2002年10月22日(火)
「そばにいるよ」


ようやく眠りについたら
そこはもう明け方だった

もうじきの冬の月が落とした粒子の中
雲の間に朝の細い線が見えた頃


アナタノ ユメヲ ミタ


髪を頬を
撫でられてるかのように

浅い夜から
緩やかに目を覚ました


身体が朝を迎えて知った抱擁



僕らはなお一緒に居る

離れた未来の光の中に








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