ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2020年03月14日(土) 寸借詐欺とガンダム

3月14日の夢

私は何処かの田舎町を走るバスに乗っていた。
気付くと隣の席のスーツ姿の二人の男が私を見てニヤリと笑う。
彼等は以前、私を逮捕した事のある刑事だった。
「何で私達が来たのか分かるね?」
二人は諭す様に私に話し掛ける。
「すみませんでした」
謝る私。私は優しい駅員に寸借詐欺を働いていたのだ。
「前科もあるし長くなるよ」
刑事は言った。

暗転

とある少年院の前。これから入る少年達に混じって長い列に並ぶ私。
大きな重たい門扉がギイと開く。
かつて感じたことの無い焦燥感に駆られる。
少年達の中に知った顔がちらほら。彼等も再犯なのだ。
その中の一人が私に話し掛ける。
「中では沢山の本を読んだな。俺は推理小説が好きだった。君は?」
「僕はガンダムが好きです」

暗転

少年院から作業場へ向かうバスの中。何故か少女達も混じってる。
少女の一人が誰にともなく話し始めた。
「クリスマスパーティにはうちらがご馳走を作るよ」
少年達はわいわい騒ぎ出す。私も少し楽しい気分になった。


 < 過去  目次  





My追加