てくてくミーハー道場

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2016年04月30日(土) 週末板橋

羽生くんがノーギャラで(←いやらしい強調をするな!)登場している仙台市の観光誘致冊子『週末仙台』というものを、都内某所でもらってきました。

首都圏のパルコ各店での配布初日(17日)はとてつもない勢いで配布が終了したらしいのですが、「5万部も(最近の有名雑誌の発行部数に鑑みるに、5万は“も”と言って差し支えない)刷ってこんなにすぐなくなるなんておかしい」とにらんでいたら、初日は各店100部とかずつだったらしく、あざとい飢餓商法(黙れ)

おかげで、タダで配ってるはずのこの冊子が、ネットオークションで「ふざけんなよ」と言いたくなる値段で取引されてたらしいです。

今日が第二弾の配布開始日だったのですが、これがもう、夕方ゆるゆる買い物がてら行ったのに、いともあっさりもらえましたよ。

オークションに大金を注ぎ込んだ方たちはいい面の皮じゃないですか。

仙台市さん、しっかりしてください(お役所にダメ出し)

まあ、こんな余裕ぶっこいてるのも、首都圏在住の特権。本日現在でも、首都圏と北海道の一部と名古屋、広島でしか直では手に入らず、それ以外の土地の方はWeb応募による抽選での配布だそうだ。

そんなことせずに、送料だけ頂戴して応募者全員に送ればいいのに。

ねぇ。





ところで、もらったからには、皆さん、ぜひ仙台に行ってあげてください。今とても良い気候ですし(って、自分は行かないのかよ)

できれば、ふぐすまで途中下車していただけると幸甚。(え?)

ふぐすまだって、ええどごいっぺあんだがら。(←翻訳せず)

「ままどおる」よ、「萩の月」ぬまげんな!(←この「まげんな!」は、ぜひロッテガーナミルクのCMの感じでお願いします)ヾ(−−;)すぐそうやってふざける



へー、仙台にも「五色沼」ってあるんだ(しかも、国内フィギュア発祥の地だそうで。うぬぬ、口惜しや)

わがふぐすま県民にとっては、五色沼っつったら裏磐梯の五色沼しか思い浮がばねえべよ。いや全国的にこごが五色沼だべよ(ライバル意識)

くそー(下品)、ふぐすまにも羽生くんみでえなスーパースターがいればなあ。

・・・誰かいたっけ?(オイ)

世界的レベルのアスリートでイケメンで(おいこら)

う〜ん・・・(これ以上やると本格的に怒られるのでやめます)

まーあのですね、あの方(分からない方はどうぞググれ)は意外に早く仙台の方へ引越しされましたので、“故郷”と言ったらやはり仙台なのではないかと花〜は、はーなは、花は咲く〜♪(←オイ)



まあ、新幹線も道路も激混みであろうし、連休中はなかなか大変だと思いますが、トーホグよいとこ一度はおいで。

とか言って、ふぐすま人のぼく自身、親戚の家に行くぐらいしか東北の旅ってしたことがない。

小学校の修学旅行が松島で、地域の子ども会の旅行が八木山ベニーランドだったぐらいかな、宮城県に行ったのは。

あ、あとグランディ(ジャニオタなので)

そういやイズミティも行ったな(ヅカオタなので)

けっこう行ってるな。特定のところばっかりだけど(オタなので)



また何かあったら行きますよ、仙台。

今年の連休は家を離れるわけにいかないので、近所をぶらぶらするっす。

ずんだもちは自分で作るっす(でも、冷凍枝豆は味気ない。夏になったら再度作ろう)

では皆様、楽しい連休をお過ごしください。


2016年04月29日(金) KOKAMI@network vol.14『イントレランスの祭』(よみうり大手町ホール)

まあ、風ぽん(風間俊介)の安定力だよね。(おっ?)





これ以上何も言うことはない。(←まじで?)



いやほんとに。

実力と集客力が釣り合わない(ズバリ書きますのね今日も)こと甚だしいですよ。

なまじジャニーズ事務所とかいうところ()に所属してるから、なおさらそれが際立つというか。

風ぽんの芝居を観ずして「一番演技力のあるジャニーズは?」とかいうや○せアンケートとか見て「ふーん」とか言ってる場合じゃないですよ(なんか今日は飛ばしますねぇ?ておどるさん)

ま、風ぽんにとってジャニーズ事務所にいることが足かせとか不都合とかにならないのであれば、ずっといてて良いと思います。ぼくも偏見を持たずに(観客として)付き合っていくつもりですし。



出演者に関しては、風ぽん以外の人たちについて言いたいことは特にないです。知ってる人も出てたし知らない人も出てたけど、皆さん良くバランスがとれてました。

お話の内容については、ストーリーはもちろん鴻上さんらしくしっかり構築されてて素晴らしかったんだけど、今回、舞台そのものよりも、アンケート用紙と一緒に配られた「ごあいさつ」(売られているパンフレットとは別のもの)の文章に、ぼくは甚く共感しました。

現代人が、なぜこうも他人に対して“不寛容(イントレランス)”になってしまっているかについて。

でも、ぼくはさらに鴻上さんに伝えたいことがある(アンケートに書きました)

インターネット上であまりにも“分かり合えない”ことが溢れているのは、顔を合わせないで対話(というか言い捨て)してるからですよと。

オフライン(リアル)で付き合うつもりがないから、遠慮会釈なく、反射的にきついことを書けちゃうのでは。

また、文字だけだと「ずいぶん失礼なやつだな」と思ってた人が、実際に会ってみるとそんなでもない人だったってことはよくあるじゃないですか。

(その逆パターンもあり。昔『おたんこナース』っていうマンガにそういうエピソードがあったのを覚えてる)

そのとき、どっちの印象をその人の“本性”だと思うかで、自分の人付き合いのキャパはだいぶ変わってくると思う。

ぶっちゃけると、ぼくの家族とか単純に文が下手なせいで、よく、ぶっきらぼうなメールを送ってくる。でも、正体(?)が分かってるからぼくは腹を立てないけど、たまに、他人にどう思われてるか心配になることがある。

ぼく自身だって、自分では分からないけど他人にそう思われてるかもしれないし。

ネットの黎明期には、「インターネットを介した会話は、相手がどんな属性(年齢、性別、職業、財力etc.)か分からないで、純粋にその“意見”だけで論じられる。だから偏見を生まず素晴らしい」とされていた。

それが今では逆に、分からないからこそ、ちょっとした不愉快さが全力で相手を否定する材料を集めてしまう原動力になっている。

人間の心理は不可思議なものですね。





ところで今回のお芝居では、ネット上での言論戦争だけではなく、リアルでも「ヘイト」丸出しで闘争してる人たちが描かれている(主題が「不寛容」だから)

これが、つかこうへいとか坂手洋二とかだったら(こらこら)、モロに「チョウセンジン」だの「ブラク」だの「オカマヤロウ」だのと登場人物たちが罵り合うのだろうが、そこは鴻上さんなので、「宇宙人」というファンタジーな仕掛けを持ってきている。

もちろん、単にファンタジーにしたかったわけではないだろう。「この件についての差別です」と限定しないがゆえに、普遍的なヘイト批判になっているわけだ。

ぼくは、演劇はエンターテインメントであるべきだと思っているので、『朝まで生テレビ』みたいな芝居を見せられるのは心底苦手だ(でも、つかも坂手も評価してるけどね)

だから、鴻上さんのジェントルさ(?)が垣間見えて安心して観ていたわけだが、一つだけ物申したいのは、上に書いたような“差別のメインストリーム”には敏感な鴻上さんが、「デブ」「ブス」「ババア」という三大女性蔑視には思いっきり鈍感であったことだ。

