幕引きと言いつつ。
カツユキさんの内縁の妻になりました。 安物ながら左手薬指にはマリッジリングが。 今日は足を挫いたので、カツユキさんは私を置いてお仕事に。 いつもは彼のおにぎりやお茶は私は用意するのですが、今日はしなくていいとの事なのでお言葉に甘えて。 確かに左足首がズキズキして歩けたモノじゃない。 ちょっと足首が腫れてるし。
出会いは去年の年末。 まだ私がテルミが亡くなって独りで前の家に居た時。 そう、テルミさん、亡くなったんです。 11月にあっさりね。 案の定、睡眠時無呼吸症候群でした。 心臓マッサージはしたのですが、帰らぬ人となりました。 その年の暮れです。
お向かいのおばあさんの家から凄いダミ声がするので、何事?と思って見に行ったのです。 そうしたら、ああ、違うんや。息子にカラオケの指導を受けてるんや、というお答え。 ああ、あのデコデコギンギンのトラックの主ね。 最近あのトラックは見ないけど、息子さんは来てるんだ、と思いつつ、PCに向かっていると、再びお向かいのおばあさん。もう面倒なのでKさんとしましょう(笑)
年越し蕎麦の具を買いに行きたいんや、と、Kさん。 内心、なんやねんとは思いましたよ。 息子さんが居るなら乗せていってもらえばいいのに。 でもKさんに先手を打たれました。 無免許の飲酒運転で暫く免許が取れないんですって(笑) そういう事情ねどういうドラ息子よ(笑) あんなハデなトラック、キンピカに磨いておいて飲酒とか。 きっとどうしようもない人なのね。 仕方がないからKさんを近所のスーパーに。 しかもカゴ持ちまでして、自分って本当にお人好し。 で、買い物を済ましたら、助かったわ。と、Kさんはそのまま帰ってしまうし。 ガソリン代くらい出せよう。内職の納品も乗せていってあげてるし、Kさんに車があった頃は雪の日に雪かきして車の窓ガラスに解氷剤まで噴いてあげたのに、一切のお礼は無し。 まあいいけど。 また何か恩を着せられても困るし。
と思ってPCに向かっているとまたKさん。 今日はヤケに構うなあ…と思って応対に出ると、年越し蕎麦を拵えるから食べにこられい。との事。いや、息子さんと親子水入らずなんでしょ、遠慮なくしときます。と、振ると、いやいや、くうきちゃん、息子が一緒に食べたらいいって言うんや。こられい。と来る。 正直面倒だなーと思ったのですが、そこまで言われてにべもなく断るわけにいかないので、ありがとうございます、何時頃伺えば良いですか?とお伺いを立てると、息子が退屈しとるんじゃ、すぐ用意して来られい。と。 マイペースな親子だなあ。 それでも、着の身着のままでは失礼かと思い、下着をきちんと着けて、お気に入りのデニムパンツと桜の刺繍の入ったパーカーに着替えて、サッと紅を引き、クロックスをつっかけてお向かいの玄関に。 Kさん、田中ですけど、と、声をかけると、上がられい!とKさんの声が。 お邪魔します、と玄関を開けてクロックスを脱ぐと、上がり端にしゃがんでクロックスの向きを揃える。 一連の動作を見てKさんが複雑な顔をしているのが解る。まあ、もっと粗雑な女だと思われてるんでしょう(笑) 失礼します、と、こたつ部屋ドアを開けて、そこに居た人物を見て、思った。
私はこの人が好き。
金髪のソフトリーゼント。 キレイに描かれた眉。 色眼鏡の奥はタレ目なのに鋭い眼光。 背丈は多分170cm台前半。 細マッチョ。 片耳におそらくステンレスのピアス。 不敵な笑み。 タバコをくわえる分厚い唇。 無骨な指でビール缶を持っている。
はじめまして。 田中と申します。 Kさんには常々お世話になっております。
下の名前は?
寿美…。
寿美ちゃん、か。 とりあえず、おこたに入ったら?寒かったろ?
