夏の音を眩しくのせて水面は夏の色を奏で指先で弾くと跳ねた水玉に夏の粒子が踊る一瞬はただその瞬間に瞬きの奥へ戻らないそのときを悔やんだりはしない悔やんだとしても先に意味を成し得ることに形を変えていくだろうこの夏の未来が続くことをこのときを今知っているから