朝 仕事で彼の席の近くに行く。 彼に用事ではなくて、別の人に。 彼は、立って他の人と話をしている所だったのは 視界に入ってきていた
けれど もちろん、用事のあった人と 話をする。
彼が、こっちを見ているのが 視界に入る。 視線というのは、自分が思っている以上に 相手に伝わるんだな、と思った。 結構長い時間 私をみてる。
なにか、用事があったのだろうか。 でも、忙しかったし 結果的には無視する形。
意識しすぎだと わかっているけど。 なんで見るの。なんて。
私が彼を見るのとは 訳が違う事くらい、バカじゃないから わかる。 ま、ある意味 バカかもしれないけどね。
私は彼を直視することなんて できないもの。 意識しすぎているから。
金曜日、結構私は落ち込んでいて 仕事のことで 私はすごく引きずっていた。 彼に会って 励まして欲しい、と 真剣に思っていた。
でも、彼は違ったみたい。 同じ仕事をしていて 彼の方は 解決して、さっぱりしたね と思っていたらしい。
やっぱり、同じ考えにはなれないんだな。 立場が違うとね。 独りで落ち込んだり 悩んだり していた事が ばかみたいに思えた。
いつもは とてもとても会いたくて仕方が無い 休み時間。 でも 今日は会いたくないと思った。 会って話すことが面倒。
でも、こんな日は会えてしまう。 話題としては避けていたけど。
急いで こちらに向かってきているのが見えたときは 正直嬉しかった。 会いたくないな、とか 休憩所に行ったとき いなくて ほっとした事とかも 事実だけれども。 会いたい気持ちに 嘘は付けないってことかしら。
彼に会えたり、 話をする事は やっぱり楽しい。
彼の視線が 私に向かってきている事は 嬉しいのだけれど。
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