ありがとうございます。 では失礼して…。 は〜、温い…!
プッ。
え?
いやいや、僕、カツユキ。 かっちゃんでいいよ。
はあ、じゃあ、私は寿美でいいです。
イヤだよ、呼び捨てとか偉そうやし。
そっかなあ、じゃあ、ちゃん付けでお願いします。
今日は無礼講やから。 ビール、どう?
あ、いただきます。
おう!ババア! 寿美ちゃんにグラス持って来たれや!
ば…。 すすすすみません、Kさん。 ありがとうございます。 自分で注ぎますので。
いや、折角の年末に手酌は無しやろ。 はい。
はあ。
…あかんな。
ん?何が?
上手く注げなくてさ。 泡が全然無い(笑)
いいですよ。 じゃあ、かっちゃんのは私が。
お、ちゃんと7︰3
うん(笑) どうぞ。
うん、美味い。
ね。 ビール美味い。 (それにしても腰に来る低音だな…。)
お母さん、亡くなったんだって? ご愁傷様。
う〜ん、一応、ありがとうございます、かな。
なんで? 母親が死んで悲しくないの?
まあ、正直、介護疲れしてたから、やっと解放された感半端ないかな(笑) 最後の最後まで面倒だったし。
どういう風に?
故人の悪口になるんで。
あんまり心を許してくれてない感じ?
いや、そういうつもりでは。 ただ、あの人には散々苦労させられたので、暫くいいですな。
きっぱりしてるね。
んっ!(ビールを煽る) プハー! 美味し!
ははは、いい顔。 もう一杯いっとく?
あ、はい。 あと、タバコも良いですか?
タバコもイケる口なの?いいね! なんや、ババア。年末年始くらいいいやないか。
ば…。
寿美ちゃんはいいんやて。 僕、寂しい男なんや、お話くらい良いやろ?
はあ…。 あ、グラス空いてる。 注ぎます。
おおー、見事7︰3 寿美ちゃんは。 まだ付き合ってくれるやろ? はい、ビールとタバコ。
あーん、誘惑ひどいー。 でも吸う。
なんやねんw 吸え吸え。 はい、ライターあげる。 100均のライターで良ければ。
うふふ、じゅうぶん。 じゃあ、ありがとう。
あ、除夜の鐘。 僕、こういうの好き。
私も。
おう、ババア準備が早いやんけ
あやや、お手伝い… あ、これ食べたら洗い物しないと。
いやいや、寿美ちゃんはお客さんや。 此処でお話して。
あ、うん。 じゃあ、もうちょっとビールとタバコ、良い?
どうぞ(笑)
指、太いね。
イヤ?
ううん。 逆。
この手が良いの(笑)
ほ?
(囁くように) 僕の手で触られたい?
ん…。 わかんない。
焦らすなあ。 年越し蕎麦はきちんと食べた?
うん。
オス猫見に行っていい?
うん。
おかん。 ちょっと寿美ちゃんとこに猫見に。 布団敷いといてや。 うん、行って来る。
ん…母親が死んでから精神的にアレだったから、 何もしてないよ。
いいよ。 うちは両親健在だから、気持ちはわからんけど。 大変やったんやろ?
うん…まあ…。 姉たちは嫁いでいっちゃってるし。
末っ子?
うん…。
外寒いね。
あ、急いで開けるね。 エアコン効かせてあるから、暖かいハズ。
それより、寿美ちゃんって心は冷たい方?
?
手。
ああ、握ってみる?
うわ…暖かい手やな…。
心が冷たいのかな。
冗談やて。 女の方が体温が高いもんなの(笑) 単に触りたかっただけ。
手だけでいいの。
良くない。 色々触ってみたいけど、イキナリ色々して嫌われるのもイヤや。 触っていいなら…。
なら?
はよ…部屋に入ろう…。
うん。
玄関閉めて。
ん。
これでいいな。 キスしていい。
ん…。
ちっこい口(笑) 柔らかい。
指で弄ってないで…。
うん(笑)
…。
唇で感じるとなお柔らかい…。 胸、触っていい?
