現代アートの難解は、自分にとって本当に必要なものなのか アカデミズムという枠を外したときに、そこからどれだけが己の体の血となり肉となり、また精神の安らぎを得られているのか 感動とはなんだよ、 シンプルなことでも突き詰めれば何かは生まれるのだよ、 単純な方法で、永遠と繰り返すのだ、 男性・女性という二元論のなかで絵画を判断すると、 女性性は暖かい色、小さなキャンバス、有機的なフォルム、壊れやすさ、はかなさ。 男性性は冷たい色、大きなキャンバス、直線的なフォルム、強さ、力、といったイメージ。 そこまで単純明快なイメージはそんなにないが、実際を見てみても、 男性のなかにある女性性はあくまで男性らしくあり、 女性のなかにある男性性はあくまで女性らしくある。 ここまで考えて、そんなことはどうでもよくて、 自分自身は自分自身なのだということに気付きました。
|