大した差別要因ではないと思っておられるのだろう。

まあ、大したものではない。確かに。

だが、大したものかどうかは、差別“される”方が決めるべきですよね鴻上さん(←あやや、鴻上さんが「ごあいさつ」に書いた“とっても不寛容な人”になっちゃってる気がするな)



なかなかさっぱりとした解決には簡単には持っていけないところが難しくもあり、だからこそ大切な問題なんでしょうね(と、それらしくまとめてごまかす)


2016年04月24日(日) 『四月花形歌舞伎』昼の部(明治座)

歌舞伎座もだけど、明治座にも入口横にお稲荷さんがあって、ぼくは日本人の習性でいつもお詣りしてから入るんですが、今回はさらに何の気なしにコンビニで稲荷ずしを買ってから入りました。


キツネにつままれた?(こら)


「蘆屋道満大内鑑」葛の葉

キツネです(笑)

去年の暮れに安倍晴明神社を訪れて以来、初の「葛の葉」観劇。

感激ひとしおでありました(*^^*)

“信太狐”ゆかりのお芝居としては、1月にこのお芝居を観て感想も書いたのですが、全然言及してなかったなそういえば。

まあ、「葛の葉」ほど“そのもの”な感じじゃなかったからだが。

さて、ストーリーのことは今さら書く必要もないので、役者について。


七之助。

上々吉。

天性の身体能力と歌舞伎に対する真摯な想いとによる相乗効果で、このところの七之助の舞台は、観ていて本当に満足できる。

このままおかしなクセをつけずに(また余計なこと言う〜)スクスクと進んでほしいものである。

ほんのちょっとだけ気になった点があるといえば、ところどころものすごくフク(福助)に似ていたあたりか。

フクの現在の健康状態は不明だが、この役について指導するぐらいには快復してるのだろうか。

それとも、七之助本人がものすごくフクのこの役に心酔しているらしいので(from 筋書)、自然と似ちゃってるのだろうか(+遺伝子のせい)

この血筋の声が甲(カン)なのがぼくはちょっと気に入らないので、そこだけはあまり似ないでほしいと思ったのである。


梅枝。

これまたお行儀よく端正。

「すし屋」の弥助とお里、どっちもできそうだなあ。ここ数年歌舞伎をきちんと観てないから、やったことがあるのかどうか分からないけど、いつか観てみたい。


さて、この二人(というか、一人と一匹)の間に生まれた“童子”が後の安倍晴明なのですが、幼少時は「かかさまー、かかさまー」と母にうるさくまとわりつく(苦笑)普通の幼児。

これが成長するとああなる(って誰を思い浮かべた?)のね・・・シミジミ←何か勘違いしてますぞ?





「末広がり」

これって、お父さん(勘三郎)が一回しか上演してないの?

なんか、何回も観た気がするのだが。インパクトが強かったのかな。

それか「高杯」に似てるからか。

パパの当たり役をせがれ(勘九郎)がやります昼の部、というパターンでしたが、こっちは楽しく観られた。

やっぱ踊りに関しては天才だわ(ただし、パパは“神”)

なので、安心100%の勘九郎と亀蔵さんはおいといて(コラ)、ホープ(笑)の二人について。


国生。

口八丁で安物の唐傘を太郎冠者に売りつける万商人。こういう役こそがなかなか難しいのよね。丁寧にしっかりやってて好感が持てる。

またもやババァの思い出話になりますが、平成二年の浅草新春花形歌舞伎で「高杯」が出たときにぼくは初めて観たのですが、そのとき次郎冠者をやっていたのが当時の勘九郎、足駄売りをやっていたのが国生のパパ(橋之助)であった。

今やめちゃめちゃ貫禄がついたハッシーが、当時は若手も若手で、この足駄売りという軽妙な役に四苦八苦していたのが今では嘘のようだ。

何を言いたいかというと、せがれ、(当時の)パパより良かったぜ(おいっ!)

へへへ。


鶴松。

なぜかいつも贔屓目で見てしまう鶴松であるが、今回も可愛い(≧∇≦)←

太郎冠者が、それこそ赤ちゃんのころから彼女(お福さま)を見守っていて、その子が結婚するまでに成長したのか・・・あぁ、みたいな気持ちになるのも分かる、まんま箱入り娘であった。





「女殺油地獄」

実を申せばこれが今月の目玉。

だった。(←・・・?)



期待(と記憶)が偉大すぎましたかな。

というよくあるパターンであった。

特に菊坊(フルネームからまた“坊”に格下げ)

ああ、役になりきれていない。

こんな自分勝手で怠け者でキレやすい(それでいてとっても魅力的な)男を演じるには、まだまだ思い切りが足りないのかも知れない。が、それはそれとして、演技力もそこまで達してないのかと思われたのが意外というか残念であった。

まあ、素で与兵衛を演られたら、そんな役者はまず好きになれないが。

がんばって「どーしょーもないバカ男」を演じてはいるのだが、どうしても「優等生の菊ちゃん」が拭い去れてないのだった。

唯一、豊嶋屋に向かう辻(花道)で小兵衛と会話してるときのせりふの口調が仁左さまそっくりで、ここだけは良かった。きっと、細胞の隅々まで染み渡るぐらいお稽古したのであろう。

ただ、「浮かれ心中」の感想でも書いたが、世話物ってのは、上手に教科書を読めれば合格点がもらえる時代物と違って、ネイティブ江戸時代の人であるかのように演じられなくてはダメなのである。

菊坊も38歳。ぼくが歌舞伎を観始めた当時のカンクハト助(当時の勘九郎と八十助。後の勘三郎と三津五郎)よりもう年上なのである。もうちょっとがんばってほしい。てか、当時はかの天才二人も、菊吉じじいたちからは「まだまだだな」とか思われてたのかなあ。ぼくらは「もう最高!」と思って観てたんだけど。

そういや、ぼくが初めて観た「二人椀久」は仁左さま(当時、孝夫さん)×時蔵丈だったんだけど、隣に座ったおばさまが、「下手だわ」と一蹴してたっけな。

「富十郎と雀右衛門の足元にも及ばないわ」とおっしゃってた。

後にぼくもトミー&ジャック版を観て、「うーなるほど」とは思ったのだが、初見の「タカオサンメッチャキレイ!」(萬屋さんシカト←)の感激だけは上書きされなかったです。

平成の審美眼だ文句あっか。←オイ(怒)

あ、これは14日の日記に書けば良かった。



話は戻って、七之助はバリバリ良かったです(甘いぞ、お前)

だって本当に良かったんだもん。

お吉は色っぽく演じるべきか?(与兵衛のせりふ「不義になって貸してくだされ」を本気っぽく思わせるか否か)という命題がよく論じられますが、ぼくはその辺はぼかすべきだと思ってる。

少なくとも、お吉の方から与兵衛を“男”視してはいけないと思う。

その辺の、ある種のそっけなさ、いい意味での「上目線」が感じられて良かった。

そして、やはり七之助の武器(?)である身体能力によって、殺しの場面でも、本当に逃げ惑ってて油の樽を倒す、そしてつるりん、すってん、というダンドリが自然に見えた(そんなとこばっか気にするんじゃないよ!)

