2015年11月26日(木) |
『家政婦は名探偵』エミリー・ブライトウェル |
とびきり善人だが、刑事としての才能はほぼ皆無なウィザースプーン警部補。事件のたび困りはてる主人を放っておけない“名探偵”の家政婦ジェフリーズ夫人をはじめ、彼を慕う屋敷の使用人一同は、秘かに探偵団を結成する。今回警部補が担当するのは、毒キノコによるらしき殺人事件。探偵団は先回りして解決し、主人の手柄にできるのか?痛快ヴィクトリア朝ミステリ新シリーズ。
(個人的好み度☆☆☆☆☆5/5) 面白くて楽しくて、そして久々にワクワクするミステリーでした。 まるで子供の頃に読んだ「少年探偵団」みたいで、そして最後には「鬼平犯科帳」を感じました。
最後の訳者解説、これがまた憎くて、続きを上手いことまた面白く匂わすものだから、シリーズ2作目をすぐさま購入してしまいました。 後でじっくり読みます。
あ、ちなみに、 私の場合はヴィクトリア朝の雰囲気はちっとも感じませんでした。
2015年東京創元社、amazonkindle
(砂糖猫書店キマグレ支店)
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