てくてくミーハー道場
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2012年03月09日(金) |
金爆するぜ!(食べこぼし編) |
とりあえず、怒涛のテレビ出演は2月上旬でパタッと途切れた(・・・ま、ここが弱小プロダクションとか言ったら敵に回しちゃうが)金爆さん。
いや、テレビとか出てる場合ではない。3月下旬から6月まで、長い長ーいツアーが始まるんですね。
今はまさにその準備期間のようです。
『Vの流儀』っていう番組、実は以前からテレビ誌を見ながらタイトルがすごく気になってた。
何の“V”なんだろう? って。
ジャニオタ頭で考えたら「V6」なんだけども、当然彼らのレギュラー番組は把握している。今んとこ『男のヘンサーチ』たらいうクソつまんない(こらこらこらっ!/大汗)番組だけだ。
おや? 表に誰か来た(略)・・・などという2ちゃんねるネタ(それも古い)をやってる場合ではない。
とにかく、何の“V”か。
確かめればいいのに、いつも視るの忘れちゃう。
今回、やっと正体が分かった。
“Visual系”の“V”だったんすね。
ビジュアル系バンドだけを取り上げる情報番組が(深夜とはいえ)成り立ってるってことに、まずびっくりしたよ。
あーあ、吾輩が十代のときに、なんでなかったのかこういう番組が(えっ? 欲しかったの?)
まぁ、ぼくがガラスの十代のときは、ビジュアル系自体がなかったんだけどね(^^ゞ
戯れ言(コラ)はさておき、ゴールデンボンバーがこの番組に最初に出演したのは、2010年の冬ごろらしい。ビジュアル系業界では既にブレイクしてた扱いであった。(←きつっ)
ぼくがそんなこと知るはずもなく(きつきつ)、こないだ武道館ライブを特集していた回(2012年1月31日放送)を初めて視たわけです。
いやー、一口に「ビジュアル系」って言っても、いろんな人たちがいるんやね(アーティストは言うまでもなく、客層の違いにも大笑い。トンガッってるLM.C、小ぎれいなViViD、○○○な金爆/おいっ!)←まあもちろん、目立つ人たちだけにインタビューしてたんだろうけど。「コスプレ選手権」もあったし
こういうの見ちゃうとついついビジュアル系全般に興味が広がりかねないのだけど、今んとこ金爆だけでも「もう新しいものにはまるのはそれぐらいにしといたら?」と家人にきつく釘を刺されてるので、自制してます。
実は今頃になってこういうこと書くと感じ悪いんだけど、今回の武道館フィーバー(またコレボキャブラリーが古いね)を傍で見てて思うのは、
「武道館ってそーーーんなに、すごいことなの?」(あっ、刺される/汗)
ってこと。
まあ、東京ドームで14年間ライブやってる人たちのオタを19年間やってっからぁ?(←感じ悪い感じ悪い)何でそんな“武道館、武道館”ゆうかなぁ? って。
あ、でも、こんな穢れきったおばさんの心にも、爆風スランプ(昔オタでした(^^ゞ)の武道館公演が決まった時の嬉しさ、そして参戦したときの感激と興奮は今でも染み付いているわけですが。
それと何より、ミーハー殿堂入りのぼくは、チェッカーズのライブに初めて行ったのも、武道館だったんです。1985年ぐらいだったか。
で、そん時はそん時で楽しかったんだけど、その翌年だったか翌々年だったかに、アイドル的動員数を誇っていたチェッカーズは大英断をして、ホールツアーをやったんですよ。
その時に行った某市民ホール(2000人キャパ)のライブが、すんごく面白かった。
テレビの歌番組で視てるだけじゃ、全然知ることができなかったチェッカーズの魅力満載だった。
大いに“売れた”ことによって武道館クラスがデフォルトになっていたチェッカーズだけど(その後、西武球場、東京ドームと会場がどんどん大きくなっていったし)、ちょうど良いサイズはホールなのかなぁ? って、そのとき思いました(むしろ、チェッカーズはダンスパーティバンドとして出発していたはずなので、実のところもっと小さいコヤの方がもっと楽しいのかなと思ったり)
動員数とかじゃなく、そのバンドが“やってること”にふさわしい大きさのとこでやることが大事なんじゃないのかって、ずっと思ってるんだよね。
金爆さんの武道館公演に関しても、そういう点を心配する人が内(本人たち)外(客たち)に少なからずいらしたみたいで、当時のメンバーのブログとか読むと、大変なことだったのがしのばれます。
だからむしろ、今だからこそ「成功して良かったね」と思ってます。
そして、『Vの流儀』で(やっと話が戻った)武道館ライブについていろいろ話してる鬼龍院さんを見て、
「この人は、分かってるな」
と感心したことしきりでした。
いやーあのね、ぼくがここまで若い(今までで最年少じゃねえか?)人に感心するのって、ないですよ。ほんとに。
彼が書く歌詞もそうだし、メディアなんかでの発言に関してもそうだし、なぜか、共感度が半端ないんだよなあ・・・。年齢も性別も生い立ちもぜんっぜん違うんですけどねえ。
第一彼は、音楽に関してもそうだけど、ネタに使ってるギャグとか、「歳ごまかしてねえか?」って思うほど古いものをよく知ってるしね。
そんなこんなで(あんましテレビの話してないな)、大きいところでやるならそれなりのものを仕上げる力量がゴールデンボンバーにはあったということで、めでたしめでたし(全然まとまっとらんがな)
あと、『ジョージ・ポットマンの平成史』(2012年2月4日放送)というサブカル好きは心がくすぐられるテレビ東京の深夜番組にキリショーがちょろっと出てました(「趣味:ゼルダの伝説」←この紹介がまた/笑)
だいたい何のテーマの時に出たかというと、「マンガの汗史」という、ビジュアル系ともバンドとも一切関係ない内容の時ってのがまたおかしい。
要するに、最近の日本人は汗かきべそかき努力することを嫌う、というその“やる気のない昨今の日本人代表”みたいなスタンスで、番組の進行役ジョージ・ポットマン氏(架空の人物です)のインタビューを受けたのだが、その時の答え(一所懸命練習するのはいまさら無駄だから、エアーバンドをやってます、みたいな答え)が、果たして番組側から要請されたセリフだったのか、質問されたことに本気で答えてたのかが分からなくて、そのもやもやする感じがこれまたくすぐったかった。
「“金の爆発”なるバンド」って紹介だけで、ぼくはもう腹筋がやられちゃったんですが(≧▽≦)
・・・これ、若いまじめな金爆ギャが視て、番組に抗議メールとかせんかっただろうな? そこだけがちょっと心配。
ポットマン氏がカメラに向かって「なぜこうも日本人は、努力するのをやめてしまったのでしょうか?」というナレーションをしてるのをキョトキョト見てる顔芸(?)で、察してくれたらと思います。
よし。テレビに関しては一応これで終わった。
しかし、その何十倍もの素材がこの人たちにはある。
飽きるヒマがない。
次は何に関して書こうかな? って、そんなことよりギャの皆さんはもうツアーのことで頭がいっぱいでしょうね。
いいなぁ・・・(←年寄りは家でじっとしてろや)
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