だって、人によっては、けっこうわざとらしいんですもの。これ以上いうのはよしますが。



そんなんはともかく、やはりこの芝居のメイン登場人物は、与兵衛とお吉のようでいて実は徳兵衛とおさわなのではないか。観るたびにそう思えてならない。

彼らの複雑な家族関係と、人格と愚かさのあやういバランス、誰にも「結局お前たちが悪い」と責める資格などないと思わせるやりきれない現実。

世の中がどんなに変わっても、いつ観ても、何度観ても、「なんでこんなにリアリティがあるの?」と唸らせられる名作。近松は天才だとしか思えない。


原作ではこの後、与兵衛は無事(?)借金を返して、改心したかのようにしゃーしゃーとお吉のお葬式に顔を出し、そこで犯行がばれて逮捕されるのだが、その時になんと「おれがこんなんなったのも全部お前ら(とは、徳兵衛とおさわのこと)のせいじゃ!」とトンでもないことをぬかして連行されていく、というびっくりな結末を迎える。

もし現代に与兵衛みたいな男がいたら、ネット上で「こいつは死刑!」の大合唱だろう。

ぼくはその場面までを上演した前進座公演を観たことがあるのだが、なるほど大歌舞伎じゃやらないはずだ、と逆に感心した。

近松は、当時の法と市民感情にきちんと折り合いをつけて終わらせてるわけなのだが、現実の一般市民と、芝居の観客としての市民とでは、与兵衛がやらかしたことに対する感情が乖離しているのが興味深い。

歌舞伎(とか文楽)では、与兵衛はなぜかピカレスクヒーローになっちゃってるんだもんな。

やはり、この殺人者ひとりを異常者扱いして「はい死刑」では済まされないという何かを、皆この事件(実際にあった事件らしい)に感じ取っているんだろう。

何度も書いてしまうが、本当に名作である。


2016年04月23日(土) ENTERTAINMENT ORIGINAL MUSICAL SHOW『RHYTHM RHYTHM RHYTHM』(天王洲 銀河劇場)

お耽美オギー(荻田浩一)に会いに来ました(笑)



正直、手術後3連チャンはいくらなんでも無謀やろ!と自分でも思ったんですが、ヨシくん(東山義久)だしチカちゃん(水夏希)だし。

ダンスショーなのでお芝居やミュージカルとちごうてストーリーを追わなくて良いし、三階席でゆったりと(コラ)観させていただきましたよ。

おかげで出演者の顔が全然判らない。←

声で判断するしかないのだが、ぼくが声だけで判断できる出演者は、それこそヨシくんとチカちゃんとシルビア(グラブ)ねえさんぐらい。

D☆Dの面々や(長澤)風海くんは踊り方のクセや髪形(笑)で見分けました。

小林遼介くんのイケボを久しぶりに堪能。

そして、抜きんでた長身の、発音が独特なお兄さんイ ヒョンシ(「シ」は敬称です)

韓国では背が高くないとイケメン扱いされないのであろうか。

低身長(が何センチまでを指すのかは訊かないでくれ←)男子が大好物なおらには信じられん国民性。

ちなみに、おらのストライクゾーンは164cm以上171cmである。(なんで半端なん?)

実は去年ぐらいまで上限は170cm(すなわち草剛さんおよび中居正広さんの公称身長)だったのだが、羽生く(もうわかったから黙れ)

たぶんもうちょっと高そうなんだよなー。でも“公称”だから良いのだふふふ。←キモス

話が逸れた。

ヒョンシは「元アイドル」らしいのだが、現在の職業()はもっぱらミュージカル俳優のようだ。

どうやら『ジキル&ハイド』が持ち役らしい。

「This Is the Moment」のみならず、ぼくが大好きな()「Alive」まで迫力たっぷりに歌ってくれました。良かった。


で、メインキャストなのにここまでシカトしてきた(悪意はない!)めっさキレキレダンスのおなごが一人。

誰なんだ?(ほんとーに視力のせいなの。悪意はないの)と思ってた。

ダンスと、髪セットが超絶に上手い(ほめるとこが変だぞ)のがむちゃくちゃ印象的。

だが、歌い始めたらこれがもーぐだぐだ。(え)

らんハナ(蘭乃はな)だった。






おめえ。←暴言

それでまたエリザベート演るのか?まじで。

いやそんなことは今どうでも良い。

ダンスめちゃくちゃ上手いじゃん。ていうか、目を惹く。

ヨシくんとのアダムとイブのシーンが、まんまタカラヅカのショーだったなあ。これはオギーの作風のせいでもあるんだろうが。





けど、今回のショーで一番記憶に残ったのは、実は「TABOO」だった。

この曲に対して、日本人の95パーセント(?)に特定のイメージを植え付けたカトちゃん(加藤茶)は、つくづく偉大だ。

あんたも好きネェ。

(いつもながらよーわからん感想で終わりますごめん)


2016年04月22日(金) 『グランドホテル』GREEN team(赤坂ACTシアター)

包み隠さず書くと、こっちのチームの方のチケットの売れ行きが激早で、手に入れるの苦労しました。

・・・まあ、キャストを見たら何となく(黙りなさい!/怒)





さっさと感想に行きます。


三枝明彦 as オッテンシュラッグ

出てくる順番が違うのは、ぼくに与えたインパクトの違い(佐山さん、すまぬ)

虚無を纏った傍観者である佐山オッテンシュラッグに対し、まるで「登場人物たちを操る」文楽の人形遣いのような、支配者・三枝オッテンシュラッグ。

なんと、義足と眼帯が両チーム左右違ってるのね。

トム、憎い演出です。

で、今回ぼくもなんと言う運命の巡り会わせか()、三枝オッテンシュラッグと同じ目に眼帯を着けて観劇に臨みました。

そうなの、手術したの。

手術の翌日と翌々日にミュージカルを連チャンしたの。

あきれてくださって結構です。

腹切った一週間後にピンクレディのコンサートに行って踊りまくったおらに、怖いもんはない。←


でも、正直疲れた。(当たり前だ)


ただ、モルヒネは要らないよ。(当たり前だ2)


宮原浩暢 as ガイゲルン

ザ・ミュージカル猛者チームの中に放り込まれた(言葉に気をつけろ!)一輪の花(^^;

こういうこと言っちゃ失礼の極みかもしれないが、「よくがんばった」の一言。

いやあ、あの個性大爆発のキャストの中で、よくやったよホント。

もしガイゲルンがテレコだったら、もっと大変なこと(ってどんなこと?)になってたかもしれないが、むしろこっちの方がバランス的には良かったようにも思う。

手癖は悪いが、決して悪人ではないガイゲルン(て、まるで彼方のガイゲルンが悪人みたいじゃないか!)

ガイゲルンはエリックの息子と入れ違いにこの世を去るみたいな感じがあるが、グルシンスカヤに出会って「本当の幸せ」を手に入れようとするや否や死んでしまう“悲しみの象徴”のようでもある。

彼方のガイゲルンは、それがメロドラマ的に甘美な感じだったが、宮原君のガイゲルンは、本当に「うわーーーいくらなんでも可哀相」と思わせた。

グルシンスカヤと出会うまでの人生にガイゲルンがどんな感情を抱いていたかの違いだろうか。


安寿ミラ as グルシンスカヤ

ヤンさんがバレリーナ並みに踊れること、容姿がまんまバレリーナであることに一切の不安はなかったのだが、“本物”の草刈グルシンスカヤを見せられた後ではどうしたらいいのだ?と思っていた。

さすがにその“本物感”には敵わなかったが、草刈さんとヤンさんとでは、基本的に「演じる力」が全然違う(ズバリ言いすぎ)

安心してグルシンスカヤを見られた。

ただ、「実力のある女優がバレリーナを演じている」という一枚皮が張った感じはいかんともしがたい。

そういう意味で、良いインパクトも悪いインパクトもなかったかも。

樹里咲穂 as ラファエラとOG同士だったというのも、こっちに余計な先入観を与えたかもしれない(とはいえ、じゅりぴょんとヤンさんは同じ組になったことがないので、変な馴れ合い的な雰囲気はなかったが※)


※実はGREEN teamのラファエラは当初おさ(春野寿美礼)が演ると発表されてたのよね。理由は不明(※)だが降板してしまった。もしおさがラファエラだったら、花組同士で余計モニャったかもしれんし、結果オーライかな。・・・ま、まさか(おい/怒)

※ 情報弱者なので知らなかったのだが、おさ、おめでただったんですね(でも、降板当初は理由は内緒だったようだ。やっと授かったお子だったので、無事に生まれるまで騒がれたくなかったんだろうな)。7月になって、43歳という高齢で双子を出産したことが公表されました!おめでとう(^^)


