昼食に誰かを待つ日は

2020年05月01日(金) 深刻ぶらないこと

5月1日になったばかりの深夜1時。寝れなくて起きあがり、チャイティーを淹れてルヴァンの味がしないクラッカーをカリカリ食べている。

会社は本来休みだというのに、私以外全員が仕事をしていたらしい。私は、ひとりだけ休みの規則に従って本当に何もしていなかった。皆真面目にいそいそ働いているよりも、こういうやつがひとりくらい存在しているほうが健全だと思う。

今日はバスに乗った。バスに乗りながら辺りを見回していたけれど、人はたくさん歩いていた。駅について本屋に行き、本を買った。その足でパン屋に行って、くるみパンとシナモンロールを買う。家に戻ると虫が出た。ダスキンのG駆除業者に電話をし、来週の朝一で来てもらうことに。除湿機を引っ張り出し、ヒーターを片付けた。除湿機を回して数時間後に、花が枯れてしまった…

この部屋、虫さえ出なければ一生住めるのだけど。6畳しかない狭い部屋。この狭い部屋でひとりで過ごしている時間が好き。他人と一緒に長いこといると、知らない間につかれている。昨日までIと一緒にいたけれど、せいぜい3日か4日一緒にいるのが限界だ。何よりも、隣で寝ている時間が嫌いになってきた。何というか、夜中に時々目覚めて寝顔を見ると、苦悶に満ちた表情を浮かべているし、朝起きたときも何だか顔が疲れているので、私がそんな風にさせているとしか思えずに、一刻も早く立ち去らなきゃいけない、この布団から。と思い、そして今朝早々そこから抜け出て部屋も後にした。
ひとりでこの部屋に帰ってきて思う。やっぱりひとりでいる時間がいちばん心地良いと。


1時21分。何時頃に眠れるだろう。明日も私以外は全員仕事をするらしい。
私は好きなだけぼーっとして自分についてのあれこれを180個くらい反省してみよう。
でも、深刻ぶらないこと。物事は軽快に、足取りは軽やかに。


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左岸 [MAIL]