昼食に誰かを待つ日は

2020年11月13日(金) 早起きに目覚める

すっかり早起きが得意になって、朝五時〜六時の間に目が覚める。朝は、静かで良いのです。ヒーターの首が回る音と、ヤカンでお湯が沸く音が部屋に響く。なんと朝から煮物をつくるようにもなったのだ。朝からぐつぐつ煮込んでいると、部屋のなかに良い匂いが充満する。そうこうしているうちにだんだんと空が明るんで、私は机に向かう。そうして真っ白な紙に青いペンで、詩を模写する。きょうは谷川俊太郎さんの。とても静かな気持ちに、改めてなる。パソコンで字を打ち込むのとはまた全然ちがうものが立ち現れる。もっともっと考えなくては。
太陽がのぼって朝がくる。窓をあけると、冷たい風に体があたって身がしまる。ずっと暖かい場所にいては、なんだかだらけてしまいそうな気もするし。お外では、オリーブが背筋よく(?)伸びていた。鉢が窮屈そうだから、大きいものに取り替えなくちゃね。


早起きしたのに、仕事に行くのはやっぱりぎりぎり。自転車をめいっぱいこぐ。
朝がたのしみだ。早起きがたのしみだ。あの贅沢な時間に、なぜこれまで寝ていたのだろう!

ああ、竹ペンがほしい。


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左岸 [MAIL]