2002年03月17日(日) |
磯も春色、ヒジキ刈り始まる 千葉・外房 |
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昨夜は都内某所にて本と脊椎動物と無脊椎動物の話をしてきた。 芋焼酎「山ねこ」ツボに嵌る。 (うちに帰って調べたら「百年の孤独」の黒木本店さん蒸留とな。)
西村しのぶの漫画を読み返していたらツボに嵌る。 でも人にはちょっと言えないわね。(にやり)
昨日と今日の読書。
池波正太郎「梅安影法師」(2002-043)☆☆☆☆
飛ばしてしまった最終巻1つ手前。面白かったけど、 次の巻で終わっちゃうんだよなぁ。と思うと寂しいのであった。 もう最終巻読んじゃったけど。
宮部みゆき「天狗風 霊験お初捕物控(二)」(2002-044)☆☆☆☆
猫3匹(生きてる奴)出てきた。 昨日、目に見えないものを感じる事や「耳袋」の話をしてきたので 思いっきり繋がっていた。 やっぱり生きてる人間が一番恐ろしいのかなぁ。
宮部みゆき「地下街の雨」(2002-045)☆☆☆1/2
ひねった話ばかりの短編集。みゆきちゃん平均よりやや下。
・地下街の雨(椿の柄のネクタイ) ・決して見えない(深夜のタクシー待ち) ・不文律(「言っちゃいけないんだよ、そんなことは。」) ・混線(瞳の白い少女と電話) ・勝ち逃げ(亡くなった伯母宛の手紙) ・ムクロバラ(・・・・・) ・さよなら、キリハラさん(無音と、隠し場所の宝物)
村上龍「希望の国のエクソダス」(2002-046)☆☆☆☆
村上龍を読むのは10年ぶり位で、2冊目。 以前に読んだのは友達が又貸ししてくれた「愛と幻想のファシズム」。 その後で「コインロッカー・ベイビーズ」と「ラブアンドポップ」を 立読みしたけど、人間の情念が迫ってきて気持ち悪くて最後までは 読めなかった。
この本に出てくるような、欲望の希薄な若者っていうのは、きっと 実在するんだろうと思う。金融マーケットのストーリーについても 幸田真音の本よりも更に現実的(実際のマーケットの動きも、傍で 見ててもある意味非現実的であるわけだけど)。
私は欲望いっぱいで幸福の閾値の低い人間だから、ASUNAROの理想は すばらしいのかもしれないけど、友達になりたいとは思わないわね。
しかし、子供には無限の可能性があるというのは本当だなと思った。
・・・・・。(もやもやもや)
結論:私は「月は無慈悲な夜の女王」を愛す。以上。
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