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2019年10月10日(木) |
一枚の写真を巡る顛末(改) |
長ぇYo! そしてこの後書きも長いです。
最近さっぱり読めてないけど、推理小説好きなんです。 保健室の先生に拾われた虎鉄の財布は、 猪里→梅ちゃん→虎鉄の順で戻りますけど、 押収品云々の件りは昔の文にはなかったんです。 猪里は自分の写真入りの財布を虎鉄に直接返せないから、 梅ちゃんに託すことにする。 でも、二つ折りの財布なんて、中を見ようと思えばすぐ見れる…… 絶対、見られたくない……で、 押収品っぽくなってしまったんです。 こんなところにこだわるぐらいなら、 もっと他にこだわるべきところがあるのでは? って思いました? 思いましたよね?! そうです!ごもっともです!
元は2003年に上げた文です。 最近の文「大丈夫、知ってるから」と矛盾するところは大幅に直しました。 その所為で、元々わかりにくかった文が、余計わかりにくくなりました。 前半は特に、”現在”と”過去”を行きつ戻りつになってて、 書いてて、つらぁ💦……ってなった。
そう言えば当時も、書きながら、一筋縄ではいかん文だと思っていたんです。 なのに「大丈夫、知ってるから」を書いた所為で、 余計わかりにくくなってしまった。
昔の「一枚の写真を巡る顛末」では、 虎鉄がくすねた写真=猪里の写真、 猪里も”自分”の写真を虎鉄が持ち去ったと思っている。 ……だったので、 比較的単純だったんですけども。
この度の「一枚の写真を巡る顛末(改)」において、 公園で二人ベンチに座って話してるこの日、 虎鉄は、猪里の写真なんか盗ってないShi、持ってないYo? (ほんとは盗ったけDo、梅星にしっかり頼んだからダイジョーBu!) って高を括ってる。 でも、実は、猪里にはバレてるんです。 梅ちゃんのポカミス(新たに加わった部分)と、 保健室の先生のイノセントな親切(9月初め頃)の所為で。
ややこしいので、時系列にまとめます。 2、3の文とリンクしててややこしいので。 作者用メモも兼ねてます。
夏休み前。 猪里、じんわりと虎鉄を意識する。 (「ありえない」) 虎鉄、猪里の写真を一枚、つい懐に入れてしまう。 同時に梅ちゃんに、猪里に恋心を抱いてることがバレてしまってさあ大変。 ↓ 同日、写真返せって言ってるのに返さない虎鉄に業を煮やした梅ちゃん、 猪里に、虎鉄から恋愛的な意味でアナタ好かれてますわよ?と仄めかす。 猪里、困惑。 ↓ 同日、虎鉄は梅ちゃんに、 「自分の写真と間違えたことにしておいてくれ」と頼み込む。 梅ちゃん仕方なく、猪里にそのように伝える。 猪里、つかの間の安堵。(「大丈夫、知ってるから」) ↓ 3日後、梅ちゃんの痛恨のミスにより結局、 虎鉄の気持ちは、猪里にバレる。 猪里「写真やっぱり俺のやったげな…… どういうこと?どういうことおおお?!」
夏休み。 虎鉄、牛尾邸プールでじゃれあってるとき、 つい猪里にキスしたくなる(「茜空」まだ上げてません) 同日、虎鉄、長戸に「告れば良いのに」言われて、 「卒業式に告る」なんて言う。(「諦めたくない」)
新学期始まる。 虎鉄、保健室で財布を落とす。 猪里、保健室の先生から、 「猪里くん、虎鉄くんと付き合ってるんだよね?返しといてね?」 みたいな感じで財布託される。 中には猪里の写真(My loveの文字入り) 猪里「ああ、やっぱり、梅星さんの言ったこと、本当やった……」
9月初めに起きたとあることがきっかけで、 虎鉄が自分に気があるのは、実は、わかっていた。 それは、猪里にとってかなり強烈な出来事だったので、 意識しないでいるのは到底無理だった。 「冷めない熱[side猪里]」
虎鉄が自分の写真を財布に入れてる、 (それも「My Love」と書かれてる) のを見てしまったので、 もうこれは、虎鉄が自分に気があるっていうのは、 本当のことなんだって、 猪里は受け入れざるを得なくなってしまったんです。 そこからの猪里の心情は、「冷めない熱[side猪里]」で書きました。
「冷めない熱[side虎鉄]」で 「……そげん前から……俺のこと……?」って、 猪里は虎鉄に聞くのですが、 いつぐらいから虎鉄から恋愛感情持たれてたのかわからないので、 聞いてみたって感じでしょうか。
9月初めの財布事件からは、 もうこれは決定的だと思いながら過ごしてたんです。 猪里は毎日どきどきだったと思いますよ…… 同時に、悩んだと思います。 悩んだ末に、 自分も同じ気持ちだと答えが出たから、虎鉄の告白を受け入れたんでしょう。
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