昼食に誰かを待つ日は

2019年06月05日(水)

朝。目覚める。昨日の夜てんとう虫と長いこと格闘していて、寝不足だった。なぜかこの部屋にはよくてんとう虫が来る。放っておいたのだが、飛ぶ時の音がうるさいのと、飛んでくるのが怖いということで、深夜ずっと起きててんとう虫を見張っていた。いよいよ捕まえてベランダに出そう、としたところで、のがす。ティッシュで押さえたと思っても、ギターに張り付いていたり、ひっくり返っていたりする。ようやく捕まえて、外に出して、それで眠ることができた。けど、寝不足。

自転車で通勤。いつも必ずすれ違うアフロのお兄さんが今日は黄色いTシャツを着ていた。以前まで子供を乗せていたけど、さいきん一人で自転車を漕いでいる。子供が小学生になったのだろうか、など考えながら通勤。

絵の上手いHさんがさいきん買ったという植物を見せてくれた。根っこの部分に毛がたくさん生えていて、茎がうねうねとミミズのようで、その先に小ぶりな葉が生えていた。
部屋に植物を置けるスペースがあるといいなあと思う。大きな窓がたくさんある家に住んで、そのそばに大きな植物を置いて、伸びていくのを見ていたい。きっと幸せな気持ちになるんだろう。

前髪を切ったのに、まだ前髪が長いとAさんに怒られる。確かに中途半端に切ってしまったから、もうすこしいけたのかもしれないが、なんせ髪を切ってくれた人が39度の高熱中だったのだから仕方がない。次にはもっとバッサリいこう。

あまりにも暑く、冷房をつけていても暑く、4台くらい扇風機を引っ張り出してとにかく風を吹かせていた。
でもそれぞれの扇風機から不規則にヴオオン ヴオオンと不穏な音がする。仕事に集中できずしびれを切らせたKさんが、静かにそれぞれの扇風機を強から弱にしていた。しかし、暑かった。

キャベツをものすごい勢いで食べたらお腹を壊した。この職場はほとんどの人がなぜか昼間に草を食べていて、シャキシャキ、という音が聞いていて気持ちが良いので自分も試している。その前はじゃがりこだった。

誰かに会いたいような気分で、何かを話したいような気分だった。けど、誰に連絡したら良いのかわからなくて、結局母に電話をかけた。明日会うけど。

今日も何もしていない。それで良い。


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左岸 [MAIL]