2002年08月13日(火)
「残像に添えて」


夏の音を眩しくのせて
水面は夏の色を奏で

指先で弾くと
跳ねた水玉に
夏の粒子が踊る

一瞬は
ただその瞬間に
瞬きの奥へ



戻らない
そのときを


悔やんだりはしない


悔やんだとしても
先に意味を成し得ることに
形を変えていくだろう


この夏の未来が続くことを
このときを今
知っているから







sleep   pieces    walk

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