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Twitterに書けなかったもの、経緯

2020年10月03日(土)

今日は昔2chに書き込んだ松岡宮さんの謝れ職業人が斎藤環さんに届いてそこそこ拡がってたことに気づいてびっくりした。知ってたら現フォ同窓会で謝れたのに。あのときは言葉がなかった。2chは大縄跳びだった。深夜から未明にかけてスレの流れが止まると.とかaとか書いてageる人がいて羨ましかった。

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昔2chのスレに謝れ職業人をコピペした。そのときは何も起こらなかったようだが、独立スレでそれだけが立っているのを検索で発見した。あと、斎藤環さんが家族の痕跡で引用していることを知った。

もともとの経緯はこうだ。2020年10月2日の午後3時ごろ、わたしは図書館で借りた與那覇 潤さんの歴史がおわるまえにを読み始め、次いでツレがウツになりましてをAmazon Primeで見始めた。

ツレがウツになりましてで、堺雅人が満員電車で号泣するシーンを見た。

退職当日なので、宮崎あおいがついてきていて、毎日こんな電車に乗ってたんだね…など、やさしい言葉をかけたので決壊したのだとおもう。

堺雅人を周りが訝しんでいる光景をみて、わたしは「都会のルールがすこし緩みました/よくあることです」という詩の最後をおもいだした。

この詩が松岡宮さんの夜の吐瀉物だった。

映画を中断し、どうしても読みたいので現代詩フォーラムの松岡さんのページに飛んだが、そこではなかった。

次にWebArchive(ここを使うのは毎回どうかと思うが、毎回つかうたびに沈んだタイタニックをかんじる)のpoeniqueのことだま撰集を探したり、自薦置き場、他薦置き場を探して、ぐるぐるするうちにやっと発見した。

夜の吐瀉物ではなく、きょうの吐瀉物が正解で、おもいだした一節も、正確には

 きょう駅で吐いているひとを見ました
 都会のルールが ひととき緩みました
 よくあることです

(きょうの吐瀉物/松岡 宮
http://web.archive.org/web/20050222061446fw_/http://poenique.jp/kotodama/kyouno.htm)

だった。

この詩自体とても不思議で、選択肢のついている、ゲームブックのような詩なのだ。それをもう一度、みてみたかったのもある。



捜索の最中、松岡さんのサイトもみた。トップに斎藤環さんが謝れ職業人を家族の痕跡という本で引用したと書いてあって、斎藤環さんのはてなブログの当該記事へのリンクが貼られていた。斎藤さんのブログを読むと、2ちゃんねるで見つけた匿名の詩の作者が判明した、と書かれていた。



わたしは当時ひきこもっていて、ちょうどひきこもりが定義されてNHKでもひきこもりサポートキャンペーンが行われていた。インターネットもあったので、わたしはインターネットで2chをほぼほぼROM専していたが、たま〜に、なんとなく、啓蒙じゃないが、世の中にはこんなにいい詩があるんだぜという気持ちが溢れていて、そういった詩をスレの流れ(文脈)をまったく無視して投下しては、あとで苛まれる人間だった。そもそも詩というものの性質上、文脈をぶった切るよりほかにないような気もする。まあとにかく、2chですら空気が読めない人間だったし、書いたら書いたで懊悩するから、書き込むことはほとんどなかった。



2004年11月になっている、詩のために単独で建てられたスレより以前に、わたしが貼り付けたものがある気がして、当時の日記を探っているが、まだ見つかっていない。



まあ、なんとなく、少しもう死んでもいいような気がしてきたのだ。今すぐ死ぬというわけでもないが、少し役目を果たした気になってしまった。わはは。



かといって、今生きてるのも、今更死んだら「えっ?」ってなるやろという理由で死なないのだ。



嬉しかったかといえば嬉しかった。わるいことをしたような気もするし、拡がっててよかったともおもう。(わたしが)許可をすっとばしたことはよくないことだと思うけれども、あのときは言葉がなかった。



ごめんなさい。



謝れ職業人
https://pentaxx.hatenadiary.org/entries/2012/08/14



今日はなかなか寝付かれない。当時の日記を探っていると、2004年の3月15日なのかなと思う。そこから2004年11月に詩のみの単独スレが立つまでのあいだに私がおそらくどこかのスレに書き込んでいる、はず。まあそのへんの事実関係はどうでもよいか。ミキさんの日記も同じようにHTMLで保管していて、それのタイトルには2004 5/24とあるから、その並びに謝れ職業人(とおそらく推敲されたバージョンである謝れ仕事人)があるということは、2004年なのだろうと。で、検索すると、2ch読本のようなものに2004年 謝れ職業人というコラム?単元?ができている。あの頃はミキさんがはみだしっこたちの朗読会をやっていて、当時の日記のすみっこにいつもリンクを貼っていこういこうと気合を入れてるうちにおわってしまった。実際に無力無善寺に行けたのはあれから10年後だった。こわれものの祭典などもやっていて、ひきこもりというものとロスジェネというものの汽水域が気分的にはあった。わたしはそこに詩とNHK的なものとネットに浸かりながら亡霊みたいな見方で居た(当時の日記にもモーレツのおやじみたいになりたいと書いていた。わはは。)



自分で読みかえすようにつくったローカルのHTML詩集を読み返している。松岡宮、田中智子、馬野幹、サダアイカ、ひろっち、くるり、鈴木志郎康、岡田隆彦、スチャダラパー、村崎百郎など

つまり詩だけではなく当時気に入ったものを集めたものをつくって、公開する寸前で踏みとどまったもの。当時は本名で公開する気だった。やらなくてよかった。



(以後は何か書きたいことがあれば更新します 2020.10.03 AM1:30)

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