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2003年04月01日(火) 家族ぐるみというシアワセと罪悪感

本日、ナナが子供3人を連れて遊びに来ました。
今、世の中は春休み。子供たちはヒマなんです。
子供はヒマでも、ママはとても忙しくなってしまうんだそうですね、お休みというものは。
「一日中一緒にいると、イライラしてきちゃう」んだそうです、ナナ曰く。

ここの子供たちがまた、ワタシのことがスキでねえ。
ワタシのかわいがり方も格別ですからね。
好きな人の子供って、たまらなくかわいいですね。
ふとした仕草や表情、話し方なんかがナナに似てたりすると、それだけで嬉しくて。
ナナ家で家族でお出かけ、というときでも「じょりぃちゃんは行かないの? じょりぃちゃんも誘ってー!」とラブコールが来るほどです。愛されています。

そりゃそうだ。

一日中「あっちむいてホイ」してくれる大人って、そうそういませんからね。

一番上の女の子(長女ちゃんと呼びましょう)は、この春から中学生。
さすがにべたべたはしてきません。

次女ちゃんは今度4年生。末子ちゃんが4歳。いずれも女の子。
このふたりはものすごいスキンシップでもってワタシを襲います。
いっぺんにふたりぶら下げて歩くのなんてざらです。
じょりぃちゃんの取り合いです。
なんでも言うこと聞いてくれて気前が良くて一日中遊んでくれていざというときは(それなりに)頼りになる大人、というオモチャであればそれはそれは大人気でございます。
ワタシだって欲しい。そんな都合のいい人。

パパ(ナナのだんな様。ワタシもいつも「パパ」と呼んでおります)はアパレル関係の会社にお勤めですが「じょりぃちゃんに似合う服がないか、いつもチェックしてるんだよ」と、高いお洋服をたまにポンとくださいます。恐縮です。
本日も革の春物の素敵なジャケットをいただいたので、夜になってからパパにお礼の電話をしました。

「あんなに素敵なものをいただいてしまって・・いつもスミマセン。自分で言うのもナンですが、とても似合っておりました。えへへへ」

「いやいや。あんなもの、じょりぃちゃんがナナや子供たちにしてくれてることに比べたら1000分の1にもならないんだけど。(チク<私の良心) これからも末永く、ナナと子供たちのこと頼むね(チク)。いつもホントにありがとうなー(チク)」

こんな風に言っていただいて、すごく嬉しかったんですけど。
しかしやはり「チク」と来ます。

どうこうなろうなんていう下心はなくナナとつきあっているワタシですが(「あわよくば」くらいはあるけど)、やっぱりパパにこんな風に純粋に「うちの家族のために、いつもありがとう」なんて感謝されちゃうと、良心が痛むのです。

でもどうすることもできないんですけど。

パパがいい人で、本当にワタシもシアワセなんです。
ナナのシアワセはワタシのシアワセ。
子煩悩で働き者でナナのことがかわいくてしょーがない(ナナ談)パパ。
こちらこそ、ナナと子供たちをこれからも末永く、どうぞよろしく。
と、ワタシが頼む筋合いのことでは、ちいっともないんですけど。

この家族でワタシに対して一番冷たいのがナナだったりします。
それはもう、さすがの脳天気じょりぃもたまに拗ねてしまうほどに。
常にワタシに対して「シラっ」としていて、自分が子供のことで不安になったりすると、ベソかきながら夜中の3時とかに電話してきます。
おまえなー。

子供たちの半分でも、ワタシに会いたいと思ってくれると嬉しいんですけどね。


そして今日、子供たちと遊び倒したワタシは、筋肉痛に悩まされております。
三十路の体も省みず、小学生と一緒にはしゃぎすぎました。
アホか。


じょりぃ |HomePage