てくてくミーハー道場

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2019年09月15日(日) 秋は深まり紫の薔薇が咲く

なんか異様なタイトルですが、ぼくがそういう幻覚を見たわけではありません。

確かに秋は深まってるけども。

(台風15号にやられた千葉の方が、この三連休で少しでも復旧がはかどりますように祈っております。猛暑がやわらいだことがわずかながら救いです)

私事ですが、猛暑の時期は面白いように洗濯がはかどったんですが、一方、暑かった時期はやる気が出なくて溜まりに溜まっていた紙ごみ(うちはとにかく印刷物がやたらに溜まっていく家)の分別と断捨離を、やっと涼しくなったのでがんばりたいと思っているんですが。(←が?)





見ちゃうよね(←?まさか・・・)

オータムクラシックを。(やっぱり)

いよいよ始まりました、フィギュアスケートの本格シーズンが。

ついこないだ世界選手権だった気がするのに、ほんとあっという間ですねえ。

金曜日の朝方からネットに引っ付いて公式練習などをちょこちょこチェックしながら過ごしまして(時差的に一番ひどいタイムテーブルなんだなあ今回)、昼間から夕食後ぐらいにかけては何も起きていないので普通に過ごして、夜、就寝したふりして(おい)これまたネットに引っ付いてライブストリーミングを見てました。

起きてからCSで放送されたやつを視聴(スポーツニュースは相変わらず全部見逃し。我ながらそんなに熱はないのがわかる)

うん。転んでる。羽生君。←

超久しぶりに試合でこんな風に派手に転ぶ羽生君を見た気がする(そうだっけ?)

一昨年ぐらいのルール変更で、転ぶと以前よりめっちゃ点が引かれるようになったんだよね。だから意地でもこらえてた。足に悪そうだった。(転んでも悪いわい)

てことで、昨年から続行のショートプログラム「秋によせて(Otonal)」は、衣装も去年よりもっと寒さ対策増しのデザインに変わり(そういうことじゃないと思うよ!)、さらにさらに秋によせた感じになっていました(てきとう)

ジャンプ構成は変わってなくて、随所にちょこちょこと変更点があるらしいんですが、未だ観戦未熟者のぼくには、あんまし分かりません。

衣装は依然襟周りがモコモコしててあんまり好きじゃないんだよなあ。あれは霜柱を表現してるのかしら(相変わらずセンスナッシングな感想)

さらに文句つけると、フリーにもショートにもハイドロ(ブレーディング)が入ってる上に、ショートの方は忙しい感じなので変えてほしいんだよな。

と、観戦未熟者がテレビの前でケチつけてることなどもちろん羽生君には1ミリも届いていませんので、勝手に言いたいことをほざいていますが、世界選手権でノーミスパーフェクトやってくれたら何一つ文句はございません(去年のロシア大会ですでに完成したと思ってたのに、インタビューを読むとご本人的にはまだ何か不満があるらしい。がんこ職人か!←)



てなわけで、昨日の夕方は渋谷にてくてくしてまた夜。

寝たふりして(おい)めっさ朝方までこっそりライブストリーミングでフリースケーティングを観戦。

昨シーズン、“プルシェンコに捧ぐ”つもりが肝心のプルさんがいつもどっか行ってて見てくれなかったので(そういう理由?!)こちらも持ち越し。てか、ぼくもこっちは未完成だと思ってるので持ち越しは心底歓迎。

しかもこっちはジャンプ構成を変えております。メキメキと上げております。そうこなくっちゃ。

だがしかし、“1枚目のパンケーキ”はほろ苦くコゲコゲ。冒頭2本のジャンプは着氷ミスがあった上に、なんと3本も回転不足をとられてる(これには岡目八目界隈がかなり意義を申し立てているようですが)

それでよい!(←オーサーコーチですか?)

初っ端からぶっ飛ばしてどうする。

こっちだっておめえ(誰?)、この時期の、この試合でパーフェクト見たいなんて思ってねえわい。

もっと目立つ試合でやろう、パーフェクト。()

皇帝の御前で。

ところで衣装の方ですが、こっちは大幅チェンジ。昨年の猛禽類が脱皮したら、なんと“薔薇の精”が隠れていたようです。

ニジンスキーが薔薇の精を演じた時のコスチュームそのものってわけではないんですが、背中に自前()のお花をしょってます。ぶっちゃけ遠くから見るとアメフラシに見えないことも(おい)

この色(紺と紫の間の色)って、テレビの機種によっては本物と全然違う色に映っちゃうんだよね。本当はどんな色なのかは直に見た人のみぞ知る。いつか衣装展をやってくれることを待ちたい。

ところで、試合前の公式練習で羽生君、かつてプルシェンコ氏が「ニジンスキーに捧ぐ」の中でやった“薔薇の精のポーズ”を一瞬やりまして、「おおっ♪」と思ったんですが、実際のプログラムではやりませんでした(レイバックイナバウアーで腕の形だけ真似するのは去年の後半からやってますが)

あと、もともと“弓”を引くようなポーズが入ってたんですが、今回はバイオリンの“弓”を引く動きも加えられていました(これもプル様がやっていた動き)

こういったちょろちょろっとした遊び心を入れながら、徐々に完成形へ近づいていくんですね。

近づくんですね。(とても大事なことなので2回書きました)



表彰式では今まで見たことない、掲揚バー付きの国旗をぶんまわしながらのウイニング周回がありまして、なんか面白かった。去年の表彰台では羽生君が一番背が低くて「そういう時代が来たか!」と思ってたら、今年は小柄なエイモズ君と、日本人の血が16分の1入ってるキーガン君が両脇で、おさまりがよかったです(コラ)

さて、次回羽生君が出る試合は10月25日からのスケートカナダ。それまで他の選手が出る試合もゆるく気にしながら(熱量の差!)シーズンを楽しみたいと思います。

ともあれ羽生君、紀平さん、優勝おめでとう。日本のアベック優勝で幸先いいぞお。


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