なべて世はこともなし
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2008年04月15日(火) |
試験的に移動しました |
あれこんなところにこんなページが、…。
2008年04月12日(土) |
寒い中の小さなシアワセ |
すいません。気がつけば10日間も日記をサボっております。実は(と秘密めかして書くほどのことじゃあないんですが)今週は学校に飛ばされておりました。何やらIT関係の資格試験を受けさせられる模様。この話は別の日記のネタにしますが、言ってみれば何も知らない中学生が大学の講義を受けさせられたようなもん。ついて行くのに本気で苦労しました。
その学校がIFSC(International Financial Services Centre)の対岸にあったわけですけど、
…てか、ここどこよ?
このIFSCとやらのおかげでこのあたりの風景が激変したことはもちろん知ってましたけど、こうやって対岸から改めて眺めてみると、その風景の変化に驚かされます。東京で言えばお台場のような新興開発地になるのでしょうか。このあたり、そもそもはNorthwallと呼ばれておりまして、Eastwallと並んで昼間でも歩きたくないような場所だったのです(住んでいた本人が言うんだから間違いありませぬ)。
なのに、いろんな金融関係をはじめとするオフィス、アパート、さらにはホテル、新駅に至るまでが建てられ、ただいまLUAS(トラム)の建設中…と、まあ、倉庫街からのその変化には目をみはるばかり。ま、冷酷な言い方をすれば、「アイルランドのバブルの象徴」と後世に語り継がれるんだろうなあ…と思いますが。
で、その変化は対岸、つまり南側にもおよんで来てまして、学校のある対岸もクレーンがそびえたち、バブルの余韻を感じさせてくれます。特に、Liffey川の両岸の川沿いは今まであった薄気味の悪い倉庫が撤去されて、いい感じの遊歩道になってます。そんな遊歩道に
コーヒー屋さんがあるのです。
寒い中で2.5ユーロのカフェラテはおいしかった。なんか見てると常連さんばかりなんですよね。店員さん(英語のアクセントとかから見てラテン系と見た)は「いつものやつね」という感じでお客さんに対応してます。なんか、すごくいい感じでした。
おまけ、今日のFM104ニュースのトップ(ウソだぞ)。
「今日夕刻、弊社のレポーターの車が駐車違反で車止めをつけられました。」
なんか社名入りの車が駐車違反で車止めをつけられるとすんごくカッコ悪く見えるのは気のせいでしょうか。
次回更新はたぶん火曜日。それまでに掲示板にコメントを下さるというありがたいお方は、こちらへ(掲示板へのリンクです)。
2008年04月04日(金) |
7年前の日記を読み返してみる |
さっき会社のコーラの自販機で、コドモのように「ボタンの乱れうち」をしたら(精神年齢がバレようというもの)、ジュースが2本出てきました。ちょっと嬉しいです。
じつは毎日の日記は会社からしてます。ネット、快速に繋ぎっぱなしで電話代を気にしなくていいというのがいい。自宅からだとたかが1分1ペンス(1.4円くらい)くらいのくせに電話代が気になる自分はやはりケツの穴が小さいんだろうなあ。
言い訳のようですが、海外に住むようになると金銭感覚が変わります。やはり日本は高い国です。例えば…
(レートは1ポンド140円として計算)
★ 缶コーラ、会社の自販機で50ペンス(70円) ★ 自転車のパンク修理 4ポンド (560円) ★ バス、うちから街まで(6キロ) 85ペンス (120円) ★ パン一斤(日本の倍以上の長さ) 80ペンス (110円) ★ 日本間までの電話代 1分 16ペンス (22円) ★ 今日食べたお持ち帰りチャイニーズ (北京ダック) 5.6ポンド (780円)
ね。安いでしょ。
学生の頃、コンパだなんだで1万円を使っていたのが夢のようです。日本に出稼ぎに行くべえかと、真剣に考えてしまいます。
…さてさてさて、上は実は2001年3月28日の日記の再掲だったりします。いや、自分でね今ちょっと過去日記を読み始めて唖然としてしまったんですよ。
なんだって?アイルランドが安いって?日本に出稼ぎに行きたいって?
