てくてくミーハー道場

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2015年06月01日(月) 微 妙 な 感 じ に 匂 っ て い る

ユークリから来た最初の告知メールを読んだ瞬間、何を言ってるのかさっぱり分かりませんでした。



ボディスメルフレグランス「死 ん だ 妻 に 似 て い る」発売。




エ?(― ― ;) どゆこと?



まず、

ボディスメルフレグランス

これが何のことか分からない。

このバンド、かつてメンバー各自が普段つけてるだか好きな香りだかの(有名ブランド)香水のパチもんを売り出したことがあって(キリショーが出したやつはGACKTとホスト御用達で有名な「エゴイストプラチナム」(のパチもん)だったんだけど、それは元々吾輩のツレも使っていたので、嗅ぎなれていたという・・・すいませんなんかリア充自慢みたいなこと書いて←)、それは何らかのコンプライアンスに抵触しなかったのか今となっては判明しないのですが、それみたいなこと? と思ってたら、その遥かななめ上空をいく商品でした。

昔、お菓子(ガムだったか)や雑誌のおまけに「オレンジの匂い」「お花の香り」のするシールやカードがついてたことがあって(それ知ってる人は年齢がおそらくアレだぞ?)一日中持ち歩いてはくんかくんかしていた幼稚園児だったアタイ。

それのたぐいらしい。

ただ、練り込んである“かをり”というのが、オレンジみたいに食欲をそそったり、薔薇のようにうっとりとさせたりするもんでなく、各メンバーの“体臭”(を増幅させたもの)という、良い方に向かえば性○欲(←伏せれてない)をそそり、悪い方に転べば食欲と元気を完全に奪うという取扱い要注意なブツ。

ま、こういうことを思いつかせれば世界一の変態(褒め言葉)・鬼龍院翔。ぼくは密かに喝采いたしました。


ブツを実際に嗅ぐまでは。←



で、もうひとつの方に話題は進みますが、

「死 ん だ 妻 に 似 て い る」

って、曲のタイトルなのかよ! むしろこっちの方がびっくりだったわ。


どんなホラーな内容なのかとビクビクしてたら、同日YouTubeにアップされていたフルPVを視て今度は大々的に喝采。


さすがキリショー(((^-^)))、さすが金爆。


画ヅラは全体的に洗練されてきているが、その発想力の切れ味は(売れても)落ちてないし、実現力は(売れたからこそ)向上してるし。

自転車ごと川に飛び込んでた時代とスピリットは変わってないな(でも、今あれをやったら大いに叩かれるだろうな。売れる前にやっといて良かったね←)


実は、ぼくは今回のPVを視て、このPVを作りたかったからこの歌詞が出てきたんだと思ってました。

キリのブログを信じるならば(一言多い)そうではないようだけど。


ともあれ、菊地亜美本人を使えるぐらいの地位になれたんだもんな。すごいよな。

ん? 菊地自身、そんなたいした地位のタレントでもないのか? いやそれは失礼だな。こんなぼくでも金爆を知るより以前に菊地のことは知ってたし。そこそこアイドルでしたよ。

出てくれた菊地もいい子だな。ミーハーっぽいけど。


ただ、最初の方は「喜矢武さんも顔が変わっちゃってあんまり似てなくなったな」と正直思った。ベールとったときのショットがね(あれは化粧がひどいせいもある)

でも、

「先月よりも更に似てきてる」

のところで思わず(PVの中のキリがビール吹くみたいに)コーヒーを吹いてしまいました。

(T△T;)あれは卑怯だ


ちなみに、最初ぼーっと視てた時にはギターの人(笑)に違和感を感じなくて、

「なんかいつもよりダンスうまいな」

と思ってたぐらいで。(こら)

ずっとうっちー(内山正則君)だったんですねえ。喜矢武さんがウエディングドレスで出てるカットだけかと思ってた。

うっちーの出てる芝居ってぼくが観に行くようなタイプのものでないようで、なかなか実物にお目にかかれませんが、「喜矢武豊の影武者をやってた過去」がトーク番組でいじられるような日がくることをこっそりお祈りしています。



で、話はあっち行ったりこっち行ったりしますが、楽曲そのものは、ぼく的にも久しぶりに第一印象からハマった佳曲でした。

なにせ、PV視た翌日、一日中脳内ぐるぐるリピート。

これ、それこそ「女々しくて」以来ですよ。

疾走感が似てるよね。

まあ、「女々しくて」のような社会現象になることはあまり望めないけれども(コラ)、ぼくは好きだ。それでいいじゃないか。←

歌詞の内容も、主人公が“男やもめ”(語彙が古い)という点は鬼龍院的()には現実離れしていてヘンだが、「結局、ボクは君の顔にホレたのかしら?」とうじうじしてるところは相変わらず。

「顔が好き」って、そんなに責められることじゃないと思うよ。精神が青いうちはそういうことに否定的だけど(←中高年の開き直り)

ま、結局最後は 死 ん だ 妻 のところに逝っちゃうわけだけどね主人公は。

そんな真剣に論じるようなものではない。たぶん。





で、PVで罪なく笑って約二週間後の発売日。

例によって山野楽器・・・ではなく、当日たまたま新宿に行かねばならなかったので、南口のタワレコへダッシュ。

さすが紅白三年連続出場バンド(←皮肉?)、「新譜」でもない「グッズ」扱いなのに、堂々と「本日発売のレコメンド」コーナーに山積み。

ただし、3種だけ。

誰のがなかったか。

金爆ギャならもうお分かりでしたでしょう。そう。歌広場淳バージョンだけが置いてないのです。

直販サイトでも淳くんのだけ売り切れてたりしたらしい。

でも、おばさん恥ずかしいので「注文する」と店員さんに言えない(他の3枚を一挙に買っといて何が“恥ずかしい”だ!)