じゅりぴょんのラファエラは、有能なキャリアウーマンな感じがして、少ない給料をうまく投資に回して増やしまくってるというのが自然に感じられた。彼女なら、衰えた老後のグルシンスカヤを立派に面倒見て生きていけるんだろうな、という頼もしささえ感じさせた。

両チーム、グルシンスカヤとラファエラの身長差が逆なのよね。そういう効果もトムは狙っていたのかもしれない。

グルシンスカヤをひたすら崇拝し慕っている土居ラファエラ、いつかは支配しようと(無意識でも)しているじゅりぴょんラファエラ、みたいな感じがした。


昆夏美 as フレムシェン

こっちのフレムシェンもやっぱり、父親のいない子を産もうとしている(クリンゲラインに誘われるまでは堕ろそうとしていた)女というには健康的すぎる気もしたが、トムの考えるフレムシェンは、そういう、○ッチではないやさしい女の子なのかもしれない。

まあそれでなきゃ、いくら素敵なガイゲルン男爵の頼みでも、ユダヤ人のさえない中年男であるクリンゲラインとダンスをしたりしないかもな。


で、そのさえない中川晃教 as クリンゲラインは、予想通り期待を裏切らない“かなりアッキー”(どういう意味?)なクリンゲラインであった。

相当はちゃめちゃな感情豊かな男なのだが、ちゃんと「もうすぐ死にそう」に見える。

刹那に生きてる感じ。怖いもんなしっていうか。

アッキーの声って個性的すぎるから、『モーツァルト!』やってたころにはこんなにいろんな役を演れる役者になるとは思ってもいなかった。

たいしたもんだ。今更だけど。


最後になっちゃった戸井勝海 as プライジング

女の子にボーリョクふるうようには見えない(吉原さんはそう見えるとでも?)小者感のある(失礼だぞ)プライジング。

『ミス・サイゴン』のトゥイっぽい(←単に、前に見たからだろ)

確か実年齢はけっこう行ってるはずの戸井くんなのだが(それを言うな)、いつまでも若者感が強いもんな。

カンロクがない、と言いたいのか?と問われると、うーん・・・(言ってるようなもんだな)

そういえば、プライジングがガイゲルンを撃つシーンも、REDとGREENではちょっと違ってた気がする(もう忘れてんの?)

・・・すまん。こういう客が本当にサイテーよね。反省します。





だがとにかく、二つ観比べて一番びっくりしたのが(大ネタばれっす)ラストシーン。

まあ、グルシンスカヤとガイゲルンの愛の一夜が明けたシーンの違いで何となく想像はついていたが、やっぱりこうきたか、という感じのGREENバージョン。

『キャバレー』来日公演のラストシーンのインパクトが未だに脳裡に残っているので、そんなにびっくりはしなかったというか、逆に想像どおりすぎたというか。

いえ、決して文句を言ってるわけでは。

ただ、こっちのエリックの顛末がREDバージョンよりもかなり熱量がすごくて、もう、彼が電話の向こうの息子に語りかけるシーンからぼくはべぇべぇ泣いてしまっていました。

手術したての左眼からも涙がぼろぼろ出たので、ちょっとひやひやしたっす。←


本当に、「希望」という感じのラストシーンでした。


2016年04月21日(木) 『グランドホテル』RED team(赤坂ACTシアター)

今回、主な登場人物がRED teamとGREEN teamのダブルキャストとなっており(なので、組み合わせが変わるということはない)、それだけでなく演出も要所要所変えてあるという凝った上演だったので、まんまと乗せられて()両方を連チャンで観させていただきました。

まずは、RED team。

まず、チーム云々の前に、ぼくは“伝説の”日本初演(トミー・チューン演出による宝塚歌劇団月組公演)と、その2年前の来日公演(これもトミー・チューン版)を観ていないのですが、その後、2006年に上演されたグレン・ウォルフォード演出版を観ています。

今回の演出はトム・サザーランドで、演出によって本当に印象が違ってくることを実感。

しかも、グレン版は確か二幕ものだったと記憶してるのだが、今回は一気呵成(?)の一幕もの。

でも確かタカラヅカ版もショーとの二本立てだったので、もともとそんな長々とやる作品ではないんだろうな。

一晩のうちに登場人物たちの人生がガラッと変わっちゃう、という話だから。





さて、細かい感想を書く体力が今ないので(理由は明日の日記で明かしますのだ)、大きく印象に残ったところだけを書いていきます。


まず、伊礼彼方 as ガイゲルン

上々吉。

これぞ(観客の望む100%の)ガイゲルン。

端麗なルックスに艶のあるバリトン、そして貴族然とした佇まい。

ずるい。←何が?

生まれつきこんなカッコいいなんて、ずるい。

・・・いやいや、もちろん、生まれ持った素材の良さに本人の努力の結果が加わったからこその完璧な男爵だったのだと申し上げますが。

ただ(おや?)、これはそもそもガイゲルン自体のキャラ設定に問題があると思うのだが、フレムシェンにええカッコして振り回してるくせに、あっさりグルシンスカヤに惚れてしまうこの男。いつ、どのようなきっかけでグルシンスカヤに心奪われたのかが若干分かりにくい。


もちろん、草刈民代演ずるグルシンスカヤ自身が、ものすごーく美しいのは分かる。

もうとにかく「ザ・プリマドンナ」なのだ。

本物感ハンパない。(だって、本物だし)

ああもうホント、しゃべらなければいいのに(おいっ!!!)

歌わなけれ(もう黙れ!)


真野恵里菜 as フレムシェン

本当に知らない子で、歌は普通に上手だし最初は違和感なく観てたのだが、「I Want To Go To Hollywood」あたりから、

「ひょっとして48グループの子か?」

と、そのアイドルくささを嗅ぎつけてしまった。アイドルであることは正しかったが、48ではなくハロプロだった。

だからといって何か違うわけではないが。

いや、下手とかそういうことではなく、独特の「アイドルくささ」が気になった。

フレムシェンて、まあ、若い方のヒロインではあるんだけど、いわゆるビッ○なんだぞ。かわいいだけじゃダメだ。

アイドルが舞台に出ること自体を否定しているわけではない。単純に、「フレムシェンというキャラクターになれてない」ということだ。


成河 as クリンゲライン

彼がこれまで出てきた舞台を何本か観ていて、芝居はもちろん歌えることも知っていたので、キャスト発表のときから期待はしていた。

登場シーンあたりから中盤まではトントン拍子だったのだが、後半なんとなく失速。

やっぱり、クリンゲラインのナンバーを最後まで楽々と歌いきるのは傍目よりもだいぶ難しいようだ。

申し訳ないが、早いとこアッキー(中川晃教)版を見たいと思った。

あとね、成河クンは元気がありすぎて先が長くなさそうに見えない。←


土居裕子 as ラファエラ

グレン版を観たとき、ぼくが一番感情移入したのがこのラファエラだった。

別にぼくがレズビアンだってことではなく(だいぶおばさん寄りのおっさんという性別不詳なところはあるが)、絶対ムリな恋心を永久に封じ込めて生きている中年女性というところが痛々しくて悲しくて。

もし、これが「男性の雇い主に秘めた恋心を抱いている男の使用人」だったら、そんなに痛々しいと思わないのだが。

性差別かしら?

ところが、その痛々しさは、もしかしたらグレン版でラファエラを演じていた諏訪マリーさんの力によるものなのかな、とふと今回思った次第で。

土居さんのラファエラは、あまりその悲しさを感じさせず、彼女はずっとこのままグルシンスカヤのそばにいて、報われなくてもそばにいるだけで幸せに生きていくんだろうな、みたいに思わせた。

なんとなく、暗さを感じさせない、ちゃっかりしたラファエラだった。

土居さんの声のせいかな?


