2002年03月13日(水) |
消える世界の氷 予想超える速さ |
新潟のアマチュア天文家が新すい星を発見 男体山の山火事、日没で消火作業中断 茨城(以上asahi.com)
真保裕一「トライアル」(2002-041)☆☆☆1/2
・逆風(競輪) ・午後の引き波(競艇) ・最終確定(オートレース) ・流れ星の夢(競馬)
それぞれに、面白く読めた。
花村萬月「二進法の犬」(2002-042)☆☆☆☆
いやー、読んじゃった。 花村氏の小説は中篇集1冊、エッセイ1冊読んで、長編初めて 読んだけど、他のもこんなに面白いのかな。 基本的に私は、暴力的な話はあまり得意としていないのだけど、 車の改造話などにとり込まれて、つい楽しく読んでしまった。 #このあたりからするに、私よりちょっと上の世代なのかな。 エッセイでGSX250Eに乗ってたと書いていたし。
小説として面白かったのは確かで、博打の個所などは、 よく分からないままにページを進めてしまう勢いだったが 彼のエッセイにどーもひっかかりがあるんだよなー。 プロジェクトXというか過分にドラマチックというか。
この小説の中にも出てくるけど、生死の表裏のこととか、 交通事故の確率のこととか、黙って心の中に秘めておけば いいようなことを、あまりおおっぴらに書かないで欲しい。
こりゃ私のわがままか。(笑)
ともかく「私は面白いと思った」と言ってくれたRさんと、 日記にとりあげていた酔眼犬さんのお陰で面白い本を読めた。
感謝。
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