うん。
あ…意外と大きい(笑) 触り心地いいな。 パーカーの下に手ぇ入れたい。
や、部屋に入ろうよ。 寒い。
うん、早く。
(この人って私なんかに欲情してるんだ。 なんか鼻息荒いし、ご無沙汰なのかな…。 じゃなければ私のことなんか相手にしないよね。) うん、こっちの部屋。 コロリンはオスだけど大人しいから。
あ、うん。 オスか。 引っ掻かれない?
大丈夫。 ウイルス性口内炎があってそれどころじゃないから。 コロリン、ただいま。
カリンコリンの猫やな。
流動食しか食べれないからね、もう。 ほら、コロリン。ちゅ〜る食べよ? かっちゃん、あげてみて。
いいの? コロリン、僕かっちゃん。 よろしくね。 お? 食べる食べる。 可愛いな。
でしょー(笑)
…。
ん? 寿美ちゃんはさ、笑うと可愛いな。
…。 (ヤバい。顔が熱い。)
赤面してやんの。
…。 (顔を隠す。)
顔隠さないでよ。 もっと色んな寿美ちゃんが見たい。
や…その…タダの陰キャだから…。
んな事言うなよ。 話しとって思った。 頭の良い子なんやなって。
子って…私、一応年上…。
目。 こっち向いて。
ええ〜。
困った顔もいいな(笑) 寒い?
ううん。
脱いでもらっていい?
何処まで…。
ブラ姿が見たい。
う〜ん…。
お願いします。
分かった。 あんまりまじまじと見ないでね…。
うん…。
こう…?
胸…デカ…。
みっともない?
ううん、触っていい?
うん…。
ああ、女の人の身体や。 きちんと谷間もある。
う…そこの匂い嗅いだらダメだよ…。
なんで…こうやって顔埋めるの好き(笑) パイズリとかやって欲しいかも。
そんな真面目な顔でパイズリって(笑) もっと得意な事してあげる。 出して。
何を?
何を(笑)
いや、悪いよ。
別にいいよ。 したいの。 させて。
う、う、う、うん。 僕の小さいから笑わないでね。
ん…。 (ぱくり) んん!
う! き、気持ちいい! 寿美ちゃん…しゃくるの上手…。
んん! ムグムグ。
あ! あ! ヤバみ! 出る!
ん!
寿美ちゃん! ダメだって!
ムグ!
寿美…いっ! いっちゃうって!
ん!
く、口は嫌だ…。 挿れたい…。
ん…。 (キュポン!)
は…は…むっちゃ気持ち良かった…。 ほら…下脱いで…。
うん…。
へえ、下もお揃いなんや。 まあ、脱がせるけどね。
ん…。
もっかい…少ししゃくって?
うん! (ぱくり)
う! あ…気持ちいい! ヤバみ! もういいよ! いっちゃうから!
う〜…。
乳液かなんかある?
なんで?
寿美ちゃんのおま◯こに塗るやつ。
コレ…かな…。
うん、塗ってみて。
ん、う、ん…。
自分で弄って気持ちいいの。
うん。
繋がっていい?
その前にもうちょっとしゃくらなくても?
お願いします…。
うん。 (パクッ!)
あ、気持ちいい! ああ…寿美ちゃんの口、むっちゃ気持ちいい。 あかん、いく…。 あああ…口に出ちゃう…。
う……。
あ!イク! 寿美ちゃんの可愛い口に出しちゃう…。 あああああああ! イッてるところを吸っちゃダメ!
ん…。 んん?(←出た?と、聞いている。)
うん、出切ったて。
ッツ!
はい、ティシュ。
うん、ありがと。
はあ…はあ…。 ヤバみ…。
ん?(←ティシュに出している。)
またムクムクしてきた。
マジ?(笑) またしゃくる?
少しだけね。
ん。 (ぱくり)
う! ヤッバ! なんでこんなに気持ちいいんだよ! 寿美ちゃん! もういいって! 出しちゃう!
ん…。
乳液塗って。
うん。
塗れたね。 入るよ。
うん。
う…。
あ…!
