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2008年02月19日(火) あさって

あさって


2008年02月16日(土) ココの死

14年間

僕と半生を共にした
愛犬ココが死んだ

なぜだろう
あまり悲しくない

ココは
中野家で生涯を過ごした事
幸せに思ってくれているかな

僕は
ココと一緒に過ごせて
幸せでした

忘れもしない
中学3年生の9月14日
僕が始めて人前で楽器を持ち
ライブというものをした日
家に帰ると手のひらに乗るくらい小さい犬がいた
その犬にココと名付けた

ココは僕が家に帰る度に「おかえり」と
僕にキスをした
決して頭が良い犬ではなかったけど
そんな可愛い犬

そんなココが急に弱ったのが2年前
姉の結婚式が終わって家に戻るとヨボヨボになっていた
目も見えない状態になっていた
そんな状態でもココは元気に歩きまわった

今日の朝おきると姉からメールが入った

「ココが死にました」

そうか
死んだのか

悲しかったし寂しい気持ちになったけど
それよりココが苦しんで死んだのか
それとも幸せな気持ちで死んだのか
気になった

まずココに言いたいのは
中野家に来てくれてありがとう
僕と生きてくれてありがとう
お疲れ様でした


2007年06月27日(水) 27年という短い歴史の中で

紙切れに名前を描いた
それで僕らはつながれた

27年生きてきて
これから死ぬ日を迎えるまで
その紙切れに
つながることを

描き記した


2006年11月16日(木) 僕なんて

普段は
前を見ないと
歩けないくせに

実際には
前を見るより
後ろを見るほうが
簡単で

前を見るのが
怖くて
怖くて

どっちにしろ
前は霞んでしまって
見えないから
いいんだけど

霞ませてるのは
実は僕であったり


2006年09月30日(土) 背中に乗る百万の石

年を取るごとに
背中に石を積み上げられる

時折

その石が背中に乗る瞬間を察知し
リアルに重さを感じ
数年後を想像しては
起きてもいないことに嫌気を指す

この石を
払いのける作業が必要だが

最初に乗っかった石が
くっついてしまって取れないから


2006年09月09日(土) 昨日と同じ位置に月がある時

昨日と同じ位置に
月がある時

昨日と同じ時間に
その月を見ていた

あの月は僕だけが見ていたんだ

僕だけの月なんだ


2006年09月02日(土) 歪みと歪みと歪

ひずみは
音と友達

ゆがみは
風と友達

2人とも
いびつ


2006年08月27日(日) 限られた時間と限られた箱の中で

僕たちは
時間を使っている訳でもなくて
時間を消費している訳でもなくて

ただ、
時間に使われている存在

悲しいかな、
自分の意思ではどうしようもないもの


2006年07月23日(日) 宝箱

いつかは

痛みも

宝箱


2006年07月22日(土) 同じ時計

毎日オリエントを付けて
繋がっている気分を味わう
こういう根拠の無い安心が
人一倍嫌いな僕が
オリエントという
鎖の異空間で
繋がっていると信じ込み
今日も一日を過ごす


koushin