ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年06月02日(土) こころのイタミ

動物には,痛みを感じる能力がある。

それ以上の怪我、病気に発展しないで済むように。。。

もし自覚がなかったら、骨折したまま歩いて周りの組織が、

ぐちゃぐちゃに傷ついてしまう。

心にも同様のセンサーが備わっている。

今、自分はストレスを感じている。このままだと体調を壊して、悪循環にはまる。

ちょっとエスケープしなさい!って体がだるくなって、休ませようとする。



自分のストレスを無視しないと生きていけない環境で育った人は、自覚できなくな

ってるから、相当悪化するまで自分も周りも気付かないんだろう。



鬱病は、傍目には〈なまけ〉〈逃避〉としか映らないらしい。

甘えた人がなる虚病だと、誤解する人も多い。

病気そのものも辛いのに、そう言った二次的な問題に押しつぶされてしまう。



おいらは昔、ひ弱で小児喘息だった。

親父はかまわず、ヘビースモーカーだった。

母は、家中で小鳥を飼っていた。

家の前は、ダンプ道だった。

姉は、弟ばかり可愛がられているとおもって、影で苛めてきた。

親父はおいらの体形の事で、母に「医者に連れて行け!おまえのせいだ。」

とか言っていた。おいらは、二人に挟まれて泣いていた。みじめで悲しかった。

親父にとって、おいらはみっともなくて無能な失敗作らしい。。。

母(だった人)にとっては、自分が外の世界で生き生きやっていく事の足枷(かせ)

くらいにしか思っていない。

一番怖いのは、自分もそんな人間になってしまうのではないか、と言う事。。。


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