストした本の順番来ないかな。
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