仲良しの友達トーマス医師と人気（ひとけ）のないゴルフコースでゴルフに興じていたボビイは、谷越えの17番でアイアンをしくじり、ボールは谷底に転がり落ちた。ボールを捜して坂道を下り始めた二人は、崖の下に転落したとみられる瀕死の男を見いだした。男は虫の息で「なぜ、エヴァンズに頼まなかったんだ？」という謎の言葉を残して息絶えた。

(個人的好み度☆☆☆☆4/5)
おそらく、一度読んだことがあるはずだし、映像でも見た記憶がしっかりあるので、普通なら内容を覚えているはずなんだけど、わざと自動車事故を起こして潜入捜査したことくらいしか頭に残ってませんでした。
よって新鮮に楽しく読めたという、毎度のことながら、我が記憶力の悪さ万歳、であります。

で、読んだ率直な感想
「こんなに冒険色が強かったっけ？」でありました。ま、翻訳者によって印象か違うかもしれません。

2012年グーテンベルク21、平井イサク訳、auブックパス


(砂糖猫書店ｷﾏｸﾞﾚ支店)