2002年03月23日(土) |
カラスがせっけんを盗んでは食べた 東大教授がなぞ調査 |
マグロ、カツオ……2万匹の大乱舞 茨城・大洗町 患者の求める「死ぬ権利」認める判決 英高等裁判所 ギネス世界最高齢男性の中願寺雄吉さん、113歳に(以上asahi.com)
◆小掃除
昨年末、大掃除で楽をするために小掃除を12回やろうと決意。 水周りの小掃除実行。 ・・・何故この3月まで話題にしなかったのかは訊かないように(笑)
◆昨夜からの読書
島村洋子「不思議な体験、したかった。」(2002-050)☆☆☆
木曜日の夜、唯川恵についてネット検索をかけてコバルト出身だと知った。 ・・・そういえば背表紙で見たような御芳名。 「本当に読んだことなかったんだっけ。」と更に検索をしたら、私がかつて 読んだ本の作者は唯川恵ではなくて島村洋子だった。 で、何故か金曜日に図書館の本棚でこの本と目があってしまった。
ぱらぱら読むと ああ、この人もうすぐ死ぬな、とわかるときがある。 なんて文章が目に飛び込んできた。
あははは。(乾いた笑い。) ・・・身内にね、こういう者がおりましてね(^^ゞ #こうあからさまではないが「影が薄い」と思うらしい。
で、借りてみた。
内容は作者がいろいろな不思議な体験をする体当たりエッセイ。(?) 私がいろいろ不思議に思っていることの結論は(まあ無理だと思ったけど) 出なかったが、この作者のその後がとっても気になるのだった。(占いの 結果と実人生がどう重なるのか。) この本は1994年発行なので、最近のエッセイを読むと何か分かるかもしれない。 読んでみよう。(目がキラりん。)
宮部みゆき「震える岩 霊験お初捕物控」(2002-051)☆☆☆
このシリーズは、やや荒唐無稽な感じがするのだよ。
宮部みゆき「堪忍箱」(2002-052)☆☆☆1/2
短編集 ・堪忍箱(木蓮の象嵌細工の開けてはいけない箱) ・かどかわし(「おいらをかどかわしてほしいんだ。」) ・敵持ち(板前の加助が長屋の浪人の小坂井に用心棒を頼む) ・十六夜髑髏(月の光) ・お墓の下まで(影膳と、拾い子) ・謀りごと(差配さんの色んな顔) ・てんびんばかり(お美代とお吉) ・砂村新田(喧嘩結びの羽織の紐)
杉本苑子の本でも思ったけど、昔の人はあっけなく亡くなること。
池波正太郎「青春忘れもの」(2002-053)☆☆☆☆
面白かった。しかし若い頃から美味いもの食ってたのね。羨ましい。
宮部みゆき「スナーク狩り」(2002-054)☆☆☆
最初は赤川次郎みたいだった・・・なんて言っちゃいけないか。 もう少し長い話ならよかったのかもしれない。
ポール・アードマン「ゼロクーポンを買い戻せ」(2002-055)☆☆☆☆1/2
面白かったっ! あぁ、金融小説は面白いなぁ。(しみじみ。) しかし邦題のつけ方はいかがなものか。(原題"ZERO COUPON") ジェフリー・アーチャーの「百万ドルをとり戻せ」に似せた風で。
まっとうに稼ぐ道から外れているといわれるかもしれないけど、 私は相場で稼ぐことが悪いと思ったことはない。 ゼロサムのリスクをきっちり負って勝負ができる才能があるのは 素晴らしいことだと思うし尊敬する。
一度決まったことをあとからウダウダ言う輩がいると、密かに 「あの人は株とか買えないわね」「人生にやっぱりはないんだよ」 などと同僚Aさんと私で陰口を叩くことにしている(笑)
そういうだらしなさがないところが、好きなのだ。たぶん。
ということで、楽しくて2回読んでしまった。
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