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きょんの動物好きは、きょんを知る人にはもう、「動物といえばきょん」というくらいの、きょんという人を語る上で外せないものであるわけなのですが。
そしてさらに言わせてもらえば、ワタシときょんの関係を知る人がこの言葉を発するのは、一度や二度ではありません。 その言葉とは
「せめて(飼っている)動物たちと同じくらい、じょりぃちゃんのことも大事にしてくれればいいのにね、きょんさん」
・・・・・・・・・・・・。
ワタシも大人げないんですが、このことに関しては過去に何度かきょんとケンカをしております。 そのたびに「動物と張り合ってどうするのか」「じょりぃは人間なんだから、自分の世話は自分でできるでしょ? 動物は飼われてしまったら、飼った人が面倒見てあげないと生きていけないんだよ?」などと怒られてきたわけでございます。
わかってるけどさーそんなの。 あまりにも扱いが違いすぎるんですもの。
犬は毎朝散歩させてるのに、じょりぃのことはゆっくり寝かせておいてくれるんですよ?
ということではありませんよもちろん。
きょんの心の中の、「大切なモノ比重」の問題なのです。 ワタシの独断で比重を発表させてもらえば
動物5:自分2:仕事1.5:じょりぃ1.5
くらいでございますよ?
もともとワタシはいじけるのが得意なんですから、そりゃあ「け」という気持ちにもなります。 陰で動物に「おいしそうでしょー。でもあげない。ぱく」とかいやがらせのひとつもしたくなります。
と、ここまで前置きでございます。
本日。夜。 頭が痛くてリビングに薬を取りに行きましたら、「じょりぃがここに座らないかなー」と、自分の隣をぽんぽんっと叩きました。
あらめずらしい。
「それは、ワタシのことが好きで好きでしかたないということでしょうか」と、「バカじゃないの?」と返されるのを承知で訊ねてみましたら、なぜか「うん」と言いましたので、 これはもう、何か悪いウィルスにでもやられてしまったのかもと心配になって、隣に座りました。 が、頭痛のひどかったワタシは「横になっていい?」とことわり、ソファにごろんと。
「んー、じょりたん、かわいしょかわいしょ」 ぽん ぽん。
どうしたことかしら、とさらに不気味に思ったじょりぃですが、頭痛で弱っている人間、という扱いでこのようにやさしくしてくれているらしいです。ただそれだけです。 きょんにやさしくしてもらいたかったら「かわいそう」になるか「弱いとこ見せる」に限ります。 ということで「もうダメです。死にます」と言ってみたら「死なないから」と冷静に返されましたが。
で、軽く我が家のペットたちの話をしまして。 このときの話題の中心はネコちゃんだったのですが。 ワタシはこのネコにメロメロ。メスだから、ということもあります。 きょんは犬ばかりかわいがっているように感じたので(犬は2頭とも野郎です)、
「きょんはさー、犬と猫なら、やっぱ犬のがかわいい?」と訊いてみました。
「うーん・・・・・同じかな」
「ふうん。 じゃあ、犬とじょりぃならどっちがかわいい?」
「えーーー。 どっちも同じくらいかわいいよ」
「やったーーーーーー!!!」 <ガッツポーズつき
「あははははははははははは」
笑われてやっと気付いたのですが。 犬と同じ、と言われて喜ぶのもどうかと。
でもほら。 「きょんにとってじょりぃは動物以下」というのは、ワタシもまわりも認めるところでございましたので。 「同じ」というのは嬉しかったのでございますよ。
きょんもきょんで 「昇格したね」 と。
確かに昇格なんでしょうけど。 一瞬本気で喜んでしまいましたけど。
何か間違えているような気がしてきました。
さらにかわいがってもらえるよう、動物の着ぐるみパジャマの購入を本気で検討しはじめたじょりぃであります。 ナナにはナース服を着せようとし、きょん相手の場合は自分が動物の着ぐるみを着ようとするワタシ。
アパレル業界は、ワタシでもっているといっても過言ではありません。(過言です)
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