現在確かにユーロが高止まりしてますよ。だけどさ、7年でここまで変わるか?
(レートは1ユーロ=160円として計算)
★ 缶コーラ、会社の自販機で80セント(128円)182%の値上げ ★ 自転車のパンク修理 (´・ω・`)知らんがな ★ バス、うちから街まで(6キロ) 1.5ユーロ(240円)200%の値上げ (注:現在うちから町までは月ほども遠いので、7年前の日記と同じ距離で計算) ★ パン一斤(日本の倍以上の長さ) 1.88ユーロ(300円)272%の値上げ ★ 日本間までの電話代 1分 2セント(3.2円)85%の値下げ (注:作者はただいまSkype愛用中) ★ 今日食べたお持ち帰りチャイニーズ (北京ダック) 8.3ユーロ(1328円)170%の値上げ (うちの近所のTakeaway店の値段より)。
…ちょいとそこで「日本は値上げラッシュだ!」とお嘆きのあなた、上を見てから言って下さいよ!考えてみたら、日本ってこの10年だか下手したらそれ以上の間、デフレだなんだで物価がほとんど上がらない状態でしたよね。その頃この大陸の西の果ての島国では下手したら10年で物価が2倍という勢いで上がったんですよ(通信費のような例外は確かにありますが)。
つまり、他国の通貨に対してそれだけ価値が上がったことを意味するわけで。考えてみると、インフレって他の国で進んでいる以上は日本でも必要という言い方もできると思うのですが。そうアイルランドはいつの間にかインフレのおかげで「物価の安い国」から「ヨーロッパでも屈指の物価の高い国」にたった10年で変貌を遂げてしまいました。あああ、そう分かっていたら、もしここに10年住むことがわかっていたら家の一軒くらい買ってたのに(…ってたぶんローンの審査で落とされたと思いますが)。
アイルランドの物価上昇について一言居士な方は、こちらへ(掲示板へのリンクです)。
2008年04月02日(水) |
まったくズレたガソリンスタンド考 |
日本では4月1日は私の誕生日だったにもかかわらずほとんどそれを祝わずに(一人の優しい読者さんがメールをくださりましたが)なんだかガソリンが25円安くなったならないで大騒ぎをしていたようで。
…私の誕生日うんぬんはもちろん冗談ですが、なんか外から見ててこのガソリン騒動は情けないですね。10年とかかけて2大政党制を進めてきて行き着くところは意味不明な混乱。与党と野党、どっちがいいとか悪いとかの議論じゃなくて、なんだかアホらしくて見てられない気分です。一番の被害者はガソリンスタンドとその関係者でしょうが。
てなわけで、今日のお題はガソリンスタンド。…と言っても暫定税率の話じゃありません。
ドイツの某田舎のMausi宅。こと週末の朝食はその日の朝買って来る焼き立てのロールパンで始まります。…と書くと、近所にベーカリーがあってそこに買いに行くように感じられるかもしれませんが実は違う。実はガソリンスタンドに買いに行くのです。
確かに、近所にベーカリーもあるのですが、実はそこよりもガソリンスタンドのほうがパンが焼き立てでおいしいのです。で、そのガソリンスタンドに行くと、お菓子の他にカー用品、日用品等々いろんなものを売ってます。果ては酒に至るまで。
…ウソじゃありません。ガソリンスタンドで酒を売ってます。
これって、別にドイツに限った話じゃなくて、アイルランドの一部のガソリンスタンドでも売ってます。ちゃんと調べたわけじゃないけど、たぶん、世界的には珍しい話じゃないと思う。ごくごく簡単に言えば、ガソリンスタンドにコンビニの機能を付加しているというわけ。こと、ドイツのイナカではスーパーは遅くとも午後8時には閉まってしまうし、日曜日は休み。24時間営業のコンビニなどはなし。
そんな時にいわば「駆け込み寺」としての役割がガソリンスタンドにあるわけです。いい考えだと思います。どうせガソリンスタンドを24時間開けて店員を置くなら、ついでにコンビニを併設して、ついでにパンも焼いてしまえ!という発想は実に合理的です。それで実際うまく行ってるんだから。
それに対して日本はといえば、ごくごく一部を除いてガソリンスタンドが異様なほど煌々と明かりをつけている向こうでコンビニはコンビニでまばゆいばかりの光を放って別々に営業してます。これってものすごく無駄な気がするんですよね。ましてや、おそらくガソリンスタンドで酒を売っている例などないと思います(あったら教えてください。私の意見が根本的に壊れますので)。