吉原光夫 as プライジング

迫力があって怖いセクハラ社長。ハマリ役(←ほめ言葉です!!)

この一見強そうな男が、どんどんうまくいかなくなる人生の坂を転げ落ちる感じが、“観客はドS”セオリーにピタリ嵌って快感だった(ドSはお前だろ)

強面だからこそ、「手を洗わせてくれ」のセリフがあんなにも哀れに響くのだ。


佐山陽規 as オッテンシュラッグ

傍観者でありストーリーテラー的な「ドクター」だった。冷たい、乾いた視線で登場人物たちを俯瞰している。

エリックに、出産で苦しむ妻のためにモルヒネを都合してくれ、と請われて冷たく拒絶するのだが、「赤ん坊に悪影響がある」と付け加えるセリフで「本当は情のある人なんだな」と思わせた。





さて、Wキャストじゃなくて両方に出てるんだけどかなり重要な役二つ。

藤岡正明 as エリック

エリックって、「ちょっといい端役」みたいに思ってたんだけど、かなり重要な役だよね。藤岡くんの力のなせるところなのかもしれないが。

電話の向こうの声が実際には聞こえないのにそれと会話するテイでセリフを言うっていうのは、技術的にはさほど難しいわけではないとは思うが、その独り言みたいなやりとりで(言い方!)観客を感動させるっていうのはさすがだと思う。


スペシャルダンサー(死)as 湖月わたる ←やっぱ字をデカくしたか。

他の演出でも、この『グランドホテル』には「死を象徴するダンス」が出てくるのだが、それは確か男女(ジゴロと盲目の伯爵夫人)ペアでのダンスだったと思う。

グレン版ではプロのソシアルダンサーがやって、ダンス力のレベルの違いにびっくりした記憶がある。

わたちゃんがやったこの役は、どっちかってと『ロミオ&ジュリエット』に出てくる“死”のイメージ。

そして、『蜘蛛女のキス』のオーロラのイメージ。

ダンス力は当然のこと、無表情とゾッとするような笑顔との使い分けがもうぼくら観客のツボをヒット!

トム、日本の観客の好みをよーわかっとる(笑)

ほぼセリフがないんだが、ビッグナンバー「The Grand Parade」の中で一言だけ「人を捜しているんです」と言う。

彼女が“捜す”人とは、どういう人のことなのか。

意味が判ったときの怖いことといったら!

セットの階段がぐるりと回ったときに、(ここネタばれっす)ある人物を指差してニッと笑うその恐ろしさ。

今思い出しても震えがくるだよ。





うわあ、結局こまごま書いてしまった。

そんだけ楽しめたということです。ありがとう、トム。


2016年04月14日(木) 『四月花形歌舞伎』夜の部(明治座)

最初に。



と当たり前のように書こうとして思ったのだが、こういう“お悼みの言葉”って、影響力のある人が書けば意味があるけど、当日記のような、日ごろ戯言しか書いていない日記なんて、そもそも“そういう方たち”に届くはずもないし、単純に自己満足に終わるだけではないかと思ったので、やめます。(なら最初から書くな)

そうなんだよね、SNSが発達して良くなったこともたくさんあるんだろうけど、要らんことも増えた気がする。

ネットの拡散力を甘く見すぎている人たちが少なくないことは、過去のさまざまな炎上事件が証明している。

だがその逆に(だからこそか)、自意識過剰になってしまっている人たちも少なくないだろう。

ぼくもその一人で、一日に30人ぐらいにしか読まれないようなこの日記すら、いい人に思われたいという下心満々のことしか書けない。

それこそ、ぼくなどに「一日も早く安心して暮らせる日が来ますように」なんて書かれても、現在散々な目に遭っている現地の方たちは嬉しくもなんともないだろう。大好きな有名人が書いてくれるならともかく(相変わらずウジウジしてますねえておどるさん)









さて、長々と芝居と関係ないことを書いてしまった、と書こうとして、意外にこれが全く関係ないことでもなかったことに気づく。



「浮かれ心中」

井上ひさしがこの芝居の原作を書いたのは1971年。才能がないのに売れっ子作家になりたくてたまらない材木屋の若旦那・伊勢屋栄次郎が、有名になるために“炎上商法”を企むが・・・という、45年前にこんな話を思いついた井上ひさしスゴい!というか、45年前から“世間”というのはこういう習性だったんだなあとしみじみ思ってしまう話であります。

いやそれどころか、井上が設定した天明〜寛政年間でもこういう話は通じたであろうと思わせられたから、ざっと230年前から日本人は変わっていない。たぶん、そのずっと前からも、日本のみならず世界のどの地域の人たちでも同じなのではなかろうか。

つまり、人間の本質なんだな。

エンタメの世界で言う、“観客はドS”ってやつです。

つまり、スパルタカスの時代(紀元前!)からの真実なのだ。

やばい。話が大きくなりすぎてまとめられる気がしない。

頭の良さそうなことを書こうなどという無駄なあがきはよして、お芝居の感想を書きましょう。



まず、主役の勘九郎。

この子は“天才”だがお父様は“神”だった。と、この日の日記にぼくは書いたのだが、本作を見た限りでは、まだ“天才”までは行ってなかったな。“大秀才”ぐらい。(それでもスゴいだろが!)

丸本物のように、教科書どおりにきちんとやれば一応マルがもらえるものと違って、世話物やこのテの新作のような「教科書+何か」がないと客がモニョるタイプの芝居は、むしろ“秀才”にとってはハードルが高い。

ジャンルが違うが、「楽譜どおりに1ミリヘルツのズレもなく」歌えてる人の歌を聴いても、なんだかちっとも感動しないのと同じようなものだ。

もちろん勘九郎はただの秀才ではなく“限りなく天才に近い大秀才”なので、そんな単調な歌しか歌えない秀才とは「出来ている」レベルが違うのだが、やはり(神の粋にある)お父さんの記憶はあたいらの脳裡には濃すぎた。

と、それもあるし、勘九郎以外の出演者たちが・・・前回の上演時に比べて、おしなべて弱い。

バランス上それは仕方がないし、みんながんばってたけど、やっぱりなんか・・・弱かった。

「笑わせる難しさ」を、勘九郎を筆頭に、全員実感していたんではないだろうか。


ちなみに、この座組では「ゲスト」扱いのようだった菊之助のおすずは、普通にきれいで優しいヨメだった。が、前回ぼくが観たときの福助(時蔵丈のときは観たか記憶にない)のおすずは、夫の栄次郎に輪をかけたおバカちゃん(←ほめ言葉)で、とってもかわいい“似合いの夫婦”を造形していた。

だからこそますます栄次郎が憎めないキャラになっていたのだ。

観る方は難しい歴史の知識とか必要なくてラクラク観られるこういう芝居こそ、役者にとっては超絶難儀なものなのということがよく分かりました。



「二人碗久」

なんだかあまり菊之助をほめてあげられなくて残念なのだが、ぼくの脳裡の仁左サマが邪魔して()、なかなかの「コレジャナイ」感が。

菊之助も“大秀才”の一人なので、どの役もそれなりにこなすのだが、姿かたちの美しさを超えた「真の美しさ(まことの花)」を醸し出すまでには、まだ少々時間がかかるのではないか、と思われる。

一方、ぼくの中にある「歌舞伎俳優ランキング」の中で目下トップ独走中の七之助(仁左玉は別格なので)。これがもう期待に背かぬ美しさで(とはいえこれも、菊之助と同じ「時分の花」がちょっと進化したレベルなのではあろうが)

七之助ばっかりうっとり見つめているうちに終わっちまいました←

ああ、キレイだった。ひたすらキレイだった。ぼー。←←←





では、昼の部に期待。


2016年04月10日(日) スパニッシュ!スパニッシュ!!

