いいことあった
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2002年03月17日(日) 磯も春色、ヒジキ刈り始まる 千葉・外房

日野、スカニアと提携へ トラック日欧大手
沿岸捕鯨に「賛成」7割 内閣府世論調査(以上asahi.com)
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重機窃盗でリーダー格の元組員逮捕=全国で200台、被害12億円−愛知(時事通信)
パリに映画をテーマとしたディズニーの新テーマパーク誕生(ロイター)

昨夜は都内某所にて本と脊椎動物と無脊椎動物の話をしてきた。
芋焼酎「山ねこ」ツボに嵌る。
(うちに帰って調べたら「百年の孤独」の黒木本店さん蒸留とな。)

西村しのぶの漫画を読み返していたらツボに嵌る。
でも人にはちょっと言えないわね。(にやり)

昨日と今日の読書。

池波正太郎「梅安影法師」(2002-043)☆☆☆☆

 飛ばしてしまった最終巻1つ手前。面白かったけど、
 次の巻で終わっちゃうんだよなぁ。と思うと寂しいのであった。
 もう最終巻読んじゃったけど。

宮部みゆき「天狗風 霊験お初捕物控(二)」(2002-044)☆☆☆☆

 猫3匹(生きてる奴)出てきた。
 昨日、目に見えないものを感じる事や「耳袋」の話をしてきたので
 思いっきり繋がっていた。
 やっぱり生きてる人間が一番恐ろしいのかなぁ。

宮部みゆき「地下街の雨」(2002-045)☆☆☆1/2

 ひねった話ばかりの短編集。みゆきちゃん平均よりやや下。

 ・地下街の雨(椿の柄のネクタイ)
 ・決して見えない(深夜のタクシー待ち)
 ・不文律(「言っちゃいけないんだよ、そんなことは。」)
 ・混線(瞳の白い少女と電話)
 ・勝ち逃げ(亡くなった伯母宛の手紙)
 ・ムクロバラ(・・・・・)
 ・さよなら、キリハラさん(無音と、隠し場所の宝物)

村上龍「希望の国のエクソダス」(2002-046)☆☆☆☆

 村上龍を読むのは10年ぶり位で、2冊目。
 以前に読んだのは友達が又貸ししてくれた「愛と幻想のファシズム」。
 その後で「コインロッカー・ベイビーズ」と「ラブアンドポップ」を
 立読みしたけど、人間の情念が迫ってきて気持ち悪くて最後までは
 読めなかった。

 この本に出てくるような、欲望の希薄な若者っていうのは、きっと
 実在するんだろうと思う。金融マーケットのストーリーについても
 幸田真音の本よりも更に現実的(実際のマーケットの動きも、傍で
 見ててもある意味非現実的であるわけだけど)。

 私は欲望いっぱいで幸福の閾値の低い人間だから、ASUNAROの理想は
 すばらしいのかもしれないけど、友達になりたいとは思わないわね。

 しかし、子供には無限の可能性があるというのは本当だなと思った。

 ・・・・・。(もやもやもや)

 結論:私は「月は無慈悲な夜の女王」を愛す。以上。


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