いいことあった
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2001年07月13日(金) キッドマンとクロウ、リゾート地で休暇過ごす

 #フィジー、いきたい。(ファンではない。)
               (表題のみロイター、他全てasahi.com。)
マイクロソフト訴訟、独禁当局の州政府が和解
 #分割もしないのね。
日英ドラッグストア戦争はマツキヨに軍配
 #Boots、イギリスでは歩けば当たる様な店だったが、敵わなかったか。
書き間違いの反則切符を勝手に回収 巡査部長処分
 #これって知人も似た体験がありました・・・
追跡中の捜査ヘリ、小学校に緊急着陸 岐阜
 #今日は興奮して授業にならなかったでしょうね(^^;
マイライン登録トラブル続出 代理店が勝手に変更か
 #小悪の考えそうなことねッ。(高飛車)

今日は小野不由美の十二国記短編集「華胥の幽夢」が出た。昼休みに買った。
読み終わった。(笑)
帯の裏をみて・・・たっ、大変だっ。山田章博「十二国記」カレンダーが。
買わなきゃ。予約しなきゃ。おたおた・・・・。

ってな訳で感想。

小野不由美「華胥の幽夢」☆☆☆☆

 5篇の物語が入っている。「冬栄」(載国)、「乗月」(芳国)、
 「書簡」(慶国)、「華胥」(才国)、「帰山」(奏国)。
 (括弧内は舞台となる国−登場人物はあちこちのあの方やこの方。)
 今年になって雑誌掲載された「冬栄」「華胥」はともかくとして、
 「幻の」作品が商業出版されて日の目を見て嬉しい。
 この続きはどうなるの?教えて小野さん。

 小野不由美作品は、よく人の気持ちを言葉で説明しようとする。
 それは必要であり、意味のあることだと思う。
 が、しかし、気持ちは変わるもの。「100%の気持ち」はない。
 そして、小野不由美はそれを知っていて、あのときの気持ちは
 本当はこうだったんじゃないか、と淡々と掘り下げていく。
 そこで正解を出して終わりではなく、その時々の気持ちと折り合いを
 つける方法を捜しながら登場人物は生きている。
 そこが惹かれる部分である。

 アガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」も面白かったなぁ。


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