蘇州に来た目的の一つは、以前東京で日本語を教えた人に会うことだ。 朝一番にその人の勤務先の蘇州鋼鉄工場へ電話したが、いなかったので、観光に出かける。今日回ったのは、留園、寒山寺、西園、虎丘。どこもそれなりによかったが、中国の仏教の形式がわかったのが一番の収穫。ひざまずいて頭を床に打ちつけるようにして祈るのだ。 昼食を食べた食堂の人は素朴で親切だった。 夕方工場へ電話したらもう帰ったと言われてしまい、ひょっとして今回は会えないかと思った。だが、家に電話したらちょうど帰宅したところで、やっと話すことができた。そして夜ホテルまで来てくれた。しかも高価な贈り物を持って。たぶんこちらが贈ったものの合計よりも高いだろう。 今テレビを見ていたら、中島みゆきの「シュガー」の香港版をやっていた。びっくり。 会ったら話そうと思っていたことはいっぱいあったのだが、いざ面と向かうと、言葉が出なくなってしまった。
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