環境への影響などから一部コンビニの24時間営業を見直しという意見が出ている昨今、その代わりにガソリンスタンドのコンビニ化を言い出す人はいないんですかね。少なくとも、酒を置かなきゃさほどの反対は起こらないような気がするのですが。ガソリンスタンドとコンビニの相乗効果(人件費や光熱費、配送費の圧縮)でガソリンがリッター1円でも安くなればそれは企業努力として褒め称えられていい気がします。
ま、日本の最近の飲酒運転の撲滅運動の盛り上がりなどから考えると、もし、「ガソリンスタンドで酒を買えるようにしよう!」なんて意見を言ったら袋叩きに遭いそうな気がします。もちろんドイツでもアイルランドでも飲酒運転をするバカタレがいます。なのにそれでもガソリンスタンドで酒を売っているというのはリスクよりも利を取った結果。
これが日本でできないと思われることは(好きな言い回しではないのですが)やっぱり日本の社会が成熟してない証拠なんですかね。もっと言えば、ガソリンスタンドで酒を買って、それを飲みながら運転するってあまり考えられない光景のような気が。
誕生日のプレゼント未だに募集中。プレゼントを下さるというありがたい方は、こちらへ(掲示板へのリンクです)。
2008年03月30日(日) |
ボツ原稿三連発!つまらなくても文句言うなよ |
はっきり言います。今日の日記はつまらないです。書いた本人が言うんだから間違いない。何せ、本日の日記は「ボツ原稿の寄せ集め」ですので。
イースター休暇にドイツに行き、友人の家を訪ねることにしました。ドイツ北部から中部のThüringen(チューリンゲン)地方まで、片道300キロのドライブ。高速道路を使ってもいいのですが遠回りになるので、一般道を走ることに。
どうせ300キロも一般道を走るんだし、途中の風光明美な場所にでも寄っていい日記のネタにしようと企む。
で、出かける朝、目を覚ますと…
雪やん!
雪が数センチ積もると学校が休みになる南国Q州に育った私、当然のように雪道を運転したことなどほとんどありません。ま、三月の雪、大して路面には積もってないだろうと思いきや…
…確かに運転には慎重を期したものの、もうどうにもならない…という状態ではありませんでした。ただし、こんな雪の中、ばか面してどっかの街を歩いて旅行記なんか書けるかっての!途中Erfurtに寄ったのですが、休憩をしただけで何もネタになるようなことはなし。というわけで、日記のネタとしては完全にボツ!
今年のイースター、何やら、60年ぶりくらいに早いイースターだったらしいです。なんでも春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(Wikiより転載)らしいので、年によって1ヶ月くらいの前後があるわけ。ともあれ、イースターに雪ってのはかなり珍しい話だったらしい。この日以外も雪がやんだり降ったりのあいにくの天気ばかりでした。
Ikeaの帰りにSainsburysに寄ってきました。北アイルランドではビールが安いのでせっかく来たんだからビールを買って帰ろうという魂胆。で、そこで発見したもの。
私、どうも辛いものが苦手な模様。…ってか嫌いじゃないんだけど、食べると後でヒサンな目に遭うのです。という前提でSainsburysでこんなもんを発見したのです。
KARAI
…私に対する挑戦状かい。これは?
わかりましたよ。普段こーゆービンに入った食べ物は莫迦にして買わないのですが今回は例外としましょう。と、買ってみた。
で、作ってみた。
…ぜんぜん辛くないじゃん。
で、KARAIって一体どーゆー意味なんだろう。
こちらはバルセロナのグエル公園で見つけた看板。「犬の糞は飼い主が始末しましょう」というのは分かるんだけど…
なぜに三つ葉型?ま、とぐろを巻いているよりはいいのかも。
え?やっぱりつまんなかった?それでもコメントを下さるというありがたい方は、こちらへ(掲示板へのリンクです)。
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