いいことあった
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2002年03月09日(土) ウミネコ2万羽、にぎやかに子育て 青森・八戸市

体細胞クローン使い遺伝子治療 米でマウス実験成功(以上asahi.com)

◆読書

池波正太郎「梅安針供養」「梅安乱れ雲」「梅安冬時雨」(2002-036〜8)☆☆☆☆

 1冊抜けてしまったけど最終巻まで読んでしまった。
 残念だ。
 「〜の仕掛人」と言われて意味が通じないことはないと思うが、
 仕掛人という言葉を作ったのは池波正太郎だそうだ。
 (本来の意味からは外れた用法になってるけど。)

 やっぱり鬼平続き読もうかな〜。それとも真田太平記?

フィリップ・プルマン「黄金の羅針盤」(2002-039)☆☆☆☆

 ライラの冒険シリーズ3部作の第1作。
 ようやく先日完結したようなので(安心して)読み始めた。

 独特の世界、歪んだヨーロッパ。ダイモン(デーモン)。
 学者、聖職者、ジプシー、魔女、獣形の生物、毛皮を着た美女。

 ファンタジーとして申し分ない、と思う。
 ジョーン・エイケンやC.S.ルイスのやや暗い色調と似たものを
 感じる。(ルイスではナルニアより別世界物語の方に近いかな。)

 作者のインタビューをネットで見つけて読んだ。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/feature/-/115598/ref%3Dfb%5Fbr%5Fl%5F2%5F3/249-0002335-2946774
 文字による表現よりストーリーを語ることを大切にするという事を
 言っていて、それも凄いと思った。
 (私は文体の美しいストーリーの大した事ない文学も愛すが。)

 続きが早く読みたいけど、あまり急いで読まなくてもいいような。
 じっくり読みたいような。 

 ところでジョイ・チャントの「赤い月と黒の山」の続きと
 ガイ・ゲイブリエル・ケイの「夏の樹」の続きは出ないのかなぁ。
 #連作ファンタジーはよく1巻が出たあとで打切になる。
  続きが気になるのでやめて欲しい。


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