うう…寿美ちゃん…中も気持ちいい…。
ふあ!
あ〜、気持ちいい!
ん!あ!
声が可愛い…。 もっと揺すっていい?
うん…。
はあ…寿美ちゃん…ヤバいよ…。
うん…?
中に出ちゃう…。
それはちょっと……。
だよね…。 でも、困ったことに腰が…。 気持ちいいんだよ…止まらないんだよ…。
あ!あん! そんな激しくしたら!
寿美…寿美…! イク…!
ん!ん!
あああああ!
ひあ!
あ、ヤバい、中に出しちゃった!
えええ! ダメだよう!
ちょ、指で掻き出さないと!
シャワーで中洗ってくる!
ご、ごめん…。 (しどろもどろ)
え〜ん! 洗っても洗っても!
寿美ちゃん…覗くよ!
ダメだわな!
やっぱり怒るよね…。 いくら気持ち良くても…。 こんな気持ちいいのひさしぶり…や、初めてかも。
(中を懸命に洗いながら。) 経験豊富じゃなかったっけ?
の、ハズなんだけど…おっかしいな…。
責任取れとかは言わないけど、できたら中絶代くらいは出させるからね!
そんな寂しい事言うなよ…。
この年で産めるわけないでしょ!
お〜い、寿美ちゃん…。
うるさい! ついでにお風呂!
(ホッ) 僕、部屋で待ってていい?
コロリンの相手してて!
はい…。
…お待たせ。
ん、寿美ちゃん、いい匂い。
また反応してるんじゃないでしょうね。
う…してる…。 ペスがムクムクする匂いだよ…。
ダメだかんね!
うう…。
出して。
え! いいの?
エッチはしない!
え…。
しゃくりでいいの?
え…こっちこそいいの?
出して。
うん…あ! イキナリ気持ちいい!
ん!ん!
あああああ! もう僕、寿美ちゃんが! う…そんなにされたら出ちゃう!
ムグムグ!
あ〜! 気持ちいい! 気持ちいい!
ん〜!
出る!
うん!
あ!あ!あ! イク〜!
う〜!
あ…あ…あ…射精と一緒に吸われるとむっちゃ気持ちいい…。 あああ…もうダメ…。 寿美ちゃん、良すぎ…。 付き合って…。 彼女になって…。
ムグ…。 (口を指差す。)
あ、ごめん、はい、ティッシュに出して。 ジュース飲む? ジュース代くらい出すよ。
ぺぺぺっ! そうだね。 ふぃ〜、たくさん出したね。 そうだなあ、果実系のジュースが好きかな。
それは…僕が寿美ちゃんのジュース買ってあげれば付き合ってくれるってこと?
(コクコク)
分かったよ…。 ちなみに僕、こんなの入っていてるけど、いいかな。
和彫りだ。 キレイ。
刺青に抵抗ないの?
うん、昔、私も入れたくて色々彫師を探したもの。 むしろ大歓迎。 こればっかりはいい彫師が見つからないから、コレがいい御縁かもね。
じゃあ、話がまとまったところで少し寝ようか。
うん。
寿美ちゃんの胸はもう僕しか揉ません。
ん?
僕は嫉妬深いから。
私もさそり座なんですけど。
ん…寝ようか。
一緒に寝ていい?
寿美ちゃんのお布団だよ…。
だよね。
あー、寿美ちゃん、あったけー。 LINE交換しようね。
うん、携帯はカケホだから、電話番号でもいいよ。
うん、うん。 僕、明日は新年会だから、挨拶済ませたらまた戻ってきていい? 僕がガソリン入れるから僕んちまで送って。 僕の家覚えて。 姉貴に送ってもらうハズだったけど、寿美ちゃんに僕の家を覚えて欲しい。 毎日通ってくれればガソリン代とジュース代出して、夕飯食べさせるくらいできるから。
分かった。
こうやってカツユキさんとのお付き合いがスタートしたのです。
投稿制限に引っかかりそうなので、今日はアデュー!
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