あーガスパチョ(但しレトルト)がおいしい。





・・・またふざけてしまった。

日本(どころか関東圏)から一歩も出ずに暮らしているにもかかわらず、またもやスペインづくしのてくてくをしております(昨日は江戸だったけど)

宝塚歌劇団月組全国ツアー『激情−ホセとカルメン−』『Apasionado!!掘(市川市文化会館)

総武線に乗って()セビリア市川へ行ってまいりました。

まだまさお(龍真咲)のサヨナラ公演自体始まってもいませんが、月組の次期トップ珠城りょうの“プレ”おひろめ公演ツアーであります。

ここんとこ、よほど興味がある公演でないとバウものを観ていないので、たまきち主演作は今回初めて観させていただきました。

で、『舞音』の感想にも書いたように、『PUCK』でボビーをやってたことをうっすら覚えてた程度のうすらバカな客ですので、あれこれ申す資格などないのですが、今回じっくりと主演ぶりを拝見させていただいて(へりくだりすぎは慇懃無礼ですぞ?)正直な感想を申し上げます。

初めて歌をしっかり聴いたところ、いわゆる、カチャ(凪七瑠海)みたいな強い声じゃなく、さらさらとしたクセのない声で耳にやさしく中高音の伸びも良い。

逆に言えば「男役の声になってない」んだけど、ヅカ色が強い生徒にアレルギーがある人には好まれると思う。

芝居もそんな感じで、良く言えば“ナチュラル”(月組で早期抜擢された某先輩にどこか似てますねえ)、悪く言えば“タカラヅカっぽくない”

歌劇団が久々に押してきた研10未満トップらしさ満載であります。

ただ、演劇的に助かったというか、今回、娘役トップオブトップのちゃぴ(愛希れいか)が手加減のないカルメンでごりごり圧倒していたこともあって、女に翻弄されまくる初心な男を素でやれてたから良かったのかも。わざとこの作品を選んだなプロデューサー(今誰がやってるかここ十年ぐらい『歌劇』を読んでないので知らないけど)。やりおるな(←)

でも、後半部分でまで初心じゃ困るんだけどなホセは。そこんとこがちょっと残念だった。



あと、ショーで思ったのは、やっぱ“下級生体型”だなと。(←まっ、厳しいわね)

もちろん決して太ってはいないし、『Apasionado!』初演のあさこ(瀬奈じゅん)も、決してほっそりした男役ではなかったのだが、プロローグでの、ペチコートみたいなふさふさフリルをつけたあの衣裳、あさこのときはあんなにもっさ○してなかった記憶があるだぞ。体型というよりも、“着こなし技術”の問題なのだろうか。

まあ、たまきちも、本当にトップになったら、これまでの上級生たちのように、“トップになったとたんに激務と心労で激やせ”するかもしれん。

そういうのを望むのも残酷なことだが、きっとそうなるような気がする。

だがそうなったら、歴代娘役トップ最高のタッパを誇るちゃぴを軽々とリフトしたあの腕力体力も失せてしまうのだろうか。それは悲しいな。

何とかうまくバランスをとってほしい。マリコ(麻路さき)のようにね。





ところで、初心っつったら、ホセ以上に「そ、そこまでやるの月組?!」と少し心配になったのが、エスカミリオに大抜擢の暁千星である。まあ、この子の場合、すでに『1789』でびっくりさせられてたので、今回も「ああそうか、推されてんのね」とぬるい目で見させていただいたのだが、子供っぽいエスカミリオはともかく(ズバリ言うのね・・・)、ショーでの(ショーでは一応カチャが二番手ポジションだったので、アリちゃんは三番手ポジであったのだが)若手スター感はとってもかわいらしく好感を持った。

彼女もあっさり塩味な口跡なのだが、歌が上手なのがとても良い(歌ウマ生徒は無条件に贔屓)

だがしかし、今んとこ「女子高のステキな生徒会長」レベルの魅力であって、ザ・男役になれるまでにはまだ時間が必要だと思いますぞ。

“若さの月組”を今後展開したいらしいことは十分察しがつくのだが、“若い”だけで客が満足すると思うなよ(まっ、怖い・・・←)

はっきり言って、ショーはカチャが出てくると「ホッ」、たまきちやアリちゃんが出てくると「よ〜し、がんばれぇ・・・」みたいな心境でした。

まあ、二人とも体がデカい分(もちろん上手くもある)、ダンスは迫力があって良かったし。



そいえば『Apasionado!』名物(というか、藤井ちゃんショー名物)のハゲしい二丁目シーンですが、今回ぼくの席は二階上段でありまして、市川市文化会館の二階席っていうのは、行ったことがある方はご存じと思いますが、舞台までものすごい距離がある。

全体を観たいぼくはオペラグラスを使わないので、例によってまったく生徒の顔が判別できず。

本編では役で誰だか見分けてたんだけど、ショーだと、歌わない限り誰だか判んないという状態。

なので、今回の二丁目シーンは、面白さ半減(←身勝手)

でもやっぱり、遠目で見ても見事に“男役でしかない”方(特にとしさ/略)がチラリホラリ見受けられたので、そういうところはさすが()だなあと。

たまきち、アリちゃん、今後、こういう男役を目指すんだよ。分かったね?←


中日劇場で観た宙組バージョンでは、オルキデアを(野々)すみ花がやってたので「なぁんだ」()と思ってたのだが、今回は初演に準じて二番手男役のカチャ。

ところが、このカチャが普通に美女であった(なぜがっかりするんだ?!)

いやあ、カチャはバンピロ伯爵といい、オルキデアといい、水も血も滴るような色香で大変けっこうでした。

本編でも、非常に魅力あるメリメ。ただし、ガルシアはホセよりすんごく弱そうで(こ、こらっ)、あっという間にやられた感(^^;)まじで、「ガルシアって、こんなに出番少なかったっけ?」と思った。




なんか、まとまりのないゴチャゴチャした感想で申し訳ない。

さて今後の月組、ユリちゃん時代の体制を目指すのかしらね。

すると、ミヤ様(美弥るりか)とカチャの、どっちがみつえちゃん(若央りさ)でどっちがのんちゃん(久世星佳)になるのかしら?と、そんなことが気になってしまいます(そういう目で見るの、やだなあ)

まあ、そんなことは、実際そのときになってから感想を述べましょう。

さて、次回(星組)はウィーンか。

ぼくのド真ん中だわあ(*´∀`*)♪←幸せなお方だ・・・












おっと、大事なことを忘れてた。

『情熱大陸』☆ヽ(−ー;)

・・・ごめん。

もちろんこの番組も後にじっくり語りたいんだけど、今日のところはこちら。

われらがクルクルパーマさん(←)、37歳おめでとうございます。

インフルに罹ったと知ったときには心配しました。ホンマ、声帯は強いくせに粘膜が弱いねえ。

『突撃!はじめましてバラエティ〜イチゲンさん』は録画でちょっとがっかりしたけど、画面のこちら側から「おめでとう」を言わせていただきました。

ていうか、ライブしようよー二人で。

5万人でお祝いしたいよ。

今年はそういう年じゃなかったの?(実は、本当には来年なのだが)

年寄りは気が長いのでまだ待てますが、その間浮気もたっぷりしちゃいますぞ←

ピーヒャラピーヒャラ♪(すごーく分かる人にだけ分かるネタでごめん)


2016年04月09日(土) 宝塚歌劇団雪組公演『るろうに剣心』(東京宝塚劇場)

2.5次元舞台全盛の昨今だが、宝塚歌劇団こそが(あれ?これ、以前も書いた気が・・・)

とはいえ、“少年マンガ”原作に手を染め始めた(人聞き悪いぞ)のは、けっこう最近のことと思う。

それはそれとして、大傑作『ルパン三世』をやりおおせた雪組、これは期待してもよかろう、というわけで(主要メンバーは代替わりしてしまったが、雪組には『JIN−仁−』の成功例もあるしな)勇んで参上。