黙って3枚だけ買って帰ってきてしまいました。



で、淳くんのを買い求めてから他の3人のも開封しようと思って、『月刊ゴールデンボンバー』すらも封印して(タイムシフトしてる)待っていた。

あたりまえだけど、翌日にすぐ入荷するようなもんでもないらしく、約一週間空振り。

職場から一番近いCDショップが渋谷のタワーレコードという恵まれた環境にありながら(ご本人たちが落書き()したディスプレイ見て思わず(笑いすぎて)よろけてしまいました。何だ「関ジャニ∞」って)





全然手に入らなくて、本日、半分諦めて行ってみたTSUTAYAであっさりゲット。(_ _ )なんなのよもう





まず、楽曲よりも、“本体”の感想。

・・・あのね、予備知識がなかったので、かなりびびったんですけど、4人とも、最初全然ニオイを感じなくて、ぼく蓄膿症かしら? と思ったよ。

いや、まったく匂わないわけじゃなくて、なんか、紙(カードそのもの)の匂いが強くて。

なので、カードを直接嗅ぐのをやめて(それはするな、と注意書きにあった・・・ちゃんと読め)、慎重にこすって、指をクンクン(変態だ・・・我ながら)

やっぱり匂わないのよね。

ついに思い切って、“熱を帯びるまで”コシコシして(ああ、家人には見られたくない)クンクン。

ようやくほのかに香った4種の私的感想。


鬼・・・一向に香らない。本当に匂いがしない。ムシュー○゛(←)

あのね、この男が23歳まで童×だったのって、性格のせいじゃなくてフェロモンが薄すぎるせいなんじゃないの? とかBBAは遠慮のない感想を抱きました。


喜・・・一番「?!?!?」と思った人。ほのかに甘い。それも、甘ったるいんじゃなくて、さわやかに甘い。それこそツッコミを入れられそうな表現をすれば“青リンゴの香り”。マンガじゃなくて本当にいたとは。

喜矢武ギャ(どこが「ギャ」だ)としては「オラの目にくるいはなかった」と誇るべきなのかもしれないが、逆に怖かった。まじでスイート男子いや果実男子だったのね。


歌・・・本人の普段のガーリーぶりから化粧品くささを想像してたら(そういうのは排除して採取したらしい)普通に“人くさい”感じで逆に安心。

『月刊』では「肛門臭」などと散々な言われようだったが、ぼくの鼻は他人より鈍いのか、そんなでもない。異性の匂いの感じ方にはカラダの相性が関与してくるそうだが(おばさん!そういうのはボカして書いて!)、そんなにイヤな匂いでもないな。でもぼくは喜矢武ギャです(←)


樽・・・笑った。ぼくより一回り半も年下のあんちゃんに向かって言うのは申し訳ないが、ふつうにおっさんの匂い。でも“加齢臭”じゃない。働き盛りの汗臭い感じ。ほとんど毎日のように電車の中で嗅いでます。ニッポンの働くお父さん、ご苦労様←

正直、毎日電車の中でムカムカしていたが、これからは「研二もこの匂いなんだ」と思って(思うな!)お父さんたちに感謝することにします(嘘)


ま、このカードは相当匂いを増幅させてるそうなので、本人たちにはよほど近づかなければこんな匂いはしないんだと思うが(それにしてもキリの無臭ぶりは・・・)、こんな恥辱(?)を世間に周知するその度胸には、やはり感服せざるを得ない。

さすがだ。






で、最後にこれに一番感心したのだが、今回“オマケ”のCDでは収録曲3曲とも全員がソロで歌っているというプレシャスぶり。

正直、キリショー以外の3人の歌唱は余興レベルだと全く期待してなかったんだけど、なんとびっくり、皆さん、


すんばらしい。( ̄^ ̄ )


何が。


ピッチ修正が。☆\(― ―;)コラ

こんな本気()で収録してるとは思わなかった。

999円出しても惜しくない出来ですよ、それぞれ。

いや、喜矢武さんバージョンは、ぼく、1200円出してもいいですよ(なんだその中途半端な高値は)

バリバリ修正してるのはわかるけど(こらこらっこら)声自体がいいわ。好きだわー。

「愛してると言ってくれ」のコーダの雄叫びは3人とも期待通りの野生っぷりでいと嬉し。



3年半ぶりのオリジナルアルバムも、期待していて良さそうだ。

ツアーも、期待していて良さそうだ。

つっても、ぼく的初日はずっと先のことだけどね。

アルバム聴きまくって予習しとこうっと。


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