Dead
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あさって
14年間
僕と半生を共にした 愛犬ココが死んだ
なぜだろう あまり悲しくない
ココは 中野家で生涯を過ごした事 幸せに思ってくれているかな
僕は ココと一緒に過ごせて 幸せでした
忘れもしない 中学3年生の9月14日 僕が始めて人前で楽器を持ち ライブというものをした日 家に帰ると手のひらに乗るくらい小さい犬がいた その犬にココと名付けた
ココは僕が家に帰る度に「おかえり」と 僕にキスをした 決して頭が良い犬ではなかったけど そんな可愛い犬
そんなココが急に弱ったのが2年前 姉の結婚式が終わって家に戻るとヨボヨボになっていた 目も見えない状態になっていた そんな状態でもココは元気に歩きまわった
今日の朝おきると姉からメールが入った
「ココが死にました」
そうか 死んだのか
悲しかったし寂しい気持ちになったけど それよりココが苦しんで死んだのか それとも幸せな気持ちで死んだのか 気になった
まずココに言いたいのは 中野家に来てくれてありがとう 僕と生きてくれてありがとう お疲れ様でした
2007年06月27日(水) |
27年という短い歴史の中で |
紙切れに名前を描いた それで僕らはつながれた
27年生きてきて これから死ぬ日を迎えるまで その紙切れに つながることを
描き記した
普段は 前を見ないと 歩けないくせに
実際には 前を見るより 後ろを見るほうが 簡単で
前を見るのが 怖くて 怖くて
どっちにしろ 前は霞んでしまって 見えないから いいんだけど
霞ませてるのは 実は僕であったり
年を取るごとに 背中に石を積み上げられる
時折
その石が背中に乗る瞬間を察知し リアルに重さを感じ 数年後を想像しては 起きてもいないことに嫌気を指す
この石を 払いのける作業が必要だが
最初に乗っかった石が くっついてしまって取れないから
2006年09月09日(土) |
昨日と同じ位置に月がある時 |
昨日と同じ位置に 月がある時
昨日と同じ時間に その月を見ていた
あの月は僕だけが見ていたんだ
僕だけの月なんだ
ひずみは 音と友達
ゆがみは 風と友達
2人とも いびつ
2006年08月27日(日) |
限られた時間と限られた箱の中で |
僕たちは 時間を使っている訳でもなくて 時間を消費している訳でもなくて
ただ、 時間に使われている存在
悲しいかな、 自分の意思ではどうしようもないもの
いつかは
痛みも
宝箱
毎日オリエントを付けて 繋がっている気分を味わう こういう根拠の無い安心が 人一倍嫌いな僕が オリエントという 鎖の異空間で 繋がっていると信じ込み 今日も一日を過ごす
koushin
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