いきなり、

「えっ?一本もの(ショーなし)だったの?!」

と驚いて怒られる。

すみません情弱で(事前に知らなすぎだろ)

そして、

「えっ?小池先生だったの?!」

と驚いてまた叱られる(知らなすぎだろ2)いや、このテの話だからてっきり石田先生とかかと・・・

正直、一本ものにするほどの大作かしら?と、原作ファンを敵に回す考えが頭を掠める。

い、いや、つまり、原作を浅く広くなぞって物足りなくするより、一つのエピソードをすっきりと描いて「これが『るろ剣』の世界だ」と示してくれれば良いのではないの?と思ったわけで。



たしかに、小池修一郎という人は、一幕ものが苦手である(決めつけ)

90分で話をまとめることができない人である(酷評)

昔はそうでもなかったのにな。

あ、グチですねすみません。

長い長い原作を力技でまとめてしまった「『銀河英雄伝説』伝説」(なんのこっちゃ)を持つ小池先生だが、果たしてこれはどうなるのか。

と思っていたら(以下ネタバレ)、原作でいうと1〜4巻までの話をうまくはしょって+(怒られない程度に)オリジナルストーリーを加筆して構成しておられた。

うまくまとまっていたと思う。

てな感じで、いまいち歯切れの悪い感想でごめんなさい。

ぶっちゃけ、今回小池先生に申し上げたい言葉はこの一言のみ。

「先生、『アポロンの迷宮』から全然進歩してませんなあ」(←そんなにはっきり・・・/大汗)

今まで何回見たかしら、ああいうシーン(こらこらこら/汗ダラダラ)

いえ実は、『アポロンの迷宮』、すんごく好きな作品なんだけど。ただ、あれが最初だったから、そしてあのキャストだったから好きといいますか、そういうことです。



では続いて、生徒さんたちに対する感想。











まず最初に。



れいこ様、おステキィ〜〜〜ッ!!!q(≧∇≦)p←やはり今回も出たかこういう感想



れいこ様れいこ様れいこ様ぁーーー!(だ、大丈夫?/震)

大丈夫れす。ハァハァ←全然大丈夫に見えない

2016年4月現在、宝塚歌劇団に在籍する生徒の中でナンバーワンの美貌を誇る(と勝手に認定)月城かなとが演じた役は、原作でも群を抜いて女性ファンが多いという噂の美形キャラ・四乃森蒼紫。

おそらく、事前に原作を知っていた方は、蒼紫はだいもん(つまり二番手)が演じると思っていたのではないだろうか。

それだけ、「高荷恵編」(あ、ネタバレ)の中では大きい役である。

そして、明らかに女性観客人気ナンバーワンになるであろう役である。

たしかに(組事情により)原作ほど大きい役ではなかったが、そんな役を、えーと、たぶん5番手?のれいこに当てるとは。

英断。そして、快挙。

組事情など知らないタカラヅカ初心者(≒原作ファン)にしてみれば、“実物大フィギュア”そのものの容姿と歌唱力ダンス力とで、記憶に残ること間違いなしのはまりっぷりであった。

んもう、雪組の男役、充実しすぎだわ。ジェラしいわ。←



まあ、二次元キャラに容姿的にはまることにかけては他の追随を許さぬ宝塚歌劇団であるから、そこんとこはれいこに限らず。

まんま誌面から抜け出てきたような(大湖)せしるの高荷恵や、これまでで一番本人に“寄った”キャラを得たゆうみ(咲妃みゆ)の神谷薫、「これは絶対娘役が演るだろうな」と目していた弥彦は“やっぱり”の彩みちる(でもハマってた)など、娘役チームは安心して見ていられた。

男役に目をやると、デカデカ鳳翔(こ、こら・・・)にデカデカ左之助、男くささがウリ(?)の彩風(咲奈)に男くささ満載の斎藤一を当てたところまでは別に驚きもしなかったが、誰もやりたくないであろう(つうか、なんやかんやで他の役に吸収させちゃうかキャラ変させるか専科さまにやっていただくかと想像していた)武田観柳を彩凪(翔)に当てるとはなんと残酷な、と思っていたら、やはり“男役10年”はダテではありません。ビジュアルこそ原作みたいに崩してはいなかったが、ああきたかこうきたか、の意外においしい造形。きちんと路線として扱われていて(ぼくにはそう思えた)ありがたや。



そして、謎のオリジナルキャラクター(なのに、新選組ファンならば皆な知ってる)加納惣三郎という役を与えられた我らが(←勝手に)だいもん(望海風斗)

まあこれが、小池作品二番手キャラ色100%なやつで(おやおや、旗色が・・・?)

まあ、だいもんだから許してやるけどさ(←例によってなぜ威張る?)

プロローグの総踊りでは、だいもんの一人“異次元”なダンス力に目が釘付けになった。あのシーンだけでもチケット代のモトがとれたと思ったでござる。



感想が珍しく最後になりましたちぎちゃん(早霧せいな)ですが、低身長(こ、こら/汗)に朗らかさと殺気を併せ持つキャラという、これまたちぎちゃんにドンピシャの役で、役づくりそのものは成功していたのだが、思ってたより(期待値が高すぎたのか)殺陣にキレがなくて。

まあ、マンガでしか実行不可能であろう「飛天御剣流」を舞台上で見せるのは思い切り大変だったろうから、こっちはそこまで望んでいたわけではなくて、いわゆる“見た目かっちょいい”剣捌きを見たかったのだ。そこがちょっと残念だった。

その点では、“剣心の影”(回想シーンの剣心)を演じた永久輝せあの方が立ち回りはうまかった。

日本舞踊の素養が関係しているのではないかと想像する。





と、いろいろ書いてきたが、もうぼく的には、れいこが素敵だったからもう何でもいいや。←

安定のておどる感想であった。


2016年04月03日(日) 一夜明けて

よく考えたら、昨年よりフィギュア観戦(ただしテレビで)という新しいミーハー趣味が加わったおかげで、ぐっと“てくてく”が抑えられ、大変喜ばしいことではないでしょうか、と家人に訴えたら、

「数えてみろ」

と冷静な返事。

・・・えー・・・すみません。

(1〜3月の四半期()で22本のてくてくであった。一応例年よりは少ないとは言えまいか。・・・少なくない? あっそ←)

なんか、自分の体感的には少ないような気がしていたのにな。










まあ、そんなんはともかく、今日もだるだると男子シングルの録画を視ながら、レコーダでは女子シングルを録画中。

女子フリーの冒頭に、男子のスモールメダル授与式がちょこっと入ってた。1分未満だったが、現地の雰囲気が伝わってきた。

そういえば、以前はなかった気がする「その時点までの1〜3位の選手が待機してる部屋=Green Roomとやら」の様子が、時にはまったり、時にはピリピ(略)で、あれは、あった方がいいのかない方がいいのか、論が分かれると思いますね。

今回、パトさんの点数が出た時点の羽生君とフェルナンデス君とオーサーコーチが、完全に父と息子二人状態で、ボーヤン君が可哀相だったぞ。←

特に、まるでおうちにいるみたいに足バタバタさせて甘ったれ弟ぶりを発揮してたそこの銀メダリスト!(←なぜ厳しい言葉?)

か、可愛いなんて思ってないんだからねっ(ツンデレですか?)

