非常に憂鬱な土曜日だった。午後はアコーディオンを弾いて、初めて音楽が数学的であることに気がつく。頭と指を使って、疲れたけど、音符という新しい言語に出会えて嬉しかった。その後は気力をなくす。サスペリアを無心でみる。美しかったけど怖かった。なぜか村上龍の小説を思い出していた。神秘主義の話。あのタイトルはなんだったかしら。それにしても、ドイツの暗いジメジメとした雰囲気には不思議な魅力を感じる。