ホトトギスの鳴く頃
DiaryINDEX|past|will
2021年04月03日(土) |
ロシャオヘイ戦記には男の大和撫子の派生がいっぱい居る |
好きフォロワーがロシャオヘイセンキを見てきて、
「これは男の大和撫子の派生がいっぱい出てくる映画。ぜひご覧ください」
とオススメしてくれてその場で行くことは決めたんですが、 友人の「派生」という言葉に良い意味で引っかかり、
「派生とは?そして本家とは?」
と、また一歩謎概念を(無駄に)深める機会だ!と思い、過日、迅速に有識者会議を行いました。
・「男の大和撫子」必須条件
結論から言うと「(自分以外の)男をたてる」というところです。
女の大和撫子からも外せない要素です。 いや、私を含めみんな思い出してほしいけど、大和撫子という言葉は基本女性のみに使うんですよね。 男をたてる…この言葉、昭和以前の悪しきジェンダー観のようなのに、ひとたび「男の大和撫子が男をたてる」ってなると、聴いてるこっちのちんこが勃つのが良いんですね。 そしてこれは、資質として、持つのがなかなか難しいところなのです。
具体例をあげるとまず本家なんですけど、
影道殉という人は、リンかけの中では実力がTOP3に入ると思うんですよ。これは私の個人的な解釈ですけどね。 ギリシャ12神戦のトリ3人でもあるように、またあの人を食った態度ばかりの剣崎が本気で「あいつは影道のヘッドだぞ」とマジ注意する描写からしても私はそう考えております。 それほどの存在感をもちながらも、役割でもキャラクターでもあんな控えめな人、まあなかなかいません(推し贔屓にどんどん偏る主観)
原作の描写になりますが、余力がありながらもリングをおりて竜児の勝ちを素直に称賛し、影道の願いである「陽のあたる場所」を総帥自ら引く。 そもそもあの戦いですら、総帥本人は望まぬ戦いであり、影道の部下たちのためにリングに上がった人でした。 勝敗は結局原作だとついていないように思うのですが、付ける前に竜児の腕を思い、リングをおりました。大和撫子代表として文句なしですね(主観)。
そういうのを考えながらリヴァイや義勇さんを思うと、義勇さん、たんじろう立てねえな…と思いながらこないだ風呂で頭洗ってたんですけど、でも、ねずこが人を食ったら自分も腹を切るって言ってたの、そういえばこれ当てはまるかな…と悩んでました。
とーるさんやヱビスさんに有識者として参加してもらった語録↓
「うーんなんだろ…男の大和撫子」のおもしろさって、性交差的な意味の複雑さ(女ではないが男に抱かれてるいい女のようにかっこいい男)を一言で言い表すとこな気がして…」
「攻めにすると「男に抱かれてる」が取れてしまうので、そこの辺の複雑さがちょっとシンプルになりますね。清潔感とか奥ゆかしさとか前に出ない、などの、女性的なたおやかさ的なものがある攻めいますけどね!」
「総帥の「男を立てる」が大和撫子の真骨頂なのわかりますね〜! 女の大和撫子からも外せない要素ですし。存在感すごいあるのにあんな控えめな人なかなかおらん…」
「紫龍は仲間をかばったり、より強い敵と戦ってもらうために仲間を先に行かせたりはしますけど、勝ちにはこだわりますからね〜。そこに大和撫子より大和男児みを感じてしまうのかも」
有識者会議ですばらしい総括をしていただき幕を閉じた…まことに有意義でした…
紫龍も殉ちゃんも控えめではあるんですが、メタ的な目線でみれば、紫龍は主役サイド五人の中の一人であるのに対し、殉ちゃんはたとえトップ3の実力であろうと主役サイド5人の中にはいないので、立場が違うことからくる控えめさでもあるんでしょうね…
男をたてる…この言葉、昭和以前の悪しきジェンダー観のようなのに、ひとたび「男の大和撫子が男をたてる」ってなると、(こっちの)ちんこがたつのがいいなと思いました。2回言うな。
有識者会議まとめ(余談も有り)
・「男の大和撫子」は受けのみに使われる表現 ・「男の大和撫子」として一番むずかしい資質は「男をたてる」=自分を出さない控えめさを持つということ(あまりいない) ・「男の大和撫子の派生」 清楚な美しさ・控えめさ・聡明・心がキレイ・ハンカチを差し出したりお手紙を書いたり正座するなど所作が美しい・など のキャラは男の大和撫子の派生 ・攻めの場合は「王子気質」になる 竜童は令和の王子(再確認) ・王子は姫を探すし シンデレラの王子の場合、他の娘には塩対応 ・令和の王子 =リテラシーが高い
じんこ
|