も、萌えたりしてやるものか。本性ガウガウのくせに。(こ、こら/汗)





うーむ、あざと(←一言余計です)可愛いと言えば、女子金メダリストのエフゲニア・メドベージェワちゃん。

インタビュー中に突然「ムーンライト伝説」の歌詞を暗唱(なぜ歌わなかったのか/苦笑)

メドベは去年初めてお顔を見たときから「サファイヤ(c リボンの騎士)にそっくりやなあ」と思ってたのだが、本人もアニメオタク(ってほどでもないだろう。普通の子供レベルでアニメが好きなんでは?)だったのか。

皆さん(て一括りにするのも変だが)、過酷な競技の世界に生きてはいても、やはり年相応な部分があるんですねえ。何か、ほっとしたような。

しかし、ロシア女子は毎年出てくる子が変わるのは何なんだ。この件に関しては一般のスポーツ媒体もいろいろ考察してるので、ド素人のぼくは何も言いませんが。

すごーーーーく善意に解釈すれば、「層が厚い」の一言なのかもしれません。

あ、「何も言いません」とか言っといて、すまん。やめます。





さて、あとはエキシビションをまったり見て、ぼくのうっすら(←語彙不適当だぞ)スケオタ生活もひと段落。

去年みたいに、アイスショーの番組を録画したはいいが羽生君が出てたのに気付かず半年間も視ないでほっとくみたいなことはしないように気を付けよう。つうか、抜かりなく録画はしてた自分のミーハー勘が恐ろしい。←

新しいプログラム、楽しみだなあ。

もう1シーズンSEIMEIを見たかった気もするが(特に構成上げたバージョン)、ノーミス二回達成したから、モトはとれたのかも(そういう価値観はやめなさい!)

それよりやっぱり、今度はどんなんがくるか、そっちの方がわくわくするよね。

ではスケオタの皆さん(が読んでくれてたかは知らないが)、また来季お会いしましょう。


2016年04月02日(土) スパニッシュ!!!!!!

アヒージョって、初めて食べたけど、おいしいわね。(←と話をはぐらかす)





負け惜しみみたいなこと書いてすみません。心からハビエル・フェルナンデス選手の世界選手権連覇を祝します。

なんか、今シーズンは、スペインづくし(神大会だったグランプリファイナルもバルセロナだったし)だったなあ・・・。

もちろん、ぼくが一番好きな選手は未だに羽生結弦君一択でございます。これはたぶん彼が引退するまで(いや、おそらく引退しても)変わらないでしょう。

だけどそれとは別問題として、あんなとてつもなくステキな『Guys & Dolls』を見せられたら、感服せざるを得んのです。ここがミューオタの救いがたい(え?)ところと申せましょう。

いやー、みっちゃんの次にステキなスカイだったわ(どうあっても“次”なのね?)

運命の女神はあなたに微笑んだのね。

惜しみない拍手を贈ります。





しかしまあ、勝負事というのは、本当に蓋を開けるまで判らんということですね。

羽生君が銀、フェルナンデス君が金という点は同じでも、しかも、SPでは羽生君が圧勝だったにもかかわらずFSで逆転されたという状況まで同じだったのに、去年の世界選手権とは全く違う印象の金銀。

(そして、去年までジュニアだったボーヤン・ジン君の銅!まじですげえわこの子)

男子シングルで、一人の選手がこんなに“鉄板”だと思われてた大会もなかったろう(あ、ソルトレイク五輪のプル/略)←何をコソコソ書いている?

そして、こんなまさかの番狂わせも(だから、ソルトレイ/略)←だから、コソコソするな!

羽生君の、まさかの出来は、本当に「まさか」だった。

全日本のときの「まさか」は、「まあ、“本番”は世界選手権だし」みたいな気分で見てた。

だけど、今回の出来は、正直ほんとうにほんとうにツラい。

「これが羽生結弦の本来の力じゃないのよ!みんなわかってるよね?!」とうざいオタ発言をしたくなる。

もちろん、世界中のフィギュアファンが「わかってるよ」と答えてくれるだろう。

だけど、結果は結果。どんなに悔しくても、この結果が1年間残るのだ。

ただ、残念な気持ちはもちろん山盛りなんだけど、フェルナンデス君の演技が、GPFの時の羽生君さながら、

「人間て、こんなにすごいことできるんだね!」(←シルク・ド・ソレイユを見た人の感想みたいでごめん)

と感服させてくれる出来だったので、何かとても清々しい。

フェルナンデス君に限らず、もし羽生君がやっぱり2位だったとして、1位の選手があんまり大した演技じゃなかったのに、羽生君がボロボロだったから勝てた、みたいなことだったら、たぶんすごくモヤモヤしたと思う。(この意見、舌禍・・・じゃないよね?←オドオドすんな!

もちろん、両方が(というか、出た選手全員が)持てる力を全部出しきって勝敗が決まるんなら、こんなすばらしいことはない。

だけど、こういった競技会は何事も一発勝負。高校野球だって、それこそオリンピックだって。

その結果を受け止めて、みんな次の大会まで努力を続けるんだものね。

過酷だなあ。

プロ野球みたいに、1年間の総合評価でってわけにいかないんですかね?(君、そういうこと言うのは贔屓の引き倒しの見本だよ?)

はい、わかっております。ちょっと言ってみただけです。

それにプロ野球も、最後は2チームのガチンコで日本一を決めるんだし同じことか。

まあ、おととしまで、オリンピックの結果しか記憶してなかったおらがこんなこと言っても、昔から見てきた皆さんに笑われるのは覚悟しております。





あんまり優等生発言もなんだから正直に書いちゃいますが、本当はフェルナンデス君の演技中、

「ほんのちょ〜っとだけ、失敗してくんないかな?」

などと、因果応報が返ってくるようなことを考えていた。

(実は、ソチの時も、パトリック・チャン選手の演技の時に同じことを思ってしまっていて、その通りになってしまったので、すごく反省したのに、また同じことを思ってしまった。自己嫌悪)

でも、彼が216.41点という羽生君のGPFのときの219.48点に迫る(ついでに言うと、NHK杯のときの216.07点とはたった0.34点の差!)スコアを出したのを見たら、そんなこと考えた自分が恥ずかしくなった。

フェルナンデス君は、羽生君に勝つべくして勝ったのだ。この勝ちはタナボタ勝利なんかではないのだ(ぜ、舌禍じゃないよね・・・?←だからぁ/怒



とにかく、こんな(嬉しすぎて)笑える点数を出せる選手が二人もいるなんて、チョー楽しいじゃん男子フィギュア。

GPFのときはさ、200点超えたとか言っても、羽生君とは18点も差があったわけだから、「3桁目が同じだから近いみたいに見えるけど、全然羽生君の一強状態じゃん」と思ってたわけよ。

今回も、パーフェクトな出来で205〜206点ぐらいだろうかなと(それでも今回の羽生君だったら負けてたわけだが・・・)

でも、今回の結果で、正真正銘二人は拮抗した実力の持ち主だってことがはっきりしたので、来季がすごく楽しみになってきた。

もちろん、この二人だけじゃなくて、パトさん(なぜか彼のことは「チャン君」と呼びにくい。貫禄があるから?というか、たとえばジャッキー・チェンを「チェンさん」って呼ばないよね?)も、四大陸選手権を見た限り、まだ全然勝負に絡んできそうだし、18歳コンビは来年こそ恐い存在になってくるだろうし、アメリカ勢みたいに雌伏してる選手が何人もいるだろうし。

楽しいだ。

楽しすぎるだ男子フィギュア。

また(ミーハー)趣味が増えてしまった。

でも、今度こそは(本当か?)試合を現地に見に行くなんてことは(←頼むからしないでくれ! by 家族)

大丈夫。病的に海外に弱い(飛行機がダメなのではなく、言語的な問題)ぼくですので。

でも、国内で大会があったらどうかな・・・?(おい!!!!!)

うそうそ。本当にないですよ。テレビだけにしとくっす。てか、今はライブストリーミングっつう文明の進化があるので、ほんに便利な世の中。←





さて、喜矢武さんの東京ドーム公演(笑)のポスター、どこに貼ろうかな。←


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