てくてくミーハー道場
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2012年03月24日(土) |
『DANCIN' CRAZY 2』(オーチャードホール) |
90年代から2000年代前半に濃いヅカオタだった者にとっては、東京會舘のプティフールをお土産にいただいたようなワクワク感に浸れた3時間でございました(*^^*)
もちろん前回の公演も観てまして、その充実ぶりに感動しまくりでした(旧「てくてくミーハー道場」にも感想書いたんだけど、もう見られません。ま、どうでもいいか)
ただ、その感動の8割方ぐらいは実になーちゃん(大浦みずき)によるもので、今回、それがとにかく残念で悲しくてしょうがなかったんだけど、今回出演の方たちも、さすがの実力の持ち主たち。
今回の呼び物のひとつは、女ばかりの『CHICAGO』セレクション。
代表的な曲を9曲という短いものでしたが、面白かったです。
ロキシーとヴェルマ役のお二人はもう期待通りの出来で、コムちゃん(朝海ひかる)はカワイイし、わたちゃん(湖月わたる)はカッコいいし。
ゲスト扱いでビリーを歌った(「演じた」つうより「歌った」て感じです)ずんこ(姿月あさと)の、驚異のレンジ(2オクターブの間を行ったり来たり)に「はぁ〜・・・」と、思わず口があいてしまいました(←閉めろ! みっともない)
あと、男役を踊った元・男役の皆さんの上腕二頭筋三頭筋(笑)にクラクラ(^∇^;)
フォッシーのダンスは、とにかく“普通”のダンスと使う筋肉が違うそうなので、上へ上へ伸びる華やかなダンスを得意とするタカラヅカOGの皆さんにとっては新機軸だったと思いますが、とにかく皆様カッコ良かったです。
まぁこれは良いことなのかそうでないのか判りませんが、『CHICAGO』のオキテとして衣裳は黒の下着(じみたもの)1点にもかかわらず、彼女たちの身上からくるものなのか、なんとのう上品なのよね、全体的に。
実は日本人キャストによる『CHICAGO』は、過去にもやっぱりと言うべきか、大変ヅカOGに頼っておりまして、ぼくもたかちゃん(和央ようか)がヴェルマを演ったバージョンを観ておりますし、以前にはヴェルマをターコさん(麻実れい)、ロキシーをツレちゃん(鳳蘭)がお演りになったそうです。
これ、知ったときは役逆じゃね? と思ったもんですが、実はロキシーの方が大きい役といえばそうなので(そんな差はないんだけど、あえて言えばね)、でも逆も観たかったな。
ああそれにしてもコムちゃん、かわえかったな〜(←ぼくの趣味がバレるな)
Act.2の方は、「ザ・タカラヅカ」てな感じで、バラエティダンスショー。
金髪美少年のコムちゃんの可愛いこと!!!!!!(←・・・あのね?/呆)
元娘役の方4人で踊ったピアソラのカッコ良いこと!!!
そのかちゃん(桐生園加)の相変わらず男らしいこと!(←コラッ)
伝説の『月夜歌聲』オマージュもあったし(^^。懐かしかったよ〜
そんで、ずんこが歌う「Dancing in the Dark」で白燕尾のわたちゃんと白ドレスのゆりちゃん(星奈優里)が踊るなんて、こんな夢のような贅沢があって良いものなのでしょうか?!(何だあのリフト! わたちゃん退めて何年経ってんだよ!←これはもちろん怒ってるのではなく喜んでおるのです)
しかもこの白燕尾は前になーちゃんが着ていたものなんだとか。
((>_<。))) な、泣かせないでくれよぉ・・・
「心の翼」も、「さぁ、泣け!」といわんばかりの演出でしたが(いきなり毒!)、ちゃんと言うこと聞いて泣きましたよ、あたしゃ(涙)
これが泣かずにいられるか!(慟哭)
ああ贅沢だった。
そして前回公演のDVDを捜すダンボール漁りの旅に出るておどるであった(明日も、早いよ?)
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