ななの日記
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2020年01月05日(日) 無感動

35過ぎから少し記憶が衰えたなと思ったが
40過ぎからいろんな名前が出てこなくなった

世の中や仕事の流れがわかってきて
10、20代の頃のように新しい知識を入れなくても
なんとなく無難に1日を過ごせるようになった
と思った途端に1日いや一年が過ぎるのが早くなった

子供の頃は石ころ一つも遊び道具にして
世界は毎日新たな感動に溢れていた気がする

五感を刺激する巷の遊び、
人工物の花火やマッププロジェクションも
初めて見たときは感動するが

歳を取ると
青空、大きな夕陽、海の波、
風に煌く街路樹の新緑の美しさ、
何一つ同じ瞬間がない自然に
なぜか自分が衰えて死んでいくことが見えて
涙が出るものなのだ

こんなこと1.2年前には気づかなかった
歳を取らないと分からないことがある
まあ聞いておいてくださいよ
いつかふと、ああこういうことだったんだ
なんか聞いたり読んだことある感覚だなぁ
と思いますから

若い頃、いや人生半分生きた今でも
死にたい、死んでも良いと思う
辛いこと、虚しさ、社会への生き辛さを感じるが

歳をとって経験を積むと
アクシデントや災害までも
昔似たようなことが起きたなと
だんだん色んな出来事に反応が鈍くなり

なんか大変だった気がするけど
大したことなかったなぁと本当に思う
むしろ死にたいほど辛かったことが
なぜか良い人位経験したと
思い出となり笑い話になる

多分記憶力の低下が酷くなると
性格によっては
全てが初めてのことだと
慌てふためくけど対応能力がなくて
周りが困ってしまう、、認知か!
こともあるようだ

そんな私は側から見ると
自己中で図々しく生きてて
殺しても死ななそう
と言われたことがあるけど

殺されそうになったら
これも運命と常日頃言ってるにも関わらず
現実を理性で受け止めきれず

アドレナリンというホルモンに支配されて
動物の本能で、窮鼠猫を噛む的な
反撃をしようとするだろうな

無感動の